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2014年 03月 10日
ベニシジミの幼虫と成虫・・・序でにウラクロ卵探し
3月9日
この週末は2日間ともフィールドに出ることが出来ましたが、昨日の成果からアップします。

前日の帰り道のこの日も越冬卵探しの予定で、早朝は氷点下の雪山の林道を歩いていました。
積雪が多く、林道も所々で欠落していたので歩くのも大変な状況で、動物の足跡だけが異様に多くありました。
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30分くらい歩いたところで歩けなくなるほどの積雪に危険を感じポイントまで行くのを諦めました。
ここから雪のない暖かい場所へ大移動を余儀なくされ、昼には新生蝶を探せる場所にいました。

その場所は斜面にギシギシがあり、オオイヌフグリやホトケノザが咲く春を感じる場所でした。
青々と立派なギシギシの葉では、ベニシジミの終齢幼虫を見ることができました。
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今日羽化したばかりと思われる成虫もいました。(卵撮影機材しかなかったので証拠写真です)
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気温が低いためか、あまり飛ばず開翅して陽を浴びるシーンが見られました。
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普通種のベニシジミがこんなに綺麗に見えたのはこの時期だからでしょうね。
まだ寒い時期ですが、風のない暖かな場所では発生していることに感心してしまいました。

モンキチョウは見られず、コツバメやミヤマセセリなども飛んでいませんでした。
そこで、以前より気になっていたこの地のウラクロシジミの生息状況を卵で確認してみることにしました。
本来マンサクが咲く時期ですが、日当たりの悪い痩せた土地のためか殆どのマンサクは花をつけません。
散策路に沿ってキョロキョロと花のないマンサクを探すと意外と多く見つけられました。
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片っ端から手の届く枝だけをチェックしましたが、殆ど全ての木から卵が見つかりました。
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中にはひとつの冬芽に2つの卵が産みつけられていることもありました。
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勿論、マンサクの花が咲いているところもあり、そこにも卵がありました。
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花が咲いていると卵が探しづらいですが、見つけると絵になり嬉しいです。
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時間もなかったので、卵の超接写は撮りませんでしたが、コンデジのアップでも突起の特徴が分かります。
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この日は厳冬期から春へと移動しての探索になりましたが、新生蝶も見られ楽しいひとときになりました。
ウラクロシジミもそこそこ確認出来たので、幼虫や成虫も楽しみにしたいところです。
今年も成虫シーズンインとなりましたが、まだまだ越冬卵探しは続きます。

by konty33 | 2014-03-10 20:19 | シジミ類 | Trackback | Comments(8)
2014年 03月 03日
県内のキリシマ探索の成果は・・・?
3月1日
このところ春らしい日が続き、会社の河津桜も1週間で一気に満開になりました。
この日は天気予報も芳しくなく、北の方は残雪も心配なため、県内のキリシマミドリシジミの探索に専念しました。
朝一に仕事を片付けて遅めの出発でしたが、お昼を過ぎても全く成果がありません。
一瞬、「あった!」と勘違いしてしまうのが、こちらの卵たち・・・・・沢山ありました。
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アカガシの冬芽の基部についている白い物はキリシマに見えてしまいますが、アップで撮影すると全く違います。
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途中で小雨が降りましたが・・・・・・このポイントはきっとあるに違いないと思い諦めきれません。
結局、足下の悪い中で急斜面と格闘しながら探索を続け、夕方暗くなる頃にやっと見つけることができました。
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林内は既に薄暗いので、LEDでピントを合わせストロボを使用しての撮影です。
超接写でも撮影出来ました。
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周りの良い環境の幼木には全く卵がないのに、この1本だけは、どう言うワケか8卵の卵が見つかりました。
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1芽に4卵産まれたのもありましたが、残念ながら2卵は寄生されていました。
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最後はヘッドライトを使用しての探索でしたが、霧雨も降ってきたのでこれで終了としました。
小雨も降る一日でしたが、杉の花粉は最盛期を迎えており、帰宅後もくしゃみが止まらず大変でした。
翌日も探索したかったのですが、花粉症の後遺症?と静岡は雨だったこともあり、所用を片づける日としました。



