2015年 05月 14日
5月9日 土曜日は曇りで午後は里山を散歩しましたが、こんな天気では飛ぶチョウの種類は極端に少なくなります。 最初に出迎えてくれたのはサトキマダラヒカゲで、干乾びた獣糞に夢中で車に引かれるひかれそうでした。 こんな日はヒカゲの仲間しか見られないんでしょうか。 コジャノメを撮影するのも久しぶりです。 日ごろは撮影しようとするとすぐに逃げられるので敏感なチョウだと思っていましたが、 薄暗い感じなので近づいても大人しくしてくれました。 あまりにもチョウが飛んでいないので、ターゲットを変更して・・・・・ ウラゴマダラシジミがそろそろ蛹になるころだと思い探してみることにしました。 すると・・・・前蛹と蛹がいくつか見つかりました。 新しく伸びた枝は葉がなくなるくらい食べてあり、残された小さな葉の裏に蛹がありました。 前蛹もありましたから、最近蛹になったと思われます。 もう少しすると綺麗な成虫の姿を見られるでしょうか。楽しみです。 5月10日 翌日は、朝から晴れたのである目的で少し足を延ばしましたが、 序にウスバサイシンにいるヒメギフチョウの幼虫の集団を見てみることにしました。 葉裏に卵の殻と黒い幼虫の集団が見えます。 こちらは大きな葉に3卵塊で幼虫も3つの集団に分かれていました。 あまり気持ちが良くないかもしれませんが、真黒な幼虫の集団です。 鹿の食害を受けて食草が少なくなっているとも聞きますが・・・・・ こんなに育つほど食草があるのでしょうか。 自然界では幼虫も淘汰されて、成虫になるのは何割かでしょうね。 この日も蝶の撮影はほんの少しだけ・・・・探索もろくな成果はありませんが、 ミヤマセセリが綺麗な花で吸蜜していました。 ヒメギフの集団幼虫はこれまで見ることも少なかったので良い機会になりました。 それにしてもあまり収穫の無い1日半でした。 今週も土曜日の天気が悪そうなので幼虫探しを楽しむことになりそうです。
by konty33
| 2015-05-14 22:32
| ヒカゲ類
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-konty気まぐれ自然紀行- 2005年頃からデジイチで蝶を中心とした自然の撮影を楽しんでいます。シーズン中の週末には一人気ままに静岡県内や近県の野山に出かけます。 by konty33 カレンダー
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