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2014年 03月 30日
エゾミドリの越冬卵は美しい
3月29日
ソメイヨシノも7,8部咲きとなり、とても暖かな日になったのでギフチョウ狙いが普通でしょうね。
しかし、今年は積雪が多くて山地性ゼフ卵を見に行けていないので、そちらに行くことにしました。
近場の山より信州の方が花粉症には優しんですよ。(笑)
まずは昨年と同じ場所で定点撮影ですが、八ヶ岳山麓は残雪が多いようです。
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まずは、エゾミドリやウスイロオナガの成虫を確認した場所で難関種からスタートしましたが、ここでの卵探しは初めてです。
ミズナラの張り出した枝の分岐部や枝の落ちた穴を探すと・・・・
エゾミドリシジミはそこそこ見つかりましたが、卵塊が見つかりません。
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広場に面したミズナラは絶好だと思いますが、積雪が膝まであるので歩くのが大変です。
気温は10℃以上と高く、風もないのでダウンを脱いで薄着でも汗が滲みます。
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時々序でに枝先の冬芽も見てみるとアイノミドリシジミの立派な卵が見つかります。
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綺麗な卵だと思って拡大してみると意外と汚れていました。
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あまりの暖かさで汗をかいていると・・・・エルタテハが陽当たりの良い場所に出てきました。
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陽当たりで残雪量は極端に異なりますが、概ね林内はこんな感じで多いところでも膝下です。
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ウスイロオナガが見つからないので、場所を移動しました。
まずは、簡単に見つかるのオナガシジミの卵で景気づけです。
クルミの下枝を見ればついていますが、卵塊を探したら3卵並んだものを見つけました。
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オナガシジミの卵は特徴がある大きな模様なので、コンデジでもそこそこ見られます。
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2卵のものを超接写で撮影しました。
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さて、本題のウスイロオナガを探しますが、見つかるのはエゾミドリばかり・・・・
しかし、ついにエゾの卵塊を見つけました。まずは3卵。
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拡大するととても綺麗な卵でした。
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続いて5卵です。
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カシワの幼木からもエゾミドリが見つかりました。
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同じカシワの一年枝の付け根からはハヤシミドリシジミも見つかりました。
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ここまでで4種類、この後もいろいろと見つかりますが、果たしてウスイロは見つかったのでしょうか。
とにかく朝の7時~18時まで探しまくり、いつもより帰宅が遅くなりました。
帰り道は霧雨も降り、昼間の好天が嘘のようでした。
今日は、夕方まで雨と強風で最悪の一日でしたから、来週からはギフチョウを追いかける予定です。

by konty33 | 2014-03-30 22:13 | | Trackback | Comments(4)
2014年 03月 26日
キブシに集まる蝶たち
3月23日
朝から暖かで良い天気になりましたから、ギフチョウに再挑戦する事も考えましたが・・・・・
個体数より撮影者の方が多いだろうと思い、皆さんの邪魔にならぬように別の場所に行きました。
谷間にひっそりと咲くキブシを半日眺めていると・・・・いろいろな蝶たちが吸蜜に訪れます。
まず来たのはアカタテハでした。
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遠くに止まるアカタテハを小さく撮っても雰囲気が出て良い感じです。
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すると突然もう1頭が現れツーショットとなりました。
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アカタテハの次には、コツバメが登場しました。
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どうしても逆光になってしまうので、ストロボ使用しています。
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コツバメは、近くの広場でも1頭だけが良いモデルになってくれました。
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1カットだけですが広角でも・・・・ 体を傾けて枯れ草の上で日光浴のようです。
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キブシにはこの後トラフシジミも来てくれました。
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近い位置で望むような角度では吸蜜してくれず、イライラ・・・・チャンスは少なかったです。
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順光で撮影出来ると良いのですが、近づこうと焦って枝に触れてしまい飛ばしてしまいました。
その他には、テングチョウも吸蜜していました。
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ここではキブシに集まる蝶たちを存分に楽しむことが出来ました。


