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2016年 03月 28日
美しい春型のトラフシジミの翅裏模様
3月27日
この週末はやや気温が低めですが、静岡ではやっとソメイヨシノの開花宣言がありました。
ギフチョウが飛ぶにはやや気温が低く、悩みましたが近県のギフチョウの生息地へ様子見に・・・・
花も咲いておらず・・・・撮影者は多いのですが前日まで発生は確認されていないとのこと。
と言うことで直ぐに地元に戻り・・・・キブシに吸蜜するトラフシジミを狙うことにしました。


今年はキブシが随分大きくなって沢山の花をつけていました。
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新鮮なトラフシジミが2,3頭吸蜜していますが、近くには中々来てくれません。
しかも逆光でストロボ必須です。縁毛が輝くのが唯一の狙いですが・・・・
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そんな訳で300mmで狙いましたが、1頭がいきなり目の前に降りて来てくれました。
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やはり100mmマクロで撮影できると嬉しいです。
しかもやっと順光で撮影できました。
トラフシジミの春型はとても綺麗で魅力的ですね。
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長い間吸蜜してくれましたが、枝被りや向きが悪く、思うような写真は上手く撮れません。
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このキブシにはコツバメも吸蜜に来ていました。
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地味な翅裏ですが、白い部分を背景に合わせてチョウを浮き立たせてみました。
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コツバメは地面で吸水したり・・・・
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枯草に静止し体を傾けて日光浴したり・・・・・してました。
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この場所では珍しくスギタニルリシジミも見ることが出来ました。
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ここで撮影したのは初めてですが、新鮮なのが嬉しいですね。
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翅表のブルーは飛翔撮影でチャレンジしましたが、撮影機会はほんの一瞬だけでした。
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その内に陽が陰り高い梢に飛んで行ってしまいました。

それ以外には・・・・
テングチョウはとても多く見られました。
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ムラサキシジミもかなり多い様子でした。
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他にも、キチョウ、キタテハ、ルリタテハ、アカタテハなど多くの蝶が見られましたが、
ここではミヤマセセリは何故か見られません。



今回は半日ムダな移動に使ってしまいましたが、午後は短時間に効率よく狙いのトラフシジミが撮れました。
地元もなかなか捨てたものではありません。
今年は地元のポイントもしっかりマークしておきたいと思います。



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by konty33 | 2016-03-28 22:11 | 春のチョウ | Trackback | Comments(6)
2016年 03月 21日
2016年シーズン開幕
3月20日
前日の雨から一転、とても良い天気になったので今シーズン初のギフチョウを見に出掛けました。
朝方はやや気温の上りが悪く感じたので、暖かくなるまで寄り道をしていており・・・・
現地に到着した時、既にバシャバシャと沢山の方のシャッター音が響いていました。
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皆さんの後ろから証拠写真をパチリ・・・・
よく見るとお知り合いの方が多く、1年ぶりの方もいらっしゃいました。
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最初は300mmで後ろから撮影していましたが、何回も吸蜜に来てくれるので100mmマクロに替えて・・・・・
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最初は遠目で小さくしか撮れなくても近くで吸蜜してくれることもありました。
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ギフチョウに劣らず背景の青空もとても綺麗でした。
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沢山の方々を満足させてくれた何頭かのギフチョウですが・・・・・
吸蜜時間も終了したのか飛び回るだけで、時々地面に静止するくらいになりました。
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毎年恒例になりつつあるアセビの吸蜜の撮影に飽きると飛翔を撮影する方や
お弁当を広げる方、そして他を散策する人と皆さん楽しんでおられました。


例年見られるコツバメは見つけられずミヤマセセリは一瞬だけ姿を見せてくれました。
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テングチョウも何頭か姿を見せてくれました。
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カタクリの花も少しだけ咲いていましたが、暫く待っても飛んできません。
写真では分からないかもしれませんが、ここのカタクリはとても小さくて可愛いです。
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ご一緒した皆さん撮影させていただきありがとうございました。