3月3日
平日なので当然仕事がありますが、少しだけ早く起きて以前より気になっていた近くのイボタの様子を見に行きました。
新芽が膨らんでいたのでウラゴマダラシジミの幼虫がいないか探してみると・・・・・2齢幼虫が見つかりました。
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食痕のある芽を探せばいいのですから、卵探しよりも簡単かも知れません。
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食痕がっても幼虫が見つからないこともありますが、10分ほどで3つ見つけられました。
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夢中になってしまうと仕事に遅れるので、早々に撮影を終了し早朝探索終了です。


この分だと2週間以内にはギフチョウが飛びそうですが、シーズンオフにやり残した事が多くて困ります。
年度末で仕事も大忙しですが・・・・・・心ここにあらずと言ったところでしょうか。

by konty33 | 2014-03-03 22:27 | | Trackback | Comments(6)
2014年 02月 02日
ゼフの越冬卵とオオムラサキの越冬幼虫
2月1日
先週はインフルエンザでダウンしていましたが体調も元に戻ったので、ウキウキして早起きしてしまいました。
朝は氷点下3℃と少し寒かったですが、日中は風もなく暖かな感じの日でした。
まずは、クヌギの2次林でウラナミアカシジミの越冬卵探しを始めると・・・・それらしき?卵がみつかりました。
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この卵は綺麗にカモフラージュされているので明確な凹みも確認出来ず、アカシジミの様な気がします。
もう少し拡大してみてもよく分かりませんね。
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その後は、オオミドリシジミがみつかっただけ・・・・枝の分岐部以外にも生むようです。
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そもそもオオミドリシジミはいつもコナラばかりなので、クヌギで見つけたのが初めてかも知れません。
分岐部からもみつかりました。
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コンデジでアップにするとこんな感じです。
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超接写でみると表面の突起が美しいですね。
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昨年撮影したオオミドリシジミの成虫の写真も貼っておきます。
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この後、少し場所を移動してウラミスジを探したのですが、残念ながらみつかったのはミズイロオナガシジミだけでした。
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コナラの冬芽の基部にあると一瞬ウラミスジと間違えてしまいます。
この時期、こんな可愛いゾウムシがよくみつかりますが、ウラミスジは見つけられませんでした。
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越冬卵探しを諦めてエノキの根元でオオムラサキの越冬幼虫を探すことにしました。
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可愛い顔も撮ってみました。ゴマダラチョウとは微妙に違うようです。
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昨年は各地でウラミスジの卵や成虫が見られたのですが、今シーズンは苦労しています。
この他にも色々と探しましたが、狙い通りには上手く見つけられず成果はこれだけです。
来週は違った種類を狙うことにしましょう。

by konty33 | 2014-02-02 22:57 | | Trackback | Comments(8)
2013年 12月 30日
ゴマダラチョウとアカボシゴマダラの越冬幼虫
12月30日
今年もあと二日で終わりますが、休みに入っても家の大掃除などが忙しくフィールドに出して貰えません。
2013年締めくくりのネタですが・・・・近所のゴマダラチョウの幼虫にしました。
(買い物の序でに短時間で探せるのはこれしかありません)

ここで成虫を見ることは殆ど無いのですが、エノキの大木の根元の枯葉から見つかりました。
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強い風に飛ばされてしまったのでしょうか。1本の木の周りを暫く探しましたが3頭だけでした。
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顔はいつ見ても可愛いですね。
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比較のためにアカボシゴマダラの幼虫もみてみましょう。
もし同じところにいるとよく似ていて間違えてしまいそうです。
静岡でも中部くらいまで生息範囲が拡大しているようですが、家の近くではまだ見られません。
神奈川にムラサキツバメの越冬集団を見に行ったときにみられた幼虫たちを紹介します。
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こちらはエノキの幼木でみられますが、落ち葉だけでなく木の下の方にもいました。
あれっ! 背中の突起の数が少ない?これもアカボシですよね。
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12月の最初のころは、落ち葉に移動する途中なのでしょうね。
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今月に入ってからは特に忙しく、フィールドに出られるチャンスがあまりありませんでした。
これで今年は終わりですが、来年も蝶の観察を通して自然を楽しみたいと思います。
それでは、皆様良いお年をお迎え下さい。

