2011年 09月 24日
遠州のクロコムラサキなど
9月19日
前日には沢山のブログ仲間が関東方面からこの場所に来られたようですが、残念ながら仕事でご一緒できませんでした。
「蝶の玉手箱」のcactussさんが翌日もいらっしゃるとのことで久しぶりにご一緒しクロコムラサキを撮影しました。
まず多かったのは、ゴマダラチョウでした。
e0224357_2217438.jpg

近づいてもまったく逃げません。黄色いストローを伸ばして夢中で吸汁しています。
e0224357_2219610.jpg

違うところにはコムラサキが集団を作り始めました。(一番左がクロコムラサキ)
e0224357_22232060.jpg

真ん中の(翅裏が黒っぽくて白い帯がはっきり見える)個体がクロコムラサキです。
e0224357_2221553.jpg

狙いは、クロコムラサキ♂の翅表の綺麗な紫色を表現することです。
なかなか開翅してくれませんので、一瞬の開翅を狙って何回か撮影しましたが、角度が悪いとあまり輝きません。
e0224357_22285479.jpg

片側の羽根は綺麗な紫に輝いたのですが、思うような写真は撮れないものです。
e0224357_22374344.jpg

もう少しで全体が輝いたんですが、これももう一つでしょうか?
e0224357_22454078.jpg

少し引いて撮影した方が自然な感じがでます。
e0224357_2323675.jpg

クロコムラサキ♀も綺麗な個体が吸汁しに来ました。
e0224357_22473684.jpg

♀はご神木の回りの灌木を覆うノブドウ?にも静止してくれました。
e0224357_2254918.jpg

近づいても逃げなかったので、広角でも狙っていました。
e0224357_2257311.jpg

普通のコムラサキ♀はこんな感じなので、やはり随分色合いが違いますね。
e0224357_23253588.jpg

その内に同じような画像に飽きてきたので変わった画像を狙って、吸汁集団を逆光でも撮影してみました。
8頭ほどの集団のなかにクロコムラサキが2頭いますが、わかりますか?
e0224357_2391155.jpg

cactussさんが帰られた後、少しだけ残って見ているとコムラサキの交尾を見つけました。
e0224357_2322426.jpg

エノキの高い梢で交尾しており、風が強かったのでピンボケ写真の山の中から1カットだけ見られる写真を探し出しました。
ちょうど西に傾いた陽射しがコムラサキにあたり輝いて見えました。
三脚使用の300mm×1.4で撮影し3分の1くらいにトリミングしてあります。

この日はcactussさんともいろいろお話しでき、楽しく充実した一日になりました。
途中でウラナミジャノメも行ってみましたが残念ながら時期が遅いようで見つかりませんでした。
ツマグロキチョウも少しだけ撮影しましたので、別の機会にご紹介します。


9月23日に再訪
9月21日の浜松を台風15号が直撃したので、クロコムラサキや木々や河川の状況を確認に行きました。
ヤナギの木はご覧の通り、沢山の木が大きな痛手を負ったようです。
e0224357_22313159.jpg

クロコムラサキやコムラサキの数は減少し、どれもスレてしまい綺麗な個体は見あたりませんでした。
e0224357_2251823.jpg

台風の影響はすさまじく、川は濁流で一時的に水位が上がり河原の草木が倒れヤナギにはごみが引っかかるなど様子が激変していました。
河原の蝶たちに大きな影響を与えなければ良いのですが・・・・・。

# by konty33 | 2011-09-24 18:10 | タテハ類 | Trackback | Comments(12)
2011年 09月 21日
山梨でクロツバメシジミの産卵を観察
9月15日
シルビアに続いて、今年何度目かのクロツバメシジミを観察に行きました。
前回は、交尾を沢山見られたので、今回は産卵と幼虫の観察が主な目的です。
ポイントに到着すると早速、雰囲気の良い岩に静止する新鮮なクロツバメシジミを見つけました。
e0224357_22234160.jpg
近くのセンダングサに吸蜜する個体もいました。吸蜜し出すと長い時間動きません。
e0224357_22244161.jpg