今年のギフチョウは3月15日に初見と聞きましたが、このところの暖かさで一気に発生した感じです。
スミレもカタクリもまだこれからで花が追いついていない感じです。
里山では、新生蝶としてモンキチョウ、ルリシジミ、スジグロシロチョウ、ベニシジミが確認できました。
他にも越冬蝶のヒオドシチョウ、キチョウ、キタテハなど沢山の種類が見られました。

ps.
自宅のモクレンはちょうど満開ですが、ソメイヨシノはまだ1輪も開花していません。
例年と花の開花とギフチョウが微妙に合わない気がします・・・・



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by konty33 | 2016-03-21 22:08 | ギフチョウ | Trackback | Comments(6)
2016年 03月 19日
ムモンアカシジミの越冬卵
3月12日 続き
この日の最後の狙いはムモンアカシジミの越冬卵です。
夕方、日暮れに間に合うかギリギリでしたが、意外と簡単に見つける事が出来ました。
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同じ木を探すと所々から1卵ずつ見つかります。
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造形は独特でとても魅力的なのが遠目にもわかるくらいです。
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近くの木も探してみると・・・・・別の木からも1卵見つかりました。
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いつものようにTG-3で目いっぱい拡大してみました。
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割とクリアーに拡大することが出来き、ディテールまでよくわかると思います。
ある程度満足できたので、もう1種欲を出そうとしましたが日没で終了です。



次の日は夜中に雪が降ったようで木の枝まで真っ白でした。
これでは卵探しはムリですね。
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午後に所要があったので諦めて帰る事にしましたが・・・・
帰り道でオオミドリを探そうと少し道草しましたが・・・・見つかりません。
ミズイロオナガシジミはありました。
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オオミドリがありそうな小枝の横の枯れ枝からアカシジミの卵が見つかりました。
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これもTG-3でアップで撮りました。
毛が少なかったのかカモフラージュは中途半端です。
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アカシジミとムモンアカシジミは卵の造形が全く違うことがよく分かります。



ムモンアカシジミの卵探しは初めての場所でも見つかったので嬉しかったです。
幼虫観察が出来たら面白いのですが・・・・
この夏の成虫シーズンも楽しませてくれそうです。




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by konty33 | 2016-03-19 23:23 | | Trackback | Comments(0)
2016年 03月 16日
念願のオオミスジ越冬幼虫
3月12日 続き
午後はゼフ卵ではなくオオミスジの越冬幼虫を探すことにしました。
実は、昨年5月に沢山の大きな幼虫や蛹を見ることが出来ましたが、
越冬幼虫は見たことがなく、今年こそと意気込んでの捜索です。
心当たりの木を探し2本目でビンゴでした。
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思っていたより小さかったですが、枝の分岐部にしっかりと糸で台座を作って鎮座しておりました。
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顔も撮ってみましたが、あまり可愛いとは言いがたい?ですね。
大きさは5~6mmくらいでしょうか、ホシミスジと変わらないくらい小さく思えます。
ふと、近くの枝に目をやるともうひとつ見つかりました。
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これも細い枝先だったので見つかりましたが、樹皮に凹凸があるような部分ではそんなに簡単に見つかる訳ではないと思います。
拡大すると幼虫の周りには糸が沢山見えますね。
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ここ3年ほどゼフ卵探しの序に探しても見つからなかった念願のオオミスジの越冬幼虫を
やっと見つける事が出来ました。
今回見つけられたことで大きさもコツも分かったので今後も各地で探せる気がします。
ホシミスジ、ミスジチョウ、オオミスジとくれば次はフタスジチョウを探さなければ・・・・・
産卵風景を見たこと無いし、生息地も限定されるのできっと難しいでしょうね。





