2019年 03月 22日
悪条件の中で見つけた新生蝶たち
3月16日 
この日もコツバメを探して前日と同じ場所に行ってみました。
しかし、微かに太陽が見えるだけで雲が取れず寒風だけが吹いていました。
結局、昼まで待っても日差しが強くならないので、新たな場所の探索をしてきました。
そこではベニシジミが寒風に負けず薄日に翅を広げていました。
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ミヤマセセリを狙った場所でしたが寒い為か見られませんでしたが・・・・
今年初見のベニシジミを撮影できたので良しとしましょう。


元の場所に戻ってみると日差しが戻っており・・・・
林道の湿った場所でスギタニルリシジミが吸水していたので驚きました。
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ここではここ3年ほど見つかっていますが珍しく・・・・
3月16日は過去最速記録です。
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敏感でなかなか落ち着きませんでしたが・・・・
一旦落ち着くと前翅をたたんで近づいても逃げなくなりました。
広角を持っていなかったのが残念です。
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吸水に満足すると少し高い杉の枝に止り・・・・・V字開翅しました。
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余り気温が上がらない一日でしたが・・・・
ナナホシテントウを見つけて・・・春を感じました。
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こんな気温が上がらない悪条件でも今シーズン初見の2種を撮影できましたが・・・
確実に見つかるはずのコツバメはまたしてもお預けです。
スギタニルリシジミはこの辺りでは珍しいので1頭だけでしたが・・・・
もう少し暖かくなったら、数が多い場所で集団吸水を観察できたらと思います。


午後に訪れた場所では強風でチョウが飛ぶ条件ではなかったので・・・・
ウラゴマダラシジミの幼虫を探してみました。
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まだ小さい幼虫ですが、5月には成虫が見られそうです。
もう少し大きくなった幼虫も確認してみたいと思います。



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# by konty33 | 2019-03-22 22:43 | シジミ類 | Trackback | Comments(0)
2019年 03月 19日
ミヤマセセリの吸蜜
3月15日 つづき 
午後は、ここ数年通っているミヤマセセリの生息地に発生状況を確認に行きました。
すぐに道沿いに飛ぶ個体を発見しますが、止ることはありません。
♂が♀を探して飛び周っているようです。
暫く見ていると時々静止する個体がいることが分かりました。
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まだ♀の姿はない様です。
時々静止しても・・・枯葉や枯れ枝に静止する同じような絵になってしまいます。
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薄雲が出始めて少し日差しが弱くなると・・・・
スミレに吸蜜する個体が現れました。
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次々にスミレに吸蜜していきます。
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この日一番のお気に入り写真が撮れました。
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小さなスミレに吸蜜すると・・・花が隠れて見えなくなってしまいます。
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2頭が同時にムスカリに吸蜜しましたが・・・・車が通って万事休す。
1カットだけ撮りましたが、正面からは撮れませんでした。
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その後ますます雲の密度が増し・・・徐々に個体が激減し・・・・
最後の1頭だけが動けず静止していました。
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昨年とほぼ同じタイミングでミヤマセセリが発生していました。
いつも♀は未確認で終わってしまうので今年こそは♀も見に行きたいところです。






# by konty33 | 2019-03-19 21:48 | セセリ類 | Trackback | Comments(0)
2019年 03月 17日
初の新生蝶はルリシジミ
3月15日 
コツバメ発生の情報を戴いたので会社近くの里山に行ってみました。
風もなく暖かに感じますが気温は11℃くらいで、越冬タテハも飛びません。
暫く周囲を歩いていると・・・・まずテングチョウが飛び出しました。
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気温が上がってくると林道のあちらこちらで姿が見られる様になりました。

しかし、目指す新生蝶であるコツバメが見当たりません。
するといきなり明るい青が輝くシジミが飛び出しました。
今シーズン初の新生蝶はルリシジミになりました。
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一瞬、開翅しました。♂ですね。
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すぐに何処かに飛んでいきましたが、暫くすると地面で吸水中の別個体を見つけました。
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更に♀の半開翅も見られました。
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3月にこの林道でルリシジミ♂♀を確認したのは初めてです。
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コツバメは見つからず・・・越冬蝶だけが目立ちます。
特に日中はキタテハをよく見ました。
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コツバメを狙っていたアセビの花にもキタテハが・・・。
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アセビには他にテングチョウも来ますが、アカタテハが多く見られました。
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番外編ですが・・・・
このアカタテハを撮影中に目の前にニホンカモシカが現れました。
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暫くお互いにジッと睨めっこしていました。



結局、コツバメは撮影できませんでしたが、今年はルリシジミでスタートとなりました。
午後は場所を移して違う新生蝶を狙いました。






# by konty33 | 2019-03-17 21:05 | シジミ類 | Trackback | Comments(0)
2019年 03月 11日
狙いの越冬卵は見つからず・・・
3月9日 
そろそろ新生蝶がいろいろと飛び出すと思われますが・・・
もう少し越冬卵を探したくて早朝に出発し雪の残る山に向かいました。