交尾も1組見つかりましたが、風があり落ち着いて止まってくれず、狙いの構図では撮れませんでした。
e0224357_22331035.jpg

風に飛ばされ移動した先は、雰囲気は出ませんがツユクサの上です。
e0224357_22351065.jpg


昼頃になり、何故か付近のクロツが何処かへ行ってしまいツメレンゲの周りに見あたりません。
追いかけ回したためでもないでしょうが、暑さのせいかと思い、木陰で昼食を摂りながら待つことにしました。
暫くするとどこからともなく戻ってきて、一斉に産卵が始まりました。
e0224357_2238128.jpg

ツメレンゲの花穂の先の方に産卵する個体が多かったので、上から狙ってみました。
花穂の螺旋模様が魅力的です。
e0224357_22456100.jpg

e0224357_2363413.jpg

e0224357_224746.jpg

うまくツメレンゲに卵が付着せずお尻にくっついている産卵中の個体を見つけました。
お腹から出てくる時はまん丸のようで、緑色をしています。
e0224357_2249586.jpg

その後、この卵をツメレンゲに押しつけている写真も撮れました。
e0224357_22521926.jpg

通常は一連の動作で産卵を完了するんでしょうが、この時は違っていました。
産卵した卵はこんな感じです。(上の写真とは別の卵です) しっかり模様も付いているのが不思議です。
e0224357_2254222.jpg

この後、もう一つの目的である幼虫も探しましたがサッパリ見つかりません。
そこで、帰りに違うクロツの生息地に寄って、幼虫を探してみると1つだけ見つけることが出来ました。
e0224357_2256535.jpg

既に午後6時となり薄暗かったのでストロボを使っています。
これは終齢幼虫でしょうか?
よく見ると幼虫のお尻の方にアリが2頭なにやらやっていましたが良く見えませんでした。(暗くて老眼は厳しいですね。)
おそらく、この幼虫は10月のツメレンゲの花が咲く頃に4化として発生するのでしょう。
次回は、そのころ再訪し、その後の様子も観察したいと思います。

# by konty33 | 2011-09-21 12:42 | シジミ類 | Trackback | Comments(6)
2011年 09月 19日
この暑さではシルビアシジミも・・・・
9月15日
真夏のような気温が予想されるため、朝早めにシルビアシジミのポイントに到着しました。
土手の草地を探索しながら歩くとすぐに1頭が飛び出しましたが、時期遅れなのかスレた個体でした。
そこで、新鮮な個体を探して暫く行くと何頭目かにやっと比較的奇麗な♀が見つかりました。
e0224357_21161241.jpg

逆光で縁毛が青く輝くところを表現したかったのですが、輝く感じは出せませんね。
e0224357_21185941.jpg

実際にはとても綺麗に輝いて見えたのですが・・・。
この個体を追いかけていると、ミヤコグサにも寄ってくれました。
e0224357_21211113.jpg

この時期土手にはツルボの花が咲きますが、この花にも吸蜜に来ます。アレッ静止しているだけでした。
e0224357_21344780.jpg

産卵は目撃しましたが、ピントが間に合いませんでした。代わりに撮影したのは産卵直後の卵です。
e0224357_21361094.jpg

卵はミヤコグサの葉の表にも裏にも産卵するようでした。

交尾や開翅も期待していましたが、個体数も少なく時期も遅めで、更に、この暑さでは体力も限界です。
暑さで熱中症になりそうだったので、早々に車に戻りエアコンで涼みながら次の目的地に向かいました。


次に訪れたのは、前回(8/26)ホソオチョウを沢山見た河原の土手です。
この日は成虫を見ることはありませんでしたが、ウマノスズクサにホソオチョウの幼虫を見つけることが出来ました。
e0224357_2140544.jpg

e0224357_2140224.jpg

以前見たときにはすごい数でしたが、土手がアレチウリに覆われてしまい食草がほとんど見つかりませんでした。

ここまでで、10時です。この後は近くのクロツバメシジミの観察に向かいました。
その様子は次回掲載します。

# by konty33 | 2011-09-19 23:09 | シジミ類 | Trackback | Comments(2)
2011年 09月 16日
愛知のウラナミジャノメ2化 第2弾
9月9日
この日は「横浜のIさん」と久しぶりに待ち合わせ、先日消化不良だったウラナミジャノメにご一緒することになりました。
現地に到着すると先ほどまで雨が降っていた様子で草は濡れていますが、雨は止んで曇り空です。
この蝶を撮影するにはちょうど良い天候と考え、早速草むらに飛び込みました。
前回から1週間以上が経過しているので新鮮さが心配ですが、すぐに意外と新鮮な1頭が飛び出してきました。
e0224357_2253243.jpg

