2011年 08月 17日
山梨のクロヒカゲモドキ♀と長野のムモンアカ転戦
8月11日
夏休み初日です。
前夜、相変わらずの無計画で、何処へ行こうかと考えながら「てくてく写日記」を拝見していたら、クロヒカゲモドキ♀の掲載がありましたので、これだと思い、まずは山梨方面へ行きました。
以前クロヒカゲモドキを見かけたお気に入りの林道を歩いてもお目当ての個体は飛び出しません。
クモの巣や蛇、蚊は嫌いですが、クロヒカゲモドキのためならと仕方なくひとり林内へ突入です。

暫く進むと1頭のクロヒカゲモドキが飛び出し、クヌギの幹に静止しました。
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残念ながらこの個体はスレており、反対側の羽根は破損しています。
すると近くに新鮮なクロヒカゲモドキ♀が静止しているではありませんか。
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慌てて撮影しましたが、更にすぐ横にも木漏れ日の中クロヒカゲモドキ♀が静止していました。
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こうなると余裕が出てきて、広角で周囲の雰囲気も合わせて写したくなります。
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朝方のためか意外にもおとなしく近寄ってもあまり逃げません。
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大きく極めて新鮮なものもいましたが、密集した林内の2m以上のところに静止しうまく撮影できませんでした。
その後も林内を探しましたが他では発見できず、ある一箇所にのみ複数の個体が集まっているようでした。
こうして、お目当ての♀を撮影できたのもbanyanさん記事のお陰です。ありがとうございました。



続いて向かったのがムモンアカシジミのポイントです。
以前に掲載した(7/28に行った)場所とは違い発生時期がやや遅めのポイントです。
発生木の近くにあるシシウド?でしょうか、綺麗な個体が吸蜜していました。
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白い食卓には、ムモンアカが集合しているところもありました。
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定番?ですが、ヒメジオンにも吸蜜しています。
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吸蜜中の個体に求愛するシーンも見られました。
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4時過ぎには吸蜜する個体が少なくなり、交尾の時間のようでした。
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綺麗な開翅も狙っていましたが、残念ながら今回は見られませんでした。「開翅しそう!?」止まりでした。
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こうしてアッと言う間に楽しい一日が終了しました。
暫く、夏休み特集が続きそうです。お楽しみに。

# by konty33 | 2011-08-17 11:38 | ヒカゲ類 | Trackback | Comments(6)
2011年 08月 09日
夏の林道の蝶たち
8月5日
夏のタテハやツマジロウラジャノメを探して南アルプスのとある林道に行きました。
普通の皆さんが仕事をしている金曜日なので、今回もひとりで探蝶です。

まず一番目についたのがミドリヒョウモン♂でした。
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圧倒的な数の♂に混じって♀も見られます。
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林道を奥に進むとミヤマシロチョウがフワフワと飛んでおり、クガイソウやフジバカマなどに吸蜜する姿が目立つようになりました。
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林道沿いには大きな崖があり、お目当てのツマジロウラジャノメが上の方を飛んでいます。
待っていても下りてこないので、そっと崖をよじ登り、途中の地面に静止した個体を300mmでやっと撮影しましたが崖は崩れやすく危険です。
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安全に撮影できる林道にはまったく下りてくる気配がなかったので、仕方なく先にを進むとエルタテハも吸蜜タイムでした。
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この付近では、キベリタテハもミネラルを求めてコンクリートの壁に張り付いていました。
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ウラギンヒョウモン♀も綺麗でした。
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アカタテハもフジバカマの群生地で吸蜜していました。
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当然のようにクジャクチョウもたくさんいました。
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途中で雨が降りそうな天気となり、帰ろうとしたときにお目当てのツマジロウラジャノメ♀がやっと見つかりました。
しかし、予想以上に個体数が少なく、これが目的だったのに撮影チャンスはこれだけでした。
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この林道では、ベニヒカゲも飛んでいました。止まらないので苦手な飛翔の証拠写真です。
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オッと忘れていました。ここでミドリヒョウモンと並んで数が多かったのはアサギマダラでした。
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そういえば、ガードレール近くに1頭だけヒオドシチョウも見ました。
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他にもフタスジチョウ、イチモンジチョウ、サカハチチョウ、ルリシジミ、アイノミドリ?など多くの種類を見ることができました。