前日に撮影したミヤマセセリの吸蜜を撮り直したくて、少しだけ立ち寄ると・・・・
農家の庭先に咲いていた紫色の花に吸蜜しているミヤマセセリを見つけました。
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この日は、近場で春を感じながらの撮影でしたが・・・・
キブシの花では様々な蝶が吸蜜にやってくるのを楽しめました。
この他には、スギタニルリシジミやツバメシジミなどもみられ、本格的な春の訪れを感じることができました。
偶然出会ったKさんには、いろいろとご指導いただき感謝いたします。

by konty33 | 2014-03-26 22:22 | 春のチョウ | Trackback | Comments(12)
2014年 03月 22日
ミヤマセセリと序で?にギフチョウの初見
3月22日
高気圧が西から大きく張り出し、昨日よりは冬型の気圧配置が緩む予想に期待して出かけました。
まずは先週空振りに終わったミヤマセセリ狙いですが・・・・今回は知り合い5人での撮影会となりました。
9時前に到着した時は5℃で、快晴で日差しはありますが、風が強く寒くて暫く飛びそうもありません。
暫くすると少しずつ暖かさを感じるようになり、テングチョウが飛び始め、その内にミヤマセセリが飛び出しました。
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ここでは、スミレやタンポポの吸蜜を狙いに来たのですが、思うようにいきません。
一画にホタルカズラらしき花が咲いていて、その上を通るとき時々吸蜜してくれました。
しかし、日差しが上手く両翅に当たらず、綺麗には撮影させて貰えません。
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草木が邪魔して翅の上に影を落とすのも気になります。
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両翅が綺麗に撮影できるとストローが見えません。
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こんなシーンを何回か見せてくれいました。
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今回は♂ばかりでしたから、♀狙いで再訪したいところです。
昼前にギフチョウの発生の様子を見にみんな揃って移動しました。
おにぎりを食べていると「ギフチョウが飛びだした・・・・」と教えて貰いました。
散策路にギフチョウが出てきてもヒオドシチョウが追い立ててしまい、林内に隠れてしまいますが・・・・・
何回目かにやっと証拠写真が1カット撮れました。
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コツバメも何頭か飛び出しましたが、飛び回ることが多く撮影出来たのは1カットだけでした。
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逆光だったので鱗縁が青く輝いていました。
青空背景に変えると雰囲気が変わりますが、もう少しストロボを強めにあてたかったですね。
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今回は、久しぶりに大勢での撮影会となり楽しいひとときでした。
ギフチョウはまだ発生初期で数はいませんでしたが、今シーズン初めて見られて良かったです。
ご一緒した皆さんありがとうございました。

by konty33 | 2014-03-22 23:41 | セセリ類 | Trackback | Comments(16)
2014年 03月 16日
越冬蝶と新生蝶を追いかけて・・・
3月15日
やっと春本番を感じさせる暖かさになりました。
庭のモクレンも咲き始めたので、越冬蝶や新生蝶たちを探しに近場に散策に出かけました。
畑の一画に菜の花が咲いている場所がありました。
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菜の花にはミツバチが沢山いて、忙しそうに花粉を集めていました。
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ボーッと見ているとモンシロチョウが飛んできました。
菜の花では吸蜜せず、地面にしか止まってくれないので単なる証拠写真となりました。
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里山の奥の林道では、越冬明けのテングチョウをあちらこちらで見かけます。
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畑脇の切株の上にルリタテハを見つけました。
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少しだけ翅表の青さを見せてくれましたが、一瞬だったのでピントが・・・・。
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すぐ横のアセビの花でコツバメも見ましたが、シャッターを切る直前に飛び立たれてしまいました。

3月16日
一日晴れて15℃近くまで気温は上がりましたが、ポカポカ陽気とは行かず風が強い日になりました。
谷間の部落に咲くアセビの花で、越冬明けのアカタテハが5,6頭吸蜜していました。
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白いチョウが飛んだので、追いかけるとヤマトスジグロシロチョウ?がタンポポに止まりました。
シーズン始めで蝶に近づく感覚が掴めませんが、新蝶に近づき1カットだけ撮影できました。
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この時期テングチョウは少し山に行くと見かけることが多く、この日も時々見かけました。
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風が強くギフチョウは期待出来ないと思いましたが、生息地に下見に行ってみるとヒオドシチョウだけが多くいました。
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ロープにもよく止まります。
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早い時間にはギフチョウやコツバメも見られた様です。


