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2024年 01月 10日
ヤナギでコムラサキの幼虫探し
1月6日
河原のヤナギで越冬するコムラサキの幼虫を探してみました。
台風の増水などでヤナギが流されてしまったり、ゴミが
幹に引っかかったり、倒木も多く・・・毎年様子が変わります。

探し出してすぐに見つけることが出来ました。
大きさは1cmくらいなので慣れないと見つかりません。
ヤナギでコムラサキの幼虫探し_e0224357_11274540.jpg
広角で写すと河原のヤナギの太さや凹みの様子が分かります。
ヤナギでコムラサキの幼虫探し_e0224357_11451716.jpg
今回は楽勝で次々見つかると思いましたが、次がなかなか見つかりません。
暫くしてやっと見つかりました。
真ん中の凹みにいますが、幹と同化し分かりにくいですね。
ヤナギでコムラサキの幼虫探し_e0224357_11301999.jpg
少しアップにしてみると・・2本の角もよくわかります。
ヤナギでコムラサキの幼虫探し_e0224357_11503560.jpg
その後は幼木も含め広く探しましたがサッパリでした。
樹皮の凹み部分にクモも上手く隠れていました。
ヤナギでコムラサキの幼虫探し_e0224357_11315393.jpg
蛾の幼虫はそこそこ居ましたが、コムラサキの幼虫はこれ以上見つからず
時間切れで出直しすることにしました。

【おまけ】
河原ではホオジロが近くに来てくれました。
ヤナギでコムラサキの幼虫探し_e0224357_11343522.jpg
ヤナギでコムラサキの幼虫探し_e0224357_11552499.jpg

ヤナギでコムラサキの幼虫探し_e0224357_11562141.jpg





冬になるとコムラサキの幼虫を探すのが楽しみですが
なかなか沢山の幼虫を見つけることがありません。
近年コムラサキの数も減っているのでムリはありませんが
もう少し見つけられたらと思います。





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# by konty33 | 2024-01-10 20:00 | 幼虫 | Trackback | Comments(0)
2024年 01月 07日
アサギマダラの幼虫の継続観察
1月5日 
今年もよろしくお願いします。
年末年始はとても暖かな日が続いており、雨が降ることもありましたが
総じて気温は高く風も穏やかでした。
年末年始に近くの山にアサギマダラの幼虫の成長を確認してきました。

写真は1齢幼虫の末期ですが、糸が張られた台座で脱皮待ちなのでしょうか。
アサギマダラの幼虫の継続観察_e0224357_22482626.jpg
食痕の円の中にいるのは1齢幼虫ですが大きさは5mm弱です。
アサギマダラの幼虫の継続観察_e0224357_22510590.jpg
肩に突起が出てきた2齢幼虫が一番多かったです。
アサギマダラの幼虫の継続観察_e0224357_22521106.jpg

アサギマダラの幼虫の継続観察_e0224357_23003451.jpg

アサギマダラの幼虫の継続観察_e0224357_22530526.jpg
こちらは摂食中でした。
アサギマダラの幼虫の継続観察_e0224357_22534755.jpg
アサギマダラの幼虫の継続観察_e0224357_22540798.jpg

今回は3齢幼虫も増えていました。
肩の突起が立派になり、お尻にも突起が出ています。
アサギマダラの幼虫の継続観察_e0224357_22551762.jpg
まだ10~15mmと大きくはありません。
アサギマダラの幼虫の継続観察_e0224357_22561386.jpg
もしかしてこれは4齢でしょうか。
蔓の部分を移動してました。
アサギマダラの幼虫の継続観察_e0224357_22550173.jpg
こちらは4齢幼虫ですね。
お尻の突起も長くなり丸々と太っていました。
静止している葉が糸が光っているので脱皮待ちかもしれません。
アサギマダラの幼虫の継続観察_e0224357_22571930.jpg

アサギマダラの幼虫の継続観察_e0224357_22573868.jpg
結構大きな幼虫がいる一方で、まだ卵も見られました。
アサギマダラの幼虫の継続観察_e0224357_22585199.jpg
因みにキジョランの実はまだ種が飛んでいるものもありました。
アサギマダラの幼虫の継続観察_e0224357_19181877.jpg
一方、エノキの幼木にいたアカボシゴマダラの幼虫は殆どが
落葉に隠れましたが、1頭だけまだ幹にいました。
アサギマダラの幼虫の継続観察_e0224357_23051273.jpg
11月末に幹に居た幼虫の台座も残っていました。
(白く見える部分が糸で作った台座の跡です)
アサギマダラの幼虫の継続観察_e0224357_23061020.jpg
参考までに・・こちらが11月28日の写真です。
アサギマダラの幼虫の継続観察_e0224357_23104037.jpg






アサギマダラの幼虫はゆっくりですが確実に成長が見られました。
卵から4齢幼虫まで見られ、成長のばらつきは結構あります。
一番多かったのは2齢幼虫で5~7mmとまだまだ小さいですが
継続して観察したいと思います。