今回はツマジロウラジャノメの観察がメインの目的でしたが、何とか見られて良かったです。
しかし、予想外に数が少なく、もう少しじっくり撮影したかったのですが、証拠写真程度なのが残念です。

# by konty33 | 2011-08-09 23:12 | Trackback | Comments(8)
2011年 08月 06日
ワンチャンスに賭け -鈴鹿でキリシマミドリのリベンジ-
8月4日
昨年は静岡県内のポイントで大苦戦したこともあり、今回は鈴鹿のキリシマミドリシジミを観察に行きました。
平野部は晴れているにも拘わらず、ポイントの山は雨模様です。(今年は毎週のことで雨は慣れっこです??)
平日にも拘わらず、既にポイントと思われる場所には採集者が2,3人陣取っていました。
雨はほどなく上がったので、ここぞという場所を譲ってもらい、陽がさすのをじっと待ちました。

最初の個体が現れた時、目の前を通過し、その大きさと輝きを久々に目にしあらためて感動しました。
陽がさし始めて2回目に現れた個体は、幸運にも目の前の低い所に静止してくれました。
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興奮で手が震えてたのか最初の写真はボケボケでしたが、「落ち着いて落ち着いて」と心の中で叫びながら、夢中でシャッターを切りました。
少しずつ向きが変わり閉翅したと思ったらゆっくり開翅してくれました。
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以上の3カットは300mm+1.4倍エクステンダーで撮影し、少しトリミングしてあります。
角度によって翅表の輝きや色具合が随分変るのがわかります。
安定的に陽が差すようになると気温も上がり、待てど暮らせどまったく静止してくれないので、仕方なく違う場所の様子を見て回りました。

この付近はアカガシが高密度に自生し、谷間沿いや良い感じの空間があれば、あちこちで飛翔は観察できました。
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結局、沢山の個体を目撃できたのに、撮影はワンチャンスしか有りませんでしたが、感動的な翅表の美しさを堪能し気持ちの良い一日をすごせました。


いや、気持ち悪いのもいました。それは、「ヤマビル」の存在です。
kontyはやられませんでしたが、現地でお会いし同行した人は「何箇所もヒルにやられた」と足から血を流しながら見せてくれました。
朝の雨がいけなかったのか、木の上からも降ってくるようです。

最後に、今回は、写真が少ないので、登山道で見つけた綺麗な「タマゴタケ」を掲載しておきます。
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これは、ベニテングタケと誤食すると大変なのですが、こんな毒々しい色をしていても食べられるそうです。
kontyはとても食べたいとは思いませんが・・・・・。(ご参考まで)

# by konty33 | 2011-08-06 22:59 | シジミ類 | Trackback | Comments(14)
2011年 08月 02日
信州でキマダラモドキを探し、ムモンアカシジミを堪能
7月28日
オオゴマと前後しますが、前日も天気が不安定で曇り空です。
こんな天気でも観察できる大好きなキマダラモドキを探すことにしました。
山梨では、この蝶を確実に観察できる場所もありますが、信州では偶然1頭と出会えても確実な場所を知りません。
そこで、以前に見たことがある場所を中心に範囲を広げて探してみることにしました。
2箇所目に立ち寄った八ヶ岳山麓の高原を歩いていると林縁のミズナラの周りを飛ぶ複数のヒカゲチョウらしき個体を見つけました。
林の中に逃げ込まれないように、そっと近づいて確認すると狙い通りのキマダラモドキです。
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よく観察すると1本のミズナラ(ご神木?)の周りに少なくとも5,6頭のキマダラモドキが執着しているようです。
(ヤッター!と心の中で叫ぶ)
しかも、曇り空のためかミズナラの葉上などのあちこちで開翅しています。
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ずっと同じ所では静止せず、暫くすると飛び、またご神木周りで静止するのを繰り返していました。
時々、灌木にも降りてくるので近くでも開翅を撮影できました。
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開翅を横から狙うのも綺麗です。
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広角で撮影しようとチャレンジするのですが、ある距離に近づこうとすると逃げてしまい失敗に終わりました。
時間をかければ、成功しそうな感じでしたが、雨が降り始めたので諦めました。
最後に、定番?の木の幹に静止したところもご紹介します。
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全体的にスレが少ない♂ばかりで時期的にまずまずだったと思いますし、確実な生息地のようです。
もっとゆっくりと観察し♀や交尾や産卵なども観察してみたいと思いました。

