2011年 09月 13日
愛知のヤクシマルリシジミは何処にいったの?
9月8日
朝から良い天気で秋を思わせる綺麗な「うろこ雲」が印象的でした。
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今回は、この日見つけたリュウキュウムラサキ以外の蝶をご紹介します。
もともとヤクシマルリシジミの様子を見に行くのが目的でしたが、かなかなか見つかりませんでした。

まず登場したのは、新鮮なヤマトシジミ♀でした。落ち葉の上に静止する姿は秋を感じますね。
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ヤマトシジミ♂は沢山いましたが、全てスレた個体なので、カメラを向けませんでした。
続いての登場は、新鮮なルリシジミ♀でした。
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ファインダーを覗くと逆光で縁毛が青く輝きすごく綺麗なのですが、写真ではまったく表現できていませんね。
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暫く観察していると吸蜜の間に半開翅してくれました。新鮮な翅表がとても綺麗です。
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ヤクシマルリシジミの数が増える時期には少し早いのか端境期なのか分かりませんが、ちっとも見つかりません。

やっとの思いでたった1箇所だけ数頭のテリ張りを見つけることが出来ました。
青空をバックに少し翅表の青い輝きが見えて綺麗です。
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これまでの経験では、この時期のこの暑さで開翅することはあまりないので嬉しいですが、スレた個体で残念です。
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新鮮な個体ではないのでアップには耐えられないと思い少し遠目から広角で撮影してみました。
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その後も探し回り複数のヤクルリは居ましたが、残念ながら新鮮な個体は見つかりませんでした。

その他には、新鮮なキアゲハが多く見られました。しかし、吸蜜する花がなく枝先で休憩するくらいでした。
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カラスアゲハ、モンキアゲハ、アオスジアゲハ、アゲハも多く見られましたが、このあたりで例年見られるナガサキアゲハは見られませんでした。
それにしてもこの時期の平野部はたいへん暑く、半日も日向で頑張っているとクタクタです。
もう少し涼しくなったら再訪しヤクルリを探してみたいと思います。

# by konty33 | 2011-09-13 22:42 | シジミ類 | Trackback | Comments(6)
2011年 09月 10日
リュウキュウムラサキ 台風12号と共にやって来た?? 
9月8日
各地に大きな被害を及ぼした台風がやっと過ぎ去って、この日は気持ちの良い晴れとなりました。
そこで、渥美半島方面にヤクシマルリシジミを探しに出かけました。
目的のヤクシマルリシジミは次回ご紹介するとして、今回は、「迷蝶」を観察できたのでご紹介します。

小さなピークに陽当たりの良い小さな空間があり、そこには見たこともない大型のタテハが飛んでいました。
最初は一瞬スミナガシ?のようにも見えましたが、とにかく大型で何なのかすぐには分かりませんでした。
静止するとそれは20年くらい前の台風後に自宅付近で見たことがあるリュウキュウムラサキとわかり、テリ張り場になっているようです。
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飛び方は緩やかで滑空するように飛翔し、また、元の位置に戻ってきます。
開翅すると角度により綺麗な青紫色に輝いて見えます。(持参した脚立が役立ちました)
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この個体の証拠写真を一通り撮影できたので、当初の目的のヤクルリを探していると驚くことに近くで別の個体を見つけました。
上の2枚とは違う個体であることは、写真でも後翅裏の白帯の有無で区別できます。
また、実際に見ると一回り小さな個体に見えました。
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近づくとすぐに逃げるのですが、1回だけ広角で撮影できました。
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ゆっくり飛ぶので飛翔にもチャレンジしてみましたが・・・・。日差しの有無でコントラストが強すぎます。
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滑空すると横から撮っても上手く撮れないので、下から空を見上げてみました。
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テリ張りの時、開翅したり閉翅したりするのでその様子を3枚続けてご覧下さい。
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テリ張り中に前をカラスアゲハ、モンキアゲハが飛ぶと必ず追いかけますが、キアゲハやアゲハには反応が悪いようでした。