この日は曇っているせいか、バシバシ開翅します。
e0224357_22552862.jpg

シダはこの蝶にはよく似合いますね。
e0224357_225846.jpg

ウラナミジャノメはいつも笹やシダの葉上に静止するイメージですが、色々な花で吸蜜もしてくれました。
e0224357_22583596.jpg

e0224357_2259526.jpg

驚いたことに1箇所に2頭も吸蜜しているように見えました。
e0224357_22595587.jpg

しかし、よく見ると1頭はアズチグモ?に捕まっているようです。
e0224357_2331194.jpg

綺麗な個体ばかりではなく、ビークマークが付いたボロボロのウラナミジャノメもいました。
e0224357_2351124.jpg

クモやら鳥やらに狙われて、自然界で生き抜くのは容易ではありませんね。

その後、急激に天気が回復し陽が差し始めると暑くてたまりません。
そんな中、本来灌木や草むらに身を隠したがるこの蝶もたまたま草の少ない荒れ地に出てきてくれました。
e0224357_2372461.jpg


結局、この日も交尾や産卵は見られませんでしたが、吸蜜や開翅、それにクモの補食などいろいろと撮影できまずまずの成果でした。
今回は、10頭ほどの個体を確認しましたが、眼状紋の変異個体は見つかりませんでした。
後は、また来年6月に期待して昼過ぎには現地を後にしました。

# by konty33 | 2011-09-16 07:43 | ヒカゲ類 | Trackback | Comments(6)
2011年 09月 13日
愛知のヤクシマルリシジミは何処にいったの?
9月8日
朝から良い天気で秋を思わせる綺麗な「うろこ雲」が印象的でした。
e0224357_2203132.jpg

今回は、この日見つけたリュウキュウムラサキ以外の蝶をご紹介します。
もともとヤクシマルリシジミの様子を見に行くのが目的でしたが、かなかなか見つかりませんでした。

まず登場したのは、新鮮なヤマトシジミ♀でした。落ち葉の上に静止する姿は秋を感じますね。
e0224357_2145828.jpg

ヤマトシジミ♂は沢山いましたが、全てスレた個体なので、カメラを向けませんでした。
続いての登場は、新鮮なルリシジミ♀でした。
e0224357_20385470.jpg

ファインダーを覗くと逆光で縁毛が青く輝きすごく綺麗なのですが、写真ではまったく表現できていませんね。
e0224357_2047298.jpg

暫く観察していると吸蜜の間に半開翅してくれました。新鮮な翅表がとても綺麗です。
e0224357_20483455.jpg


ヤクシマルリシジミの数が増える時期には少し早いのか端境期なのか分かりませんが、ちっとも見つかりません。

やっとの思いでたった1箇所だけ数頭のテリ張りを見つけることが出来ました。
青空をバックに少し翅表の青い輝きが見えて綺麗です。
e0224357_20555376.jpg

これまでの経験では、この時期のこの暑さで開翅することはあまりないので嬉しいですが、スレた個体で残念です。
e0224357_210744.jpg

新鮮な個体ではないのでアップには耐えられないと思い少し遠目から広角で撮影してみました。
e0224357_23103073.jpg

その後も探し回り複数のヤクルリは居ましたが、残念ながら新鮮な個体は見つかりませんでした。

その他には、新鮮なキアゲハが多く見られました。しかし、吸蜜する花がなく枝先で休憩するくらいでした。
e0224357_21184250.jpg

カラスアゲハ、モンキアゲハ、アオスジアゲハ、アゲハも多く見られましたが、このあたりで例年見られるナガサキアゲハは見られませんでした。
それにしてもこの時期の平野部はたいへん暑く、半日も日向で頑張っているとクタクタです。
もう少し涼しくなったら再訪しヤクルリを探してみたいと思います。

# by konty33 | 2011-09-13 22:42 | シジミ類 | Trackback | Comments(6)