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by konty33 | 2016-03-16 22:02 | 幼虫 | Trackback | Comments(2)
2016年 03月 14日
ジョウザンとハヤシは平年並み
3月12日
今年の越冬卵探しも終盤です。
不作の場所が多いので、もう少し各地を回ってみることにしました。
久しぶりに訪れた場所ですが、大きなミズナラから張り出した枝をチェックし
アイノミドリを探しましたが、高い場所まで届かず見つかるのはジョウザンミドリばかりでした。
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アイノを探すには貧弱な冬芽ですね。
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今年は何処へ行っても多いはずのジョウザンミドリシジミすらまだ見ていなかったので・・・・
見つかるのは嬉しいですが・・・・ジョウザンばかりでは・・・・。
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やはりこの場所でアイノが見てみたいと思い出来るだけ高く張り出した枝先を見るのですが・・・・
木が大きすぎて届くところは一番下の枝ばかり・・・・
若いことなら木登りもするのでしょうが今はムリです。
と言うことで・・・・またしてもジョウザンです。
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綺麗な卵を少しアップして写してみました。
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仕方なくコナラでウラミスジでもと思って探すのですが・・・・
コナラからもジョウザンばかりです。
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今シーズン初のジョウザンでしたが、アイノもウラミスジも見つからないと少しガッカリです。
もともとこれらは少ないポイントですから仕方がないかもしれません。


気を取り戻して・・・・カシワもあるのでハヤシミドリシジミも探してみました。
探しやすい幼木を見てみるとこちらはすぐに見つかりました。
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少しアップで見てみると綺麗な卵です。
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1年枝や冬芽付近で見つかることが多い印象ですが、意外と多く木の幹からも見つかります。
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数年枝の分岐にも多く見られます。
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コンデジ(TG-3)にしては綺麗に撮れた卵です。
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こんな感じでハヤシミドリもジョウザン以上に沢山見つかりました。


ハヤシとジョウザン以外は全く成果なしでしたが、ここは平年並みだと思われ一安心です。
昼過ぎにはお腹も減って疲れたのでコンビニ経由で次の場所に移動しました。




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by konty33 | 2016-03-14 20:55 | | Trackback | Comments(0)
2016年 03月 06日
ウラ〇〇シジミ3種の越冬卵探し
3月5日
とても暖かな日になり花粉が心配でしたが、この日も卵探しに出掛けました。
今回の狙いは・・・・マンサクの花も咲く頃なのでウラクロシジミです。
確実に見られると高を括っていましたが・・・・どう言う訳か見つかりません。
やっと見つけた貴重な卵です。
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マンサクは早春に黄色い可憐な花を咲かせるので今がマンサクを見つけやすいのですが・・・
雑木林の中では花も少なくこんな枯葉が目印になるかもしれませんね。
特徴のある冬芽を確認すれば他の種とは区別がつきます。
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マンサクの花と一緒に卵を撮影するのが狙いでしたが、肝心の花も卵も殆どありません。
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この分だと今シーズンは成虫の姿が見られるか心配になります。


次はトネリコの幹の凹凸部に卵塊で産卵するウラキンシジミの状況を見に行きました。
探しやすいのは手首~二の腕くらいの太さの木で、地面近くに凹凸がある木です。
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こんなところで見つかりますが、下の写真の下側の矢印は古い卵塊です。
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1~3卵ばかりで大きな卵塊はなかなかありません。下の写真は3卵です。
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老眼で細かなところは見えないので撮影して画像で確認していますが・・・・
こちらは暗くて写真の出来も悪く・・・4卵かな?
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木の根元付近には苔も生えていますが、そんな中にもあります。
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もう終わろうと思った時に大きな卵塊を見つけました。こんな綺麗で大きな卵塊は初めてです。
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拡大するとこんな感じですが、15卵あるように見えます。
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ウラクロ、ウラキンとくれば・・・今年探せてないウラナミアカを探すしかありませんね。
探していると良く見つかるのがミズイロオナガシジミです。
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ウラナミアカシジミは難度が高いですが、それでも西日が傾きかけたころやっと1卵見つけました。
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クヌギの比較的小さな木でやせた枝でした。
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角度を変えるとカモフラージュの下の卵表面の点々も少し見えます。
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最後に古い寄生卵も見つけました。2つありますが何処にあるか分かりますか?
ヒント;毛に覆われていますよ。
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今回はウラ系?平地性ゼフ3種を探しました。
特にウラキンシジミの大卵塊は見事でした。
近場の日帰りとしてはまずまずの成果だったと思います。
花粉が飛ばなければもっと良かったのですが、帰宅したら目が真っ赤でした。



