2016年 10月 13日
ムラサキツバメの幼虫観察
10月1日
少し前のことですが・・・・・
今年も夏ごろから会社の敷地内でムラサキツバメの卵や幼虫を気にしていましたが・・・やっとも見つかりました。
下の写真は前日に撮影したものですが、若い葉に卵や若齢幼虫がついています。
赤矢印は卵、青矢印は幼虫がいます。
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卵をアップで見ると独特な表面突起の様子がよくわかります。
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遠目では明かり難い幼虫もアップで見るとわかります。(1齢)
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左が2齢幼虫、右隅が1齢幼虫だと思われます。
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こんなに小さな幼虫では蟻も周りにいません。


10月2日 午後
大きな幼虫を見たくなり別の場所で探してみました。
こちらはまだ小さめですが、蟻が沢山取り巻いていました。
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こちらはボチボチ終齢の大きさです。
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道沿いに並んだマテバシイの根元のひこばえは大変さがしやすいです。
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葉をやや丸めて座を作っています。
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伸びた新芽が食べつくされて丸坊主になっているところもあります。
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卵も沢山ありました。これから伸びる新芽の根元だったり・・・・・
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茎にも沢山産みつけられています。
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秋の深まりとともにムラサキツバメの成虫も増えてくると思います。
今年も集団越冬を見つけるのが楽しみです。


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# by konty33 | 2016-10-13 22:38 | シジミ類 | Trackback | Comments(0)
2016年 10月 04日
ミヤマシジミの交尾など
10月2日
前週に続いて地元のミヤマシジミの様子を見に行きました。
曇り空であまり飛ぶ姿もなく、時々見かけてもよそ見をしていると見失ってしまいます。

たまたま新鮮な♀を追いかけるボロの♂が目に入りました。
驚かさない様に遠目から見守っていると・・・・・・暫くして交尾が成立しました。
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交尾前の求愛行動も少しだけ撮れました。
♀も近くを飛び回っていたので交尾拒否かと思いきや・・・・コマツナギの上に静止し・・・
そのまま♂が後ろからお腹を曲げていきました。
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角度が悪いので回り込んでいると・・・・もう交尾が成立していました。
交尾が成立してからも葉の上でクルクルと動き回っていました。
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コマツナギの花の上に止ると絵になります。
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花の上で移動するので広角やマクロで角度を変えながら撮影しました。
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新鮮な♂は見られませんでしたが、綺麗そうな個体の吸蜜シーンです。
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今回は蛹を見つけるのが目的でしたが、幼虫しか見当たりませんでした。
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蟻に攻撃されているように見えますが、伸縮突起で蟻を操って外敵から身を守らせているんですね。
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幼虫に夢中になっていてミヤマシジミの卵を撮影するのを忘れていました。
代わりにベニシジミの産卵を見つけたので、産卵直後の卵を撮影できました。
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産卵シーンはカメラのスイッチを入れ忘れていて撮影機会を逃してしまったので・・・・
吸蜜シーンを撮影しました。
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今回は、ミヤマシジミの交尾を観察できました。
沢山の卵を産んでくれることを期待します。
引き続き蛹を探してみたいとも思っています。



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# by konty33 | 2016-10-04 22:40 | シジミ類 | Trackback | Comments(0)
2016年 09月 30日
コマツナギとミヤマシジミ
9月25日 続き
地元の河原のチョウと言えば・・・・・ミヤマシジミは外せません。
拙ブログの見出し交尾写真を掲載しているので、久しぶりにミヤマシジミも探してみました。
以前と比較し相当数が減っていますが、保全活動も進んでいるようです。
食草のコマツナギの花の上で♂♀が並んだシーンです。
(実は羽化直個体がいたので花に乗せました・・・)
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見つけた時の♀は地面近くの葉の裏でぶら下っていました。(♂も同様なので省略します)
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羽化直がぶら下がっているならば・・・・蛹殻もあるはずです。
コマツナギの枝の下の方を見てみると・・・・・ありました羽化殻です。(他にも茶色の殻が3つありました)
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次回は羽化する前の蛹が見てみたいですね。
幼虫はたいてい蟻が周りにいるので見つけ易いです。
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お尻からアンテナのようなもの(伸縮突起)が出ています。
この突起から蟻に蜜を与えながら、蟻に外敵から守ってもらう「相利共生」と言われていました。
しかし、神戸大学、琉球大学、ハーバード大学の研究チームが面白い発表をしています。
端的に言うと・・・蟻にはあまりメリットがないことから蟻は幼虫に操られている・・・・・とのことです。