by konty33 | 2013-12-30 17:48 | 幼虫 | Trackback | Comments(10)
2013年 10月 07日
カバマダラの発生確認
10月5日
台風で週末はダメだと思っていましたが、予想外に良い天気になりました。
神奈川県で発生したカバマダラが静岡県内でも見られるとのお話をお聞きし見に行ってきました。
ガガイモ科のフウセントウワタを目当てに、その周りを探してみるとジッと佇むだけのカバマダラ♀がいました。
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陽がささないせいか、驚かせない限り殆ど飛びません。こちらは擦れた♂かな。
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2010年に発生したときは凄い数でしたが、今回は数頭しかいませんでした。
数が少ないながらフウセントウワタには幼虫もいました。
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卵も探してみると・・・葉の裏からいくつか見つかりました。
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そうこうしている間に、陽が射すようになり成虫の活動が少しだけ見られました。
吸蜜はこの1回だけで、産卵や交尾は見ることができませんでした。
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今回は個体数が少ないながら、発生を確認できました。



早々に確認を終え、県内のもう1箇所の発生状況も確認に行きました。
県中部のそこでもフウセントウワタがありました。
畑作業の方に伺うと前日までは飛んでいたとか・・・しかし、採集者も来た後のようで成虫は見つかりませんでした。
そこで、発生の証拠にと幼虫を探しました。
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ここでも卵が見つかったので、今度はTG-2で拡大し少しトリミングしてみました。
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更に、MP-E65で超接写してみるとこんな感じです。
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カバマダラの発生が県内のかなり離れた2箇所で確認できました。
畑の持ち主の方に伺うと、フウセントウワタを収穫するときに出る白い液体が眼に入ると角膜を痛めるし、
お金にもならないので最近は栽培者が減っているようです。
この蝶の飛来を楽しみにしている人にとっては残念な話にも聞こえますね。

by konty33 | 2013-10-07 22:49 | タテハ類 | Trackback | Comments(12)
2013年 10月 05日
蟻と共存するムラサキツバメの幼虫たち
10月4日
この週末は天気が悪そうですし、ブログネタが全くありません。
そこで、ネタ探しのため昼休みに会社の駐車場の脇でムラサキツバメの生息状況を確認してみました。
マテバシイが2,3本あるだけですが・・・・・木の根元から出ているひこばえの新芽がちょうど良い感じです。
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このひこばえには食痕もあり、アリが多くみられました。
普通は、葉を少し巻いて巣を作るので、それを探しますが、葉を食べ尽くし殆ど丸裸の幼虫が多く見られました。
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幼虫の周りには沢山の蟻が取り囲んでいます。今回は2種類の蟻が見られました。
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この木は小さい蟻が多いようです。
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こちらには黒くて大きな蟻がいました。↓
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幼虫の数が多いので、2頭がぶつかるようにいる場面も見られます。
葉がなくなり、軸に静止するのを見ると・・・これからどうしていくのか心配になります
下の写真の下側の幼虫は20mm以上あり、間もなく蛹になりそうです。
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この幼虫たちは、とてもひらたく葉を巻いた中にいると見つかりにくいことがあります。
横から見るとその薄っぺらさが分かります。
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今年3,4回確認していますが、今年は初めて見つけました。
自分の駐車場所と違うので、このところ見ていませんでしたから、卵は見ていません。
コンデジを使用して、たった15分だけの観察でしたが、いれば簡単に見つかるので楽です。
年によって発生状況が安定しませんから、見つかると嬉しいですね。
これから暫くは、昼休みにでも経過観察をしてみたいと思います。

by konty33 | 2013-10-05 00:17 | 幼虫 | Trackback | Comments(6)
2013年 09月 05日
ミヤマシジミの成虫、卵、幼虫探し
8月31日 つづき   
河原のコマツナギの多いところにいるミヤマシジミの様子を見に行きました。
風も強く必死に草に掴まって飛ばないようで、すぐには見つかりませんでした。
風がおさまると1頭チラチラと飛び出しました。
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暫く見ていましたが、♂は少し擦れた1,2頭だけのようです。
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♀も見つけることができましたが、ボロボロの個体と少し擦れた個体だけでした。
強めの風が良く吹くので、翅がたたまれてしまい、狙った感じの写真が撮れませんでした。
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端境期なのか、それとも誰かに採集されてしまったのか、数が少なく心配な状況です。


