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2014年 06月 12日
ヒメギフチョウとアサマシジミの幼虫探し
6月8日 
今年は早々に梅雨入りとのことで、この日も天気が不安定で、午後は局所的に雨が降る一日でした。
午前中は天気が良かったので各地を探索しましたが、たいした成果なく気がついたら信州にいました。
雨がパラパラ降り出したので、急いでヒメギフチョウの幼虫探しです。
ウスバサイシンの食痕目当てに適当に探すとすぐに見つかりました。
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既に集団を形成しておらず、終齢近くの黒のボディーに黄色い斑点が特徴の幼虫が見つかりました。
少し小さな幼虫も集団は解散していました。
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小雨が降り出したので急いで次の目的地に向かいましたが、目的地に近づく頃は本降りの雨でした。
仕方なく傘を差してアサマシジミの幼虫探索ですが、雨の降る中では見つかるものも見つかりません。
結構探してやっとナンテンハギから終齢幼虫を見つけました。
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派手な食痕があったのと幼虫が大きかったので見つけ易かったのだと思います。
1つ見つかると不思議なもので、これまで見逃していた小さな幼虫が見つかるのが不思議です。
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アリが周りを取り囲んでいるイメージでしたが、雨のせいかアリは殆ど見られませんでした。
たった1匹だけ小さなアリが幼虫に取り付いているのを見つけました。
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5mm程度しかない幼虫も新芽に潜り込んでいました。
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雨を予想していたとは言え、降り出すと気分が乗らないもので、あまり成果がありませんでした。
これから当分はこんな梅雨空が続くかと思うと遠出も考えてしまいます。
明後日の夕方から来週に掛けて海外出張もあり繁忙な日々が続きそうですが、
少しでも時間があればフィールドに出かけたいと思います。

by konty33 | 2014-06-12 22:47 | 幼虫 | Trackback | Comments(2)
2014年 06月 09日
ベニカラ 奇跡の一枚
6月1日
ここ数年毎年何回かベニモンカラスシジミの生息地に通っていますが、各地点の環境が大幅に変化しています。
午前中は以前見られた地点で探しましたが、それらしき個体を見かけても確実な確認には至りませんでした。
午後に探索した場所で♂のテリ張を確認でき、奇跡の一枚を撮影できました。
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暗い空間を飛ぶので飛翔撮影が難しいと思いますが、100mマクロで偶然翅表が撮影できました。
シャッター速度1/4000、ISO2000、絞りf=2.8でギリギリの条件でした。
飛翔もタイミングが合わないと翅表が撮れず翅裏の連写になってしまうことがあります。
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まるで空間に浮いて静止しているように見えますが・・・・・
折角、ピントが合ってもベニモンが写らないと嬉しくありませんね。

この日はこの時期にしては例年になく蒸し暑い日で、日向の気温が高すぎる為か
日陰の枝に静止しては、時々卍を見せてくれました。
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全てストロボを使用していますが、スローシャッターなのでブレ画像の大量生産でした。
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時々暫くいなくなりますが、数時間にわたってテリ張を観察できました。
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ストロボが上手く発光しないとチョウが暗くなってしまいますが、この方が自然かもしれません。
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口吻が伸びて何かを吸収しているようですが、この日は暑さのせいか・・・
暑さにハアハアしている犬の舌のようにダラッと伸ばしたシーンがよく見られました。
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別の場所では、羽化前の蛹も見つけることが出来ました。
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今年はあまりに忙しく、探索に費やす時間が少なかったですが、なんとか撮影に成功しました。
いつまでも生息を確認できることを祈らずにはいられません。

by konty33 | 2014-06-09 22:02 | シジミ類 | Trackback | Comments(14)
2014年 06月 05日
ウツギに集まるチョウや産卵シーン
6月1日 
この日はベニモンの探索に出かけましたが、それらしきチョウが飛ぶ姿(幻想?)を見ただけで午前中は成果なく・・・
待ち時間に見られた他の蝶をご紹介します。
ウツギの花にはイチモンジチョウが何頭か飛来して吸蜜していました。
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クモガタヒョウモンもウツギに来ていました。
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オナガアゲハも良く飛んできますが、吸蜜してくれるのはボロばかりでした。
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ふと見ると足元にウスバシロチョウが歩いています。
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産卵だなと思い、暫く様子を見ていると・・・・落ちていた細い枝につかまり産卵が始まったようです。
しかし、肝心なチョウの姿は草に邪魔され上手く撮れず、お尻のアップだけになってしまいました。
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産卵が終わったのを見計らい小枝を拾ってみると4卵産んでありました。
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産卵直後は、随分ピンクっぽくて表面には細かな凹凸があります。
コンデジの写真では今一つなので、デジイチで撮り直すともう少しはっきりと凹凸が確認できましt。
少し時間が経っているので、ピンク色が薄くなり白っぽく見えます。
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ウツギにめを戻すとヒメキマダラセセリも綺麗な姿を見せてくれました。
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更に午後になってテングチョウの産卵も撮影できました。
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暗がりに生える小さく痩せたエノキでしたが、何回も産卵シーンが見られました。
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新芽の中に産まれた卵も撮影しましたが、あまり特徴のない感じに見えました。
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ベニモンが見られなくても十分楽しむことが出来ました。
この時期ともなると撮影対象の蝶の種類が増加し、忙しく撮影を楽しめました。

by konty33 | 2014-06-05 22:59 | | Trackback | Comments(4)
2014年 06月 04日
ウラキンシジミの落下した幼虫
5月31日 
クモマツマキチョウを追いかけ歩き続けて疲れ切った日の夕方です。
まだ日暮れまでには時間があったのでウラキンシジミの幼虫探しをしてみました。