突起をアップで見てみるとこんな感じです。
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この幼虫は小さめですが蟻が沢山群がっていたので分かりました。頭が花に食い込んでいます。
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枝に小さな幼虫もいました。(蟻の大きさと比較するとその大きさの想像がつきます)
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花を食している幼虫が多いのですが、葉にも食痕があり幼虫が見つかります。
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卵も沢山ありましたが今回は撮影するのを忘れていました。
近いうちにもう一度覗いてみようと思います。
成虫は少なく心配になるほどでしたが、新鮮な♀は青い紋が光り輝き綺麗でした。
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♂は擦れ個体しか撮影できませんでしたが、開翅した時の青は綺麗です。
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冒頭の♂♀は・・・・向き合って・・・・・何やらお話し中?
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他にはヒメアカタテハがアカツメクサで吸蜜していました。
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近日中に再訪し、幼虫のその後を観察したり、蛹でも探したいと思います。
また、新鮮な成虫の開翅や撮り忘れた卵も撮りたいと思います。





# by konty33 | 2016-09-30 22:33 | シジミ類 | Trackback | Comments(4)
2016年 09月 28日
秋の河原
9月25日
相変わらず天気が不安定で遠出する気になりません。
自宅近くの様子を回りながら・・・これといった成果もなく・・・・
いつもの河原に辿り着きました。
地面に落ちた鳥の糞にウラナミシジミなどが多数集まっていました。
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集団の中にはツバメシジミも見られます。
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コンデジの広角も撮影しましたが、全く飛び立つ素振りを見せません。
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すぐ横にはキタキチョウもいました。
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この河原ではツマグロキチョウも多いのですが、先日の川の増水で生息地のカワラケツメイが壊滅状態です。
一部で被害の少ない場所もあり何頭かの成虫が見られました。
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この花はフタバムグラでしょうか吸蜜も見られました。
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綺麗な秋型ですが敏感で狙っていた広角写真は撮れませんでした。
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雲が厚くなり暗くなると吸蜜もしなくなり、飛ばなくなりましたが
静かに静止している個体を見つけました。
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秋型の交尾も期待しましたが、求愛行動だけに終わりました。
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交尾していたのはキタキチョウだけでした。
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新鮮なツバメシジミも可愛くて良いですね。
ここでは鳥の糞らしきものもありませんでしたが、地面でミネラル吸収していました。
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ツマグロキチョウが河原を飛ぶシーンや吸蜜シーンの広角写真、逆光に翅が透ける姿をイメージしていましたが・・・・
イメージ通りの写真は一枚も撮れませんでした。
今週も雨模様の日が続きそうで河原のチョウは生き残りをかけて必死でしょうね。




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# by konty33 | 2016-09-28 23:16 | シジミ類 | Trackback | Comments(2)
2016年 09月 26日
クロコノマチョウの顔比較
9月17日 続き
帰り道で夕方、クロコノマチョウの幼虫探しをしてみました。
以前から顔の比較をしてみたかったので、秋型が発生する前のこの時期が狙い目です。
この生息地ではジュズダマを食べており、食痕を頼りに探すとすぐに見つかりました。
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沢山あるジュズダマのなかでも特に多い場所があります。
だいぶ小さな幼虫もいました。
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狙いの顔の比較ですが・・・・・
殆ど真黒で真ん中に小さな紋が特徴的なものから・・・・
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紋がもう少し大きく形の面白いもの・・・・
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紋が3つの島に分かれたもの・・・・・
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顔全体に黄緑の紋が広がったもの・・・・
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今回は大きく4つの特徴に分けてみましたが、同様の顔が近くに固まって見られる様に感じました。
取り敢えず、暗くなる前に撮影しようと慌てて撮影した代表的な顔をコラージュにしてみました。
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唐突ですが、この周辺はヤマトシジミがやたらと多くて、交尾も見ることが出来ました。
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これまた序ですが、ツマグロキチョウの生息地付近でクズの花にウラギンシジミの幼虫がいくつか見つかりました。
下の写真は終齢幼虫ですが、角とは反対側に頭が写っているのが分かりますね。
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クズを摂食中?の頭をアップで・・・・・
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摂食中と言えば、ウラナミシジミの幼虫も・・・・・花に頭を突っ込んでいました。
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白っぽい幼虫もいました。
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今年も多くのクロコノマの幼虫を観察することが出来ました。
10月になったら秋型の成虫を見るのが楽しみです。
こうしたジュズダマが自生する湿地環境が引き続き守られていくことを期待します。



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# by konty33 | 2016-09-26 22:09 | 幼虫 | Trackback | Comments(4)