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2011年 07月 19日
八ヶ岳山麓の夏のチョウたち
7月14日
会社の休日が木、金に変更になり、木曜日に遊んでいるのが変な感じですが、八ヶ岳山麓へミヤマシロチョウを観察しに行くことにしました。
まずは、早朝オナガシジミのポイントに寄って、軽くクルミの木をビートすると何頭かが下枝に降りてきました。
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近寄っても逃げないので広角でも撮影しました。
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少し上を見るとクルミの葉裏で寝ている個体?も確認できました。
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結局、下に降りてきたのは4頭ですが、完全な曇り空で光が弱いためか開翅はしてくれませんでした。
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この付近の草地には、キマダラセセリもいました。
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ひとしきり撮影を終え、オナガシジミは同じ位置に静止したまま開翅もしないので、諦めてミヤマシロチョウのポイントに向かいました。
暫く車で走っていると雲が急に取れ、青空が広がり始めるとほどなく強い夏の日差しになりました。
ポイント近くの駐車スペースに到着するとクロヒカゲ、ヒカゲチョウと共にアブの大群に迎えられます。
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アブに噛まれると後がかゆくてたまらなくなるので、露出分部分がないように気をつけ、手には革手袋をしました。
虫除けスプレーなどはまったく効果なく、肌を出さないことが一番のようです。

日差しが照りつけとても蒸し暑く夏らしい一日になりそうです。歩き始めるとコチャバネセセリ、イチモンジチョウ、フタスジチョウなどが目立ちます。
ウツボグサには沢山のヒメキマダラセセリが吸蜜に来ていました。
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ルリタテハは、いろんな葉に一瞬止まり感触を確かめるように食草を見分け産卵場所を探しているようです。
ヤマカシュウへの産卵シーンと卵を撮影しました。
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オオイチモンジも観察されることがあるようなので注意していると一瞬オオイチ?と慌てるとメスグロヒョウモンでした。
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途中の林道ではコムラサキも集団で吸水していましたが、近づくと逃げてしまいました。
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ギンイチモンジも新鮮個体がこげ茶色の翅表を見せてくれました。
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ミヤマシロチョウに出会うまでに、沢山の蝶たちに出会えたので今回はその紹介に留めておきます。
次回、ミヤマシロチョウの様子をご紹介します。

by konty33 | 2011-07-19 23:54 | Trackback | Comments(2)
Commented by maximiechan at 2011-07-20 05:44
オナガシジミのワイド写真は生息環境や空気感が伝わってきます。素晴らしいです。
メスグロヒョウモンは素晴らしいアングルでとらえましたね。
ウツボグサで吸蜜するヒメキマダラセセリも絵として秀逸だと思います。
よいものを見せていただきました。
Commented by konty33 at 2011-07-20 12:56
maximiechanさん 早朝のオナガシジミはとてもお利口さんで、お行儀がよかったのでいいモデルになってくれました。
メスグロヒョウモンは滑空している姿はオオイチと間違えますね。バイカウツギにも♂♀ともに集まっていました。
ヒメキマは顔が花に隠れてしまっているのでイマイチですが、雰囲気が良かったので掲載しました。もっとじっくり撮ればよかったと反省しています。


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