メガネが曇りにくい花粉症用マスクで完全防備でしたが・・・・、
今日は晴天で強風だったので、防ぎきれなかったようです。
例年よりやや遅れているようですが、来週はギフチョウも飛んでくれるでしょう。

by konty33 | 2014-03-16 23:16 | 春のチョウ | Trackback | Comments(10)
2014年 03月 13日
ヒロオビミドリ越冬卵  探索失敗の巻き
3月8日
ベニシジミを撮影した前日のことですが、ヒロオビミドリシジミの越冬卵を探して久しぶりに遠征していました。
1人だけでの遠征なので気ままですが、いつもよりかなり長距離で初めての場所なので上手く見つかるか不安でした。
最初のポイントには早朝に到着し、少し積雪してましたが良い天気となり日の出と同時に探索開始です。
最初に見つかった卵は少し小さめのサイズで、ウラジロミドリシジミの卵塊でした。
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ウラジロの4卵の塊は初めてだったので、超接写でも撮影しました。
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ヒロオビミドリはナラガシワの枝の分岐部などに産むはずなので、ウラジロミドリと同じような位置だと思います。
しかし、時々見つかる卵は全てウラジロミドリのようで、狙いの卵は見つかりません。
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ウラジロミドリは、卵塊があっても寄生卵がかなり多く見られました。
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昼まで探しましたが、結果的に明らかにヒロオビミドリと思われる卵は見つかりませんでした。
しかし、後から考えると下の2卵だけが少し大きめだったのでヒロオビミドリの可能性も・・・?
高い場所だったので、超接写での撮影を諦めてしまったことに後悔しています。
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大きなナラガシワなので何処かにはあると思うのですが・・・・木登りなど出来ないkontyにはこれが限界でした。
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因みにナラガシワとミズナラの冬芽の比較をしてみました。(上がミズナラ、下がナラガシワ)
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本命として聞いていた場所では見つけられなかったので、午後は次のポイントに移動しました。
しかし、こちらでは場所が分からず道に迷い・・・・・時間だけが過ぎていきます。
それでもナラガシワを何本かみつけたので探すと・・・・ここでもウラジロミドリだけでした。
何気なく見たクヌギの枝からはミズイロオナガシジミの「ダンゴ3兄弟?」が見つかりました。
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この時はピントが合わないくらい薄暗くなっていましたが、平らな卵なのがよく分かります。
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長い一日だったので下山してお風呂に入ったら、どっと疲れが出ました。
行くとき感じた不安が的中しヒロオビは見つかりませんでしたが・・・・、
次回はなんだか見つかる気がするので、機会を見つけてリベンジしたいと思います。

by konty33 | 2014-03-13 23:16 | | Trackback | Comments(4)
2014年 03月 10日
ベニシジミの幼虫と成虫・・・序でにウラクロ卵探し
3月9日
この週末は2日間ともフィールドに出ることが出来ましたが、昨日の成果からアップします。

前日の帰り道のこの日も越冬卵探しの予定で、早朝は氷点下の雪山の林道を歩いていました。
積雪が多く、林道も所々で欠落していたので歩くのも大変な状況で、動物の足跡だけが異様に多くありました。
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30分くらい歩いたところで歩けなくなるほどの積雪に危険を感じポイントまで行くのを諦めました。
ここから雪のない暖かい場所へ大移動を余儀なくされ、昼には新生蝶を探せる場所にいました。