オオヒカゲ、キマダラモドキが観察できましたので、次は、今年未見のクロヒカゲモドキを狙ってみたいですね。



次に雨を避けるように場所を移し、狙ったのはムモンアカシジミです。
最初に立ち寄ったポイントに到着する直前で雨が降り出してしまいました。
とにかく天気が不安定で、局地的な雨に泣かされましたが、発生だけでも確認したくて、傘をさして探しましたが、残念ながら見つかりませんでした。

雨が大丈夫そうな次のポイントに到着するとすぐに複数の赤い個体が目に入りました。
しかも、クヌギの高いところなどあちこちで交尾をしています。
下に降りて来ないと撮影できないので、軽く刺激を与え降りてきてもらいました。
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上手く刺激を与えないと簡単に交尾が離れてしまいますが、何回か成功しました。
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更に、目の高さの葛の葉で交尾するカップルを見つけたので、広角でも撮影できました。
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どうした加減か、この日は低い位置で静止する個体がほとんど見られず、交尾ばかり目立ちましたが、
1回だけ目の前に降りてきて開翅してくれたので撮影できました。
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途中で小雨も降りましたが、何とか満足できる撮影が出来ました。

夕方になり、場所を移してクロヒカゲモドキのテリ張りを狙いましたが、残念ながら見つかりませんでした。
またしても、来週以降のお楽しみです。

# by konty33 | 2011-08-02 22:11 | ヒカゲ類 | Trackback | Comments(6)
2011年 08月 01日
雨上がりのオオゴマシジミ観察など
7月22日
夕方近くになり通りかかった道沿いでコヒオドシを見かけたので探していると道端でオオゴマシジミが吸蜜しているのが目にとまりました。
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明るい曇り空で開翅しそうな感じだったので待っていると、吸蜜しながら半開翅してくれました。
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結局、コヒオドシは何処かへ行ったまま見失いましたが、近くでコヒョウモンが吸蜜していました。
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帰宅時間を心配しながら、この後は急いで帰途につきました。


7月29日
先日十分撮れなかったので、オオゴマシジミの最盛期と考え有名な産地に出かけてみました。
ところが、ポイントに到着すると雨で、回復する兆しが見えません。連日の疲れが貯まっていたので、車の中で昼寝して待つことにしました。
結局、午後1時過ぎになり(6時間も寝てた?)、やっと雨が上がったので近くを見てみると2,3頭の青い個体が確認できました。
開翅個体を見つけますが高い位置で上手く狙えません。それでもなんとか雰囲気を撮影しました。
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その内に比較的撮影し易いところで開翅したので、そっと崖をよじ登り上から撮影できたのが下の写真です。
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崖から落ちそうな急斜面なので、良い構図にはなりませんでしたが、クロバナヒキオコシの葉上にて開翅です。
絵としては今一ですが・・・・ トリミングすると下のような感じです。
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一応、閉翅も撮影しましたが、これも遠くてトリミングしてあります。
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他に見かけたのは、ヒメキマダラヒカゲくらいでした。(このチョウは小雨の時なら飛んでいました)
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その内にまた小雨が降り出したので帰りましたが、民家のあるあたりまで降りてくると晴れ間が広がっていました。
何処か違うところへ行けば天気が良かったのかと少し後悔?
でも、何とか雨の中でも一瞬の天気回復を待ってオオゴマを撮影でき、まずまずの成果です。

# by konty33 | 2011-08-01 00:05 | シジミ類 | Trackback | Comments(10)