結局、この後翅裏に白帯が有る個体が、もう1頭飛来し一瞬絡んだところも目撃しています。
その個体は、すぐに飛び去ってしまい撮影できませんでしたが、近くで3個体が観察できたことになります。

台風12号のように西側を通過すると迷蝶が観察できる事が多いと聞きますが、3頭も一度に同じ場所に来ることがあるんでしょうか?
食草はサツマイモなどなので、夏前に飛来し一時的に発生している可能性も考えられます。
いずれにしても八重山諸島でも土着が疑われるほどですから、渥美半島で3頭は珍しいことではないでしょうか?
昨年、浜松で大発生したカバマダラのように個体数が増えたりしたら・・・・・??  興味深いですね。

# by konty33 | 2011-09-10 21:24 | タテハ類 | Trackback | Comments(16)
2011年 09月 06日
ウラナミジャノメ2化の発生を確認
9月1日
台風が接近して風が強くなる中、天気を心配しながら愛知のウラナミジャノメの様子を見に行くことにしました。
家を出発するときは雨で、現地に到着した時も小雨がぱらつきましたが、すぐ雨は上がり何とか曇り空を維持してくれそうです。
草地の中を探して歩くと2,3頭のそれらしき個体がさっそく飛び出してきましたが、ヒメウラナミジャノメと区別がすぐにできません。
とりあえず撮影しましたが、どうやらその内の1頭はウラナミジャノメに間違いなさそうです。
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この場所は、イネ科、カヤツリグサ科のほかに笹、シダ、松、杜松などが自生する環境で、上の写真は杜松の枝に静止したところです。
しかし、強い風が時々吹くので近寄るまでにすぐに逃げてしまい、草の中に潜り込んでしまいます。
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少し上から一瞬開翅するところを狙ってみましたが、新鮮で綺麗な翅表が見られました。
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草の中から出てこないかと追いまわしているとその内に藪の中に逃げ込まれてしまいました。
ちなみに、ヒメウラナミジャノメはこの時期ややスレた個体が多いので、慣れるとウラナミジャノメと区別できるようになります。
下の写真はヒメウラナミジャノメですが、比較のために掲載します。後翅の眼状紋が5つか3つかの違いですが魅力は違いますね。
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そのうち天気はやや回復し晴れ間も見られるようになり、陽がさすとこんどは蒸し暑くて大変です。
ウラナミジャノメを捜して歩くと笹の中からまた1頭が飛び出してきました。綺麗な個体です。
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シダの上に静止することも多くよく似合いますが、真横から近づいて撮影することは許されませんでした。
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先ほどまでゆったりと飛んでいたのに、突然スピードが上がり何処かに消えてしまいます。
また、別の個体を見つけました。よく見ると後翅の後の眼状紋が3個のところ3+α?と特徴がありました。
この種は時々こうした個体変異が見られるようです。
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反対側からよく見ると残念ながら後翅が少しスレており、羽根も切れていました。
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過去('07.9.8)に撮影したものの中には後翅の眼状紋が4.5ヶ??の個体もいましたので参考に掲載します。
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この付近に生息する他の蝶もご紹介しておきます。イチモンジセセリは多く見られますがキマダラセセリもいました。
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所々にサンショのひこばえがありアゲハが産卵していました。
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車に戻るとアサマイチモンジも突然現れました。これってアサマ??夏型ってこんなに白帯の幅が狭かったんですね。
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撮影はしませんでしたが、ヒカゲチョウ、キマダラヒカゲ、ルリタテハも見られました。
ここでは、6月の1化に続いて今回2化もそこそこの数の生息が確認され一安心です。
短時間の観察でしたが、約32℃で湿度が高いせいかすごく蒸し暑くてTシャツは汗でぐっしょりになったのでこの日の観察は終了です。
翌日は、ゆっくり北上する台風の影響でより風が強く、雨もスコールのように突然降るので探蝶を諦めました。