その場所は斜面にギシギシがあり、オオイヌフグリやホトケノザが咲く春を感じる場所でした。
青々と立派なギシギシの葉では、ベニシジミの終齢幼虫を見ることができました。
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今日羽化したばかりと思われる成虫もいました。(卵撮影機材しかなかったので証拠写真です)
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気温が低いためか、あまり飛ばず開翅して陽を浴びるシーンが見られました。
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普通種のベニシジミがこんなに綺麗に見えたのはこの時期だからでしょうね。
まだ寒い時期ですが、風のない暖かな場所では発生していることに感心してしまいました。

モンキチョウは見られず、コツバメやミヤマセセリなども飛んでいませんでした。
そこで、以前より気になっていたこの地のウラクロシジミの生息状況を卵で確認してみることにしました。
本来マンサクが咲く時期ですが、日当たりの悪い痩せた土地のためか殆どのマンサクは花をつけません。
散策路に沿ってキョロキョロと花のないマンサクを探すと意外と多く見つけられました。
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片っ端から手の届く枝だけをチェックしましたが、殆ど全ての木から卵が見つかりました。
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中にはひとつの冬芽に2つの卵が産みつけられていることもありました。
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勿論、マンサクの花が咲いているところもあり、そこにも卵がありました。
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花が咲いていると卵が探しづらいですが、見つけると絵になり嬉しいです。
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時間もなかったので、卵の超接写は撮りませんでしたが、コンデジのアップでも突起の特徴が分かります。
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この日は厳冬期から春へと移動しての探索になりましたが、新生蝶も見られ楽しいひとときになりました。
ウラクロシジミもそこそこ確認出来たので、幼虫や成虫も楽しみにしたいところです。
今年も成虫シーズンインとなりましたが、まだまだ越冬卵探しは続きます。

by konty33 | 2014-03-10 20:19 | シジミ類 | Trackback | Comments(8)
2014年 03月 03日
県内のキリシマ探索の成果は・・・?
3月1日
このところ春らしい日が続き、会社の河津桜も1週間で一気に満開になりました。
この日は天気予報も芳しくなく、北の方は残雪も心配なため、県内のキリシマミドリシジミの探索に専念しました。
朝一に仕事を片付けて遅めの出発でしたが、お昼を過ぎても全く成果がありません。
一瞬、「あった!」と勘違いしてしまうのが、こちらの卵たち・・・・・沢山ありました。
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アカガシの冬芽の基部についている白い物はキリシマに見えてしまいますが、アップで撮影すると全く違います。
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途中で小雨が降りましたが・・・・・・このポイントはきっとあるに違いないと思い諦めきれません。
結局、足下の悪い中で急斜面と格闘しながら探索を続け、夕方暗くなる頃にやっと見つけることができました。
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林内は既に薄暗いので、LEDでピントを合わせストロボを使用しての撮影です。
超接写でも撮影出来ました。
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周りの良い環境の幼木には全く卵がないのに、この1本だけは、どう言うワケか8卵の卵が見つかりました。
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1芽に4卵産まれたのもありましたが、残念ながら2卵は寄生されていました。
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最後はヘッドライトを使用しての探索でしたが、霧雨も降ってきたのでこれで終了としました。
小雨も降る一日でしたが、杉の花粉は最盛期を迎えており、帰宅後もくしゃみが止まらず大変でした。
翌日も探索したかったのですが、花粉症の後遺症?と静岡は雨だったこともあり、所用を片づける日としました。



3月3日
平日なので当然仕事がありますが、少しだけ早く起きて以前より気になっていた近くのイボタの様子を見に行きました。
新芽が膨らんでいたのでウラゴマダラシジミの幼虫がいないか探してみると・・・・・2齢幼虫が見つかりました。
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食痕のある芽を探せばいいのですから、卵探しよりも簡単かも知れません。
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食痕がっても幼虫が見つからないこともありますが、10分ほどで3つ見つけられました。
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夢中になってしまうと仕事に遅れるので、早々に撮影を終了し早朝探索終了です。


この分だと2週間以内にはギフチョウが飛びそうですが、シーズンオフにやり残した事が多くて困ります。
年度末で仕事も大忙しですが・・・・・・心ここにあらずと言ったところでしょうか。

by konty33 | 2014-03-03 22:27 | | Trackback | Comments(6)