今回の狙いは今シーズンは未見のウスイロオナガシジミです。
ミズナラの林で越冬卵を探すのですが、これまで数回しか見つけたことがありません。
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こんなにミズナラだらけの林の中から探すのも大変です。
比較的若い木の幹を舐める様に探したり・・・・
横に張り出した枝の凹部を中心にLEDで照らしながら探しました。
ウスイロオナガを探していると・・・エゾミドリシジミの卵が時々見つかります。
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ミズナラの枝の分岐部周辺で数卵の卵塊で見つかります。
アップで写したいのですが、日陰側でカメラが近づけず、綺麗に写せません。
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他にも見つかるのはエゾミドリだけ・・・
枝を引っ張りながら撮影するのも大変です。
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この枝は引っ張ると日差しが入るのですが、枝がブルブルして撮影は大変です。
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通常は枝の分岐部の内側に産見つけられるのですが・・・
この卵は外側についていました・・・。
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こちらは綺麗な卵で2卵並びです。
光の条件が良いと・・・TG3でもこのくらいなら写ります。
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ミズナラの林の中には小さなサクラも時々あります。
ふと見上げると枝に白く光ったものが目に入りました。
そうです。メスアカミドリシジミの越冬卵です。
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帰りに林縁にあったクルミの枝を確認すると・・・
オナガシジミの卵はすぐに見つかりました。
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ミズナラから見つかるのはエゾミドリばかりで・・・
狙っていたウスイロオナガの卵は、時間切れで結局見つけられませんでした。

いよいよ今週末からは新生蝶に切り替えて探したいと思います。




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# by konty33 | 2019-03-11 22:28 | | Trackback | Comments(0)
2019年 03月 06日
初めての林道で越冬卵の探索
2月24日
昨日、日中は殆ど寒さを感じることなく過ごしましたが・・・・。
朝起きると-5℃・・・まだ冬だと実感させられました。
それでも確実に春が近づいており村の畑の斜面にはフクジュソウが花を咲かせていました。
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前日は弾丸探索だったので・・・・
この日は時間を掛けて初めての林道にチャレンジすることにしました。

この林道はミズナラ、コナラ、クヌギの密度はそれほど高くなく・・・
半日近く探しましたが、サッパリ成果がありません。
それでも粘って探すと・・・・
やっとミズナラからアイノミドリシジミが見つかりました。
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アイノは高い枝の先の方に産むのでなかなかお目に掛かれません。
卵の大きさと表面凹凸から老眼でもひと目でアイノと分かります。
続けてジョウザンミドリシジミも見つかりました。
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ジョウザンは下枝でも見つかるのでもっと沢山見つかって欲しいところです。
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その後、アイノミドリをまた見つけたのですがトラブルで撮影できず・・・・
これ以上どうにもならないので・・・この林道を諦めました。


別の林道の奥に切り倒されたコナラがあるとの情報を得たので行ってみました。
大した積雪ではありませんが、途中から林道が凍っていてスタットレスでも歯がたたず・・・
最後は歩いて伐採木を探すハメに・・・・・。

たった1本のコナラでしたが、山積みになった木から卵を探してみました。
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するとかなりの数の越冬卵が見つかりサルベージしてきました。
まずはアイノミドリシジミです。
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こんなに小さなコナラの冬芽にアイノが2卵は迫力があります。
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ウラミスジシジミは沢山見つかり驚きました。
この辺りで成虫を探したことはないので、成虫シーズンが楽しみです。
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卵の輪郭が滲んでしまっていますが・・・拡大画像を深度合成してみました。
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TG3でも意外と綺麗に突起が確認できます。
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アカシジミ
は卵を毛で隠す習性がありますが、その程度には差があるのが分かります。
分かり易い例をいくつか掲載します。
最初の写真はあまりカモフラージュされていない卵です。
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一部分だけに毛に覆われている卵も・・・
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下の写真は全体的に薄っすらと毛や体液で覆われた感じです。
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下の卵はこれでもかと毛をつけてカモフラージュした例ですね。
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ミズイロオナガは冬芽の基部に産み付けられた卵なら目に留まります。
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普段よく見つかるのは枝の凹凸部ですが・・・・
そんなところは見ていないので冬芽の卵だけが見つかります。
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太めの枝の分岐のすぐ横にエゾミドリシジミの卵塊がついていました。
コナラでは初めてです。
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後は分岐部に産れた卵ですがオオミドリシジミでしょうか。
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状況からするとオオミドリの可能性が高そうですが、雰囲気がエゾミドリ・・・・
拡大してもオオミドリかエゾミドリかは区別がつきません。
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足元に雪があると流石に冷たくて・・・段々と寒くなってきます。
全部探しきれませんが、きりがないので終了としました。





2箇所とも初めての林道でしたが、ふだんは下枝しか確認できず見つからなかった卵も・・・・
切り倒された木なら先端も含めて隅々まで確認でき・・・楽に卵が見つけられます。
残念なのは、卵が産み付けられた枝の位置や高さが分からないので今後の参考にはなりません。
今シーズンの越冬卵探しもそろそろ終わりの時期ですが・・・
もう1回くらい探してみたいです。




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# by konty33 | 2019-03-06 21:15 | | Trackback | Comments(0)