# by konty33 | 2011-09-06 21:32 | ヒカゲ類 | Trackback | Comments(6)
2011年 09月 03日
ゆったりと飛ぶホソオチョウの観察(山梨)
8月26日
前回ご紹介したクロツバメシジミの午後は、ホソオチョウです。
以前、偶然見つけた1頭を撮影したことがありましたが、一瞬だけでゆっくり観察したことがありません。
そこで、少し場所を移動し川の土手でホソオチョウを探してみることにしました。
前に幼虫を観察したあたりに行ってみると土手をゆったりと飛ぶホソオチョウ♂を複数見つけることが出来ました。
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なかなか静止しないのですが、曇りがちになると静止するようで、まずは♂です。
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♀はほとんどいない様子で、♂が10~20頭に♀1頭くらいの比率で♀も数頭見つかりました。
♀は比較的よく静止する様で、そのために数が少ないように見えるのかも知れません
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♂は♀を見つけても無視して飛んでいき、吸蜜するわけでもなく、何を求めて飛んでいるのでしょうか。
ずっと飛んでいて時々曇りがちになると静止するくらいで、面白い場面には出会えませんでしたが・・・・。
服や荷物に執拗にまとわりついて来る個体が居たので、指に乗せて撮影してみました。
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この土手では他にヤマトシジミが交尾していました。
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ベニシジミも交尾していました。(クロツも合わせてこの日3種目の交尾です。)
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あまり良い構図では撮れなかったので定番の吸蜜も撮っておきました。
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最後に、山梨のゴマシジミの様子を見に行きました。ポイントに到着するとすぐに1頭を見つけました。
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スリスリして開翅しそうなので待っていると突然のスコールです。
この雨は、局地的でタイミングの悪い恨めしい雨となりました。
しかし、今年も山梨の青ゴマを見られたので来年以降も期待できそうです。

# by konty33 | 2011-09-03 12:56 | Trackback | Comments(8)
2011年 08月 31日
山梨県北杜市に生息するゴマシジミの保全活動へご協力のお願い
本広報は8月中、ブログトップに表示します。最新記事は本保全協会の広報の後になります。

 山梨県茅ヶ岳周辺には、かつてはゴマシジミが広く分布していましたが、近年急速に個体数を減らし、現在でも生息が確認されている場所はごく限られている状況です。
 そこで、この地域のゴマシジミの生息地である山梨県北杜市の2ヵ所(旧明野村で1ヶ所、旧須玉町で1ヶ所)で、2009年よりゴマシジミの生息環境の保全活動が、地元、 北杜市オオムラサキセンター、日本チョウ類保全協会により行われています。
 この保全活動では、ゴマシジミの生息に配慮した環境の維持・管理を行っており、草刈りの際に食草のワレモコウを残すように留意しているほか、寄主アリの調査なども行っています。
旧明野村の生息地では、地元の財産区管理会が、保全活動地域でのゴマシジミ採集を禁止する旨の看板を設置し、ゴマシジミを守る活動への協力をお願いしております。また、旧須玉町の生息地は、農地でもあり、棚田の畔が崩れやすいこともあるため、採集だけでなく写真撮影なども含め、地元農家および地権者の許可なく棚田に立入ることをご遠慮いただいております。(こちらも看板を設置しております)
 おかげさまで、昨年、特に旧須玉町では、活動区域でのゴマシジミの産卵等も観察でき、明るい展望も開けるのではないかと期待しております。皆様のご理解・ご協力に厚くお礼申し上げます。
しかしながら、これらの地域のゴマシジミの発生は、いまだ厳しい状況に変わりはなく、同地域でゴマシジミが将来にわたって見られるよう、保全活動を進めてまいりますので、今後ともご理解・ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
また、保全活動を進めるにあたり、草刈りなどの管理活動にご協力いただけるボランティアを募集しております。本活動にご協力いただける方は、ご連絡をお願いいたします。


NPO法人 日本チョウ類保全協会
〒140-0014 東京都品川区大井1-36-1-301
TEL:080-5127-1696

北杜市オオムラサキセンター
 〒408-0024 山梨県北杜市長坂町富岡2812
TEL:0551-32-6648

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2005年8月15日に旧明野町で撮影したゴマシジミです。(旧式のコンデジにて撮影)

# by konty33 | 2011-08-31 23:59 | シジミ類 | Trackback