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2013年 12月 30日
ゴマダラチョウとアカボシゴマダラの越冬幼虫
12月30日
今年もあと二日で終わりますが、休みに入っても家の大掃除などが忙しくフィールドに出して貰えません。
2013年締めくくりのネタですが・・・・近所のゴマダラチョウの幼虫にしました。
(買い物の序でに短時間で探せるのはこれしかありません)

ここで成虫を見ることは殆ど無いのですが、エノキの大木の根元の枯葉から見つかりました。
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強い風に飛ばされてしまったのでしょうか。1本の木の周りを暫く探しましたが3頭だけでした。
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顔はいつ見ても可愛いですね。
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比較のためにアカボシゴマダラの幼虫もみてみましょう。
もし同じところにいるとよく似ていて間違えてしまいそうです。
静岡でも中部くらいまで生息範囲が拡大しているようですが、家の近くではまだ見られません。
神奈川にムラサキツバメの越冬集団を見に行ったときにみられた幼虫たちを紹介します。
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こちらはエノキの幼木でみられますが、落ち葉だけでなく木の下の方にもいました。
あれっ! 背中の突起の数が少ない?これもアカボシですよね。
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12月の最初のころは、落ち葉に移動する途中なのでしょうね。
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今月に入ってからは特に忙しく、フィールドに出られるチャンスがあまりありませんでした。
これで今年は終わりですが、来年も蝶の観察を通して自然を楽しみたいと思います。
それでは、皆様良いお年をお迎え下さい。

by konty33 | 2013-12-30 17:48 | 幼虫 | Trackback | Comments(10)
2013年 12月 12日
チョウセンアカシジミの卵塊探し
12月10日
新潟に行くチャンスがあったので、今年もチョウセンアカシジミの越冬卵を確認することが出来ました。
この時期にしては珍しく晴れた前日とは打って変わって・・・・・
朝から曇天で生息地に近づく頃は小雨が降り始め、昨年と同じく傘をさしながらの観察となりました。

若いトネリコ(タモ)は樹表の凹凸が少ないですが、ツルツルの部分に卵塊で産卵するのが普通で、
同じトネリコを食樹とするウラキンシジミとは真逆です。
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古い木になると凹凸も増え、多少卵も見つけにくくなりますが、凹凸部でも卵塊が見つかります。
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雨が酷くなる前に1度だけ超接写でも撮影しました。
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トネリコの木の周りにはせ掛けとして使用したと思われる竹が縛り付けてあり、そこにも産みつけられていました。
この卵は孵化しても無事に新芽に辿り着けるか心配ですね。
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新しい枝が横に伸びているとその付け根で見つかることも多いです。
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そんな新しい枝には、時としてバラバラと沢山見つかることもあります。
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古い木は苔むしていることも多いですが、そんな苔の中でも見つかります。
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時には、ウラキンシジミのように裂け目の中からも見つかります。
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こんな感じで、様々な場所から見つかるのですが、数箇所のポイントをめぐり、コンデジで撮影しまくりました。
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短時間でこれだけ見つかるのですが、成虫になることが出来るのはほんの少しでしょうね。
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コンデジの写真を全て使用して、1卵塊当たりの数で整理してみました。
   ①確認した卵数は、355卵
   ②卵塊の数は55卵塊
   ③1卵塊当たりの平均数は6.5卵
   ④最高13卵塊(最小1卵のみ)
参考にグラフにしてみました。
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はじめは小雨だったのですが時々強い雨となり、正味2時間たらずの観察でしたが、楽しいひとときが過ごせました。
2年続けて越冬卵を観察出来たのは幸運でしたが、成虫の時期には最近行ってないので来年は成虫も見てみたいです。
この時期、新潟では雪が心配ですが、ギリギリ雪にならずラッキーでした。