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# by konty33 | 2024-01-07 20:00 | 幼虫 | Trackback | Comments(2)
2023年 12月 31日
冬の海岸散歩
12月29日 つづき
海岸線を散歩しました。
時々飛ぶチョウを目で追いますが風に煽られてすぐに見失ってしまいます。
風を避けるような場所でウラナミシジミが吸蜜していました。
冬の海岸散歩_e0224357_23492913.jpg
大半のセンダングサは花が終わり種を付けていますが、
少しは花も残っており吸蜜源となっていました。
冬の海岸散歩_e0224357_21372597.jpg
陽だまりのセンダングサではヤマトシジミも吸蜜していました。
冬の海岸散歩_e0224357_23513035.jpg
流石に新鮮な個体は見られませんが、赤く染まった蔦に静止しました。
冬の海岸散歩_e0224357_21361529.jpg
こんな時期ですが交尾も見つけました。
冬の海岸散歩_e0224357_23525948.jpg
センダングサの種を避けながら近づくと飛ばれてしまいました。
セイタカアワダチソウの花の残骸に静止しました。
冬の海岸散歩_e0224357_23541523.jpg
冬の海岸散歩_e0224357_23545972.jpg
この他には新鮮そうなモンキチョウがいました。
冬の海岸散歩_e0224357_23553884.jpg





この時期のコアタイムはとても短く
ふと気が付くとチョウが飛ばなくなっていました。
今年も終わりですが、来年も引き続き海岸散歩を出来たらと思います。





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# by konty33 | 2023-12-31 20:00 | 五目チョウ | Trackback | Comments(0)
2023年 12月 30日
冬の太平洋岸でヤクシマルリシジミを探す
12月29日 
真冬と言うのに風も弱く日中は約14℃と暖かな日になりました。
ヤクシマルリシジミの成虫が出ていないかと海岸の生息地を周りました。
成虫は見られませんでしたが、幼虫は想定外に沢山見られました。
冬の太平洋岸でヤクシマルリシジミを探す_e0224357_21221245.jpg
秋には殆ど見つからなかった場所のノイバラからも見つかりました。
冬の太平洋岸でヤクシマルリシジミを探す_e0224357_21241827.jpg
冬の太平洋岸でヤクシマルリシジミを探す_e0224357_21244662.jpg
大きさも様々ですが、
この葉には2頭の同じように小さな幼虫がいました。
冬の太平洋岸でヤクシマルリシジミを探す_e0224357_21260391.jpg
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終齢幼虫もいました。
冬の太平洋岸でヤクシマルリシジミを探す_e0224357_21281526.jpg
孵化して間もない幼虫もいました。
冬の太平洋岸でヤクシマルリシジミを探す_e0224357_21293010.jpg
卵の殻は沢山ありますが、幼虫はそれより少なめでした。
冬の太平洋岸でヤクシマルリシジミを探す_e0224357_21285071.jpg
食痕を見つけると幼虫の大きさも想像できます。
冬の太平洋岸でヤクシマルリシジミを探す_e0224357_21314892.jpg
テリハノイバラでも幼虫が見つかりました。
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冬の太平洋岸でヤクシマルリシジミを探す_e0224357_21325828.jpg
芽のころに葉の端に産んだ卵から孵化したようですが
既に葉は広がって食痕も見られます。
冬の太平洋岸でヤクシマルリシジミを探す_e0224357_21334285.jpg
ここでは卵も意外と簡単に見つかりました。
冬の太平洋岸でヤクシマルリシジミを探す_e0224357_21332265.jpg
冬の太平洋岸でヤクシマルリシジミを探す_e0224357_21343345.jpg





狙っていたヤクシマルリシジミの成虫は見られませんでしたが、
卵や幼虫は予想外に多数見つかりました。
この時期の幼虫の成長はとても遅いと思いますが、再訪し羽化を
確認できたらと思います。






# by konty33 | 2023-12-30 20:00 | シジミ類 | Trackback | Comments(0)
2023年 12月 27日
ムラサキツバメの集団のその後
12月18日
昨日から急に風が強くなり最低気温も3℃以下まで一気に下がりました。
この状況でムラサキツバメの集団がどうなったのか・・いつもの公園に行きました。

この集団は葉が小さいので零れ落ちそうです。
また、枝が風で相当振り回されており飛んでしまいそうでした。
ムラサキツバメの集団のその後_e0224357_21352857.jpg
手を伸ばせば撮影できる高さなのですが、
前回より少し増加し20頭以上になりました。
ムラサキツバメの集団のその後_e0224357_21001387.jpg
次の集団は目線より下ですが結構大きくなっていました。(14→22頭)
ムラサキツバメの集団のその後_e0224357_21384270.jpg
遠目ではよくわかりませんが、アップにしてみると・・・・
表に20頭いました。
ムラサキツバメの集団のその後_e0224357_21403400.jpg
葉の裏にも2頭がはみ出ていました。
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次の集団は少し高い場所ですが2頭ほど減っていました。
ムラサキツバメの集団のその後_e0224357_21423097.jpg
こちらは以前と同じくらいでしょうか。
気温が低いので前回より横になっている個体が多い感じです。
ムラサキツバメの集団のその後_e0224357_21442056.jpg
目線の高さで新たに見つけた集団は・・・・・
ムラサキシジミ4+ムラサキツバメ3の集団でした。
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角度を変えてみると・・・・縦に並んでいるのが分かります。
ムラサキツバメの集団のその後_e0224357_21464719.jpg
こちらも今回初の集団でかなり高い場所ですが
陽が当たっていたので起立していました。
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気温は10℃にも満たなかったですが、飛び出している個体もいました。
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いつもの公園から自宅方面に場所移動して・・・・
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足元にあるこの集団の数は変化なさそうですが
ガマズミが紅葉してきました。
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最高気温が10℃に満たず、風もそこそこありましたが、
集団から飛び出す個体も多少見られました。
以前あった集団がなくなっていたり、新たに形成した集団もありますが
今度の週末には氷点下の予想ですから今がピークで少しずつ個体数が
減少していくと思われます。





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# by konty33 | 2023-12-27 20:00 | シジミ類 | Trackback | Comments(0)