成虫が少ないので、卵や幼虫を探してみることにしました。
卵は、晩秋と違って葉や花芽から見つかりますから、今年中にもう1化発生するのでしょうか。
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もう少し拡大してみましょう。特徴的な表面の凹凸がよく分かります。
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幼虫は、食痕を頼りに探しますが、その食痕がなかなか見つかりません。
やっと葉の表面を舐めたような食痕を見つけると・・・・幼虫がいました。
アリに囲まれた終齢幼虫のようです。
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シジミチョウ科の幼虫はアリ類と密接な関係を持つものが多くいますが、ミヤマシジミも例外ではありません。
背中から蜜を出してアリに与える代わりに、外敵から身を守って貰っているそうです。
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お尻近くにはフェロモンを出すのか、矢印で示した伸縮突起なる物があります。
良く見ていると・・・・時々一瞬伸びるのですが、一瞬なので撮影することが上手くできませんでした。
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他にもいないかと探してみると・・・・もう少し小さな幼虫もいくつか近くで見つかりました。
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新鮮な成虫がいないときは、幼虫などを探してみるのも良いですね。
蛹はアリの巣の中を探さないと難しいでしょうが、幼虫のアリとの協力関係を垣間見ることが出来ました。
年に数回ミヤマシジミの様子を見に立ち寄りますが・・・・
最近は、個体数が少なくなったこともあり新鮮個体に出会う確率が低くなりました。

by konty33 | 2013-09-05 21:16 | シジミ類 | Trackback | Comments(8)
2013年 05月 14日
GW中の各種の卵、幼虫、蛹を確認
4月下旬~5月上旬
今回は、趣向を変えてこの間に観察した卵や幼虫の記録を少々記載します。
順不同ですが、まずは、身近なところでウラゴマダラシジミの終齢幼虫や前蛹、蛹の確認です。
GW前半には、夕方立ち寄った産地のイボタノキでは、沢山の終齢幼虫を確認できました。
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この後、GW後半には前蛹や蛹になっているのが確認できました。
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これなら、5/後半には成虫になりそうです。
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この場所では、GW前半にクヌギからミズイロオナガシジミの幼虫も見つかりました。
一連の写真は、どれも夕方撮影なので、夕日で写真が赤っぽくなっています。
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GW前半には、ハンノキ林からミドリシジミの幼虫巣(通称;ギョウザ)も見られました。
逆光にして透かしてみると中の幼虫が見えます。
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失礼して葉を広げて幼虫も撮影させて貰いました。
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違う場所では、ウラジロガシからムラサキシジミの卵も見つかりました。
一瞬、ヒサマツミドリ??かと勘違いします。
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これは、拡大して見るととても綺麗に見える卵なので超接写をしてみました。
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3月にご紹介したベニモンカラスシジミの様子もその後も継続して見守っています。
GWには、どういうワケか圧倒的に数が減少していましたが、2回調査したところ終齢幼虫、前蛹、蛹を見つけることができました。
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GW後半には、蛹が見られました。昨年は羽化後の抜け殻を撮影しましたが、これは殻ではありません。
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GW後半、諏訪地方では芽吹きが始まるところでコナラのウラミスジシジミは孵化したところでした。
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孵化卵の殻が見つかり・・・・同じ冬芽の裏側を良く見ると小さな穴が・・・・・
まだ芽がふくらみかけたところですが・・・・幼虫がしっかり食い込んでいるのだと思います。
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こうして、同じGW期間中でも孵化したばかりのものから蛹まで、季節の進行が各地で違うことが分かりました。
GWに成虫以外の観察が多かったのは、天候がもう一つで成虫の観察機会が少なかったことの証拠でもありました。

by konty33 | 2013-05-14 22:54 | Trackback | Comments(4)
2013年 04月 22日
寒い曇りの日 ギンイチモンジセセリなど
4月20日
例年、この時期はギフチョウを追いかけて各地に遠征するのですが・・・・・
この日は生憎の曇り空で、しかも大幅に気温が下がったのでギフチョウは飛ばないと考え遠征は諦めました。