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by konty33 | 2016-03-06 22:29 | | Trackback | Comments(2)
2016年 03月 03日
ゼフの越冬卵探しを楽しむ
2月28日
前夜は少し雪が降りましたが、朝からはとても良い天気に恵まれました。
林道を抜けてそれらしきポイントに着くと・・・・この日も卵探し開始です。
まずは、前日不発に終わったオナガシジミで景気をつけようとクルミの枝を引っ張ります。
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初めての場所でしたが、意外とあっさり見つかりました。
毛が生えた1年枝の途中や冬芽の付近に産んであります。
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次にサクラに産卵するメスアカミドリシジミを探してみることにしました。
林内の小さなサクラを中心に探しますが、メスアカはそう簡単には見つかりませんでした。
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ひとつ見つかると付近にもあるような前向きな気持ちが出てきます。
細い枝の途中や・・・・
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枝も分岐も見なくてはいけません。
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いくつか見つけることが出来たので・・・少し春を楽しむことに・・・・
畑の土手にフクジュソウが咲いていました。
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今年は例年より相当早いと地元の方から話を聞けました。

次にジョウザンやオオミドリを探そうとコナラやミズナラを探しますが見つかりません。

そこで場所を少し移動しハヤシミドリシジミを探してみることにしました。
カシワの幼木を探すとこちらはすぐに見つかりました。
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オナガシジミと産卵位置が似ていますが、毛が生えた1年枝の途中や冬芽付近から見つかります。
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少し拡大すると綺麗な卵だと分かります。
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短時間に複数卵を撮影できました。
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まだ陽が高かったのでもう少し探そうかとも思いましたが、花粉症らしき症状が・・・・
酷くならないうちに帰途につきました。
例年より成果は低迷していますが、ギフチョウが飛ぶまでもう少し探してみたいと思います。




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by konty33 | 2016-03-03 22:02 | | Trackback | Comments(0)
2016年 03月 01日
ゼフ卵探し不調に終わる
2月27日
今年はとても雪が少ないので、例年この時期には通れないような林道にも行けます。
今回はそんな山奥の産地でゼフ卵探しをしてみました。
朝から良い天気でとても気持ちが良いのですが、探し始めて1時間以上全く見つかりません。
林の中の空間に張り出したミズナラの枝先で・・・やっとアイノミドリシジミを見つけることが出来ました。
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さらにアップみると魅力的な造形が確認できます。
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こんな写真がコンデジで撮れるのですからカメラ技術も進んだものだと感心してしまいます。
この後暫く全く見つからなかったので場所を移動しましたが、途中の山並みがとても綺麗で目に沁みます。
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次のポイントはユキヤナギからホシミスジの越冬幼虫が沢山見つかりました。
枯れた葉しか写っていませんが、たたまれた巣の中に小さな幼虫がいます。
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ハンノキの幼木からはミドリシジミの卵も見つかりましたが、卵塊は見られませんでした。
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トネリコの幹の凹部からは少ないながらウラキンシジミの卵も見つかりました。
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陽が当たらない影の暗いところなので写真が鮮明さに欠けますが魅力的な表面造形です。
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クロツバラからはミヤマカラスシジミの大卵塊も見つかりました。
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さらに場所を移動して・・・・
コナラの幼木からはウラミスジシジミの越冬卵が見つかりました。
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綺麗な白い卵だったので・・・拡大すると特徴的な長い突起がよくわかります。
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面白いことに冬芽の基部ではなく、小枝の分岐部からも見つかりました。
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証拠の拡大写真です。突起の長さでそれとわかります。
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アッと言う間に一日が終了となりました。
個体数が多いと期待していたポイントで殆ど見つけられず夏の発生が心配されます。
各地を転々として、数は少ないながら5種類の卵と1種の幼虫が確認できました。
これだけ回れば本当は10種はいけたはずですがね・・・・トホホ・・・・


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by konty33 | 2016-03-01 22:26 | | Trackback | Comments(2)