この種は終齢幼虫になると蛹化のため植樹のアオダモ(トネリコ)を降りますが、
葉を食いちぎって葉ごと落下するダイナミックな方法で降りることが知られています。
(これを落下傘とかパラシュートとか言われているようです)

地面に落ちているそれを探そうと言うのことです。
初めて探しますが、以外にもすぐに見つかり、しっかり幼虫もついていました。
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林道上に落ちているしんなりした葉を少し集めるとこんな感じです。
幼虫の大きさにバラツキがあり、蛹化には早すぎると感じるものも居ました。
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そのためか中には落ちた葉を食しているシーンも見られました。
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道の上に落ちている幼虫は踏まれて死んでしまう可能性が高いため・・・・
見つけては木の根元に移してやりました。
落下する時期の見極めは難しいとしても、意外と簡単に見つかるものですね。

6月1日
この日も好天に恵まれました。
本来の目的は違いますがコミスジの産卵シーンを見ることが出来ました。
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この写真からは産卵しているのか確認できませんが、この後卵を見ることが出来ました。
産卵直後の卵にアリが興味を示しています。
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産み付けられたばかりの卵は緑色で綺麗です。
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上から見ると丸くて、横から見るとイチゴのような模様で縦長でした。
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この後も2種類の産卵シーンと卵を確認できましたが次回にします。

by konty33 | 2014-06-04 23:08 | 幼虫 | Trackback | Comments(4)
2014年 06月 03日
今年3度目のクモマツマキチョウ
5月31日
今年は既に2回クモマツマキチョウを狙って出かけていますが、満足に観察できていません。
気が焦ってフライング気味なのが原因ですが、凝りもせずにまた南アルプスへ出かけてきました。
まず、迎えてくれたのはシロダヌキでした。
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この日はとても気温が高く、汗が滲みのどが渇き急速に体力が消耗します。
突然、目の前にオレンジが飛びましたが、止まる気配もなく行ってしまいました。
暫くすると戻ってきましたが、飛翔撮影しかないと考え苦手を克服すべく頑張りました。
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相変わらず上達していませんが、背景も汚いのはお許しください。
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こんな写真を撮りながら歩いているとハタザオで吸蜜するシーンにやっと出会えました。
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この個体は、かなり小さくシジミに近い感じで飛び方もせわしなくゆとりが感じられませんでした。
その後も何回か吸蜜シーンに遭遇しますが、吸蜜時間が短く近づくことすら出来ません。
撮影機会が少ない中で、♀も何とか吸蜜シーンを撮影できました。
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スミレの方が吸蜜機会が多かったかもしれません。
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♀のスミレ吸蜜も1回だけチャンスがありました。
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気温が高いせいかとにかく飛び回り吸蜜してくれません。
散々追いかけたり、歩き回ってヘトヘトになっていると・・・・
雲が出てきて時々日差しが遮られる様になり・・・・いきなり休止モードになることがありました。
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♂も休止モードになるとオレンジ目立たなくなり生き生きした感じがなくなります。
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しかし、陽が照りだすとまた飛び出し、運が良いと吸蜜してくれます。
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今回は、どうゆうわけか吸蜜シーンで半開翅してくれません。
これもかろうじて前翅紋の三日月が見える程度です。
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100mmマクロでも飛翔にチャレンジしてみました。(トリミングしてあります)
1列に並んだハタザオにピントを合わせ連射したのですが、これは吸蜜する素振りが感じられますね。
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ハタザオに産み付けられた卵もありましたので貼っておきます。
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見られれば良いくらいに思って出かけましたが、期待を越える成果でした。
構図の整った思い通りの写真は撮れませんでしたが、満足の一日でした。
今回はずっと歩きっぱなしで体力の限界を感じましたが、ただ待つよりは楽しい時間でした。
もう今年はチャンスがないかもしれませんが、来年に向け鍛えないとダメですね。

by konty33 | 2014-06-03 22:17 | シロチョウ類 | Trackback | Comments(6)
2014年 06月 02日
ヒメヒカゲ(1化)の発生確認
5月下旬
前日雨を降らせた前線の通過が早まり朝から晴れたので、三河地方のヒメヒカゲの生息地に行ってみました。
例年6月上旬に行くのでやや早いかなと思いましたが、意外と多くの個体の発生を確認できました。
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飛び方が弱々しい今日羽化したような個体も見られます。
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数の多い斜面では、開翅してくれる場面にも出会いました。
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殆どの個体が新鮮ですが、いつもと変わらない静止画ばかりで変化がありません。
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この地には杜松(ネズ)が多く、尖った葉の先にも静止します。
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時々地面にも静止しますが、特に吸水するわけでもなく・・・・。
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色々な場所に静止する同じような写真ですが、眼状紋の数や大きさに個性があります。
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ヒメヒカゲはこのくらいにして・・・・
ヒメキマダラセセリはオレンジに輝いて見えました。
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ウツギに来ていたコチャバネセセリは少し痛んでいました。
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サトキマダラヒカゲは最近少なくなりました。
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カラムシがあるとラミーカミキリがよく見られました。
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イボタの花で真っ赤なベニカミキリも目立っていました。
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今年は例年よりやや早くヒメヒカゲの発生を確認できました。
この日に見かけた普通種も一通り列挙しておきました。
前回掲載したウラゴマダラシジミと同じ日ですが、短時間にしては充実した観察ができました。

by konty33 | 2014-06-02 21:43 | ヒカゲ類 | Trackback | Comments(4)