曇りでも確実に見られるギンイチモンジセセリを見に三河地方まで行くことにしました。
ギンイチモンジセセリは、以前は自宅付近でも見られたのですが、最近はまったく見られなくなりました。
静岡県内でも見るのが難しくなったと感じる種ですが、ここではごく狭い範囲で生き残っていました。
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曇りだとずっと静止しているようで、軽く草むらを刺激してやると飛び出しますが、すぐに近くに静止します。
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殆ど飛ばないので撮影はし易いのですが、開翅もしないし画像に変化がありません。
おとなしいので近づいて広角でも容易に撮影できます。
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こんな感じのススキの枯れ野原で、適当な草丈のところに多いようです。
ムリヤリ飛ばしたら黄色の花の上に止まりましたが、吸蜜したいわけではないようです。
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少し背の高い枯れ穂の上に静止してくれました。背景がスッキリして良い感じです。
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広角で撮影するとこんな感じです。
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反対側に回って、背景を変えてみました。
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近くの違う穂にも移動して・・・・
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同じような写真ばかりで「もう飽きた・・・」と声が聞こえそうなのでこれくらいにしておきますが、
もう少し早い時間に行けば、薄陽もさして開翅していたようなので、残念でした。
1時間ほどでこの地の撮影は終了し、心当たりを見て回りますが何も飛びません。


最後に寄った場所では、道路脇のカラムシにアカタテハの幼虫が沢山いました。
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この折りたたんだ葉の中に全部幼虫がいます。
失礼して少し開いてみると・・・・・ほら、この通りです。
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若齢幼虫は若葉がでる場所に小さな巣を作ります。小さな巣のひとつひとつに幼虫がいました。
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1cmくらいの小さなものから終齢幼虫までいろいろ見られましたが、人里近くの道路脇の方が多いようでした。

結局、夕方には雨が降り出し一日が終了しました。
本当だったら、トラフシジミやツマキチョウ、ウスバシロチョウなどが・・・・と期待していたのですが・・・・
やはり、天気が悪く気温も急激に下がったので厳しいですね。

by konty33 | 2013-04-22 22:06 | セセリ類 | Trackback | Comments(10)
2013年 03月 28日
ベニモンカラスシジミの幼虫探索
3月23日
静岡西部(北遠)のギフチョウを見に行った午後のことです。
昨年もこの時期に見に行ったのですが、どうしてもベニモンカラスシジミの様子を確認したかったので南信に足を延ばしました。
このベニモンカラスシジミの生息地は、ここ何年か見てきましたが毎年環境が悪化しておりとても心配です。
食樹のクロウメモドキは既に新芽を吹いており、まず、卵を探しましたが孵化した後でした。
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卵は1つか2つずつ産みつけられています。
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中には黒くなって孵化できなかった卵もあるようです。
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さて、孵化したなら幼虫がいるわけですが、探しても見つけにくいですね。
ウラゴマダラシジミの幼虫を探す要領で良いと思うのですが・・・・
すると既に2齢になった幼虫を見つけることができました。
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幼虫が見つけられる様になったので、観察力も多少向上したでしょうか。
いくつかの幼虫を見つけられたのは嬉しかったです。
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新芽には、確かに食痕が見られますが、2齢ともなると移動距離も長くなるのか卵や食痕の近くにいるとは限らないのです。
この上の写真は、全て気軽に撮影できるコンデジ(リコーGRDⅣ)によるものですが、デジイチ(7D+MP-E65mm)でも撮影してみました。
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この日は、時間がない中でも目的のベニモンカラスシジミの幼虫が見られたので、遠くまで足を運んだ甲斐がありました。
すぐに薄暗くなってしまいあまり探索が出来ませんでしたが、あちらこちらの環境悪化も凄まじい状況です。
今のところ細々と命を繋いでいますが、環境保全とこの種の保護の必要性を強く感じました。

成虫が羽化する前にももう一度くらい状況確認に行ってみたいと思います。
いつまでもこの蝶の姿が見られると良いですね。

by konty33 | 2013-03-28 20:35 | 幼虫 | Trackback | Comments(8)