by konty33 | 2013-12-12 22:49 | | Trackback | Comments(6)
2013年 12月 08日
ムラサキツバメの大集団に大興奮
12月7日
家の近所では、ムラサキツバメの集団が見つからないので、早朝に家を抜け出し・・・・・東方面に高速を走らせました。
結果的に思わぬところでこれまでには見たことがないような集団を見つけることができました。
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まず朝に話をもどします。
1箇所目のポイントに到着するとすぐに3頭の集団が見つかりましたが・・・・双眼鏡でやっと確認出来るほど高いところした。
300mmで撮影し、約4分の1にトリミングしてあります。
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更に、次のポイントでは情報をお聞きし紫陽花の花に6頭が止まっているのを撮影しました。
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100mmマクロでアップを撮影すると・・・・6頭いるのが分かります。
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この周囲を探索しましたが見つからず、「暖蝶寒鳥」のごまさんと合流し教えて頂くことになりました。
次のポイントでは、2箇所のシュロの葉で集団を見ることができました。
まず、低めの位置に5頭の集団があり、屋根となる葉のない以下のような位置でした。
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集団を300mmで撮影するとこんな感じですが、陽が差し込み始めると飛び出して行きます。
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更に、5~6mくらいの場所には大きな集団がありました。
下から、300mmで撮影してトリミングしてもこの程度で上手く撮れません。
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そこで、新兵器?毎年使っていますが、柄を忘れて上州屋で急遽新調したので新兵器です。
玉の枝+コンデジのインターバルタイマーで撮影すると・・・・27,8頭の大集団だと分かりました。
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塒から飛び出してきたムラサキツバメも♂♀とも撮影することが出来ました。
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序でにムラサキシジミも撮影出来ました。
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これで、十分満足していましたが・・・・次のポイントで更なる大集団を見つけてしまいました。
何気なく見上げたシロダモの5m以上ある葉から溢れそうな大きな集団です。
ところが、遠すぎて300mmではシャープな画像が撮れません。
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そこで、木の真下から、玉の枝+コンデジで何回も撮影したのが、冒頭の写真です。
他にも角度を変えた2枚のピントが合っていましたので、掲載しておきます。
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更に横からです。
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途中で調達した柄が短かったので、ギリギリ背伸びして皆さんに指示して貰いながらやっと撮影できました。


これまで、見たことのない大集団に感激しました。
途中で調達した柄も役に立ち、皆さんのご協力により高さも克服出来た感じです。
地元の皆さんは、来春まで観察の楽しみがあり羨ましいです。
地元のごまさんをはじめ、Uさん、Kさんありがとうございました。

by konty33 | 2013-12-08 00:21 | シジミ類 | Trackback | Comments(24)
2013年 12月 06日
タダでは帰れない越冬卵探し
11月初旬
このところ活動も低迷しておりネタ切れなので、少し前のことを思い出して書きます。
今年は何回かフジミドリシジミの越冬卵を探しに行ったのに、この日も見つけられませんでした。
そんな時のことですが、狙いのフジミドリを外しても・・・・タダでは帰れません。


保険として探したジョウザンミドリシジミの越冬卵です。
ブナと共に生えているミズナラの冬芽の基部についていました。
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ミズナラには、まだ葉がついており探しにくいので、それ以上探しませんでしたが、この地でジョウザンも初めてです。
この枝は、たまたま葉が付いていなかったので、卵が見つかったかも知れません。
今年の夏に別の場所で撮影した成虫♂も貼っておきますね。
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このころは、山を歩いているとキノコも時々見つかりました。これはヒラタケでしょうか。
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キノコの同定には自信がありませんから、毒キノコだと大変なので撮影だけです。
キノコと言えば、10月に別の場所で越冬卵を探しているときカラカサダケも見られました。
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この日は、ちょうどブナの木も紅葉して綺麗でした。
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さて、話を越冬卵に戻しますが、朝から晩まで探しても見つからない時は見つからないのです。
結局、この日はフジミドリを諦めるしかありませんでした。


実は、この日の朝はベニモンカラスシジミの生息地にも立ち寄って2,3箇所様子を見てきました。
通常はクロウメモドキの枝の分岐分に着いていますが、こんなところに2卵ありました。
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下の写真のように分岐部や芽の近くのヒダヒダ部が一般的な産卵位置だと思います。
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もう少しアップにしてみましょう。
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短時間しか探していないのですが、今年は、どこも少ないようでした。
こちらも、一応夏に撮影した成虫の写真を貼っておきます。
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この日はフジミドリシジミは見つかりませんでしたが、副産物がベニモンカラスなら贅沢ですね。
ベニモンカラスもこれまで探していない場所の調査も春までにはしてみたいです。
(成虫以外の写真は、オリンパスTG-2で手軽な撮影です。)

by konty33 | 2013-12-06 21:55 | | Trackback | Comments(2)
2013年 12月 02日
近所の公園でムラサキシジミとムラサキツバメ
12月1日
いよいよ師走に突入ですが、ムラサキ系が見たくて自宅近くの小さな公園に行ってみました。
大した成果はありませんが、毎年この時期になると何度か様子を見に通っています。

風も弱く日差しもまずまずですが、今年は初めてなので様子がわかりません。
ご神木を軽く刺激すると今年もムラサキシジミが何頭か飛び出したので一安心です。
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運良く遊歩道沿いの植栽に降りてきてくれ、一度飛んでもまた近くに止まってくれました。
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もう一度飛ぶと今度は黄色に色づいた葉の上に静止してくれました。
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まだ、寒さでぼけているようなので、広角でも撮影出来るかな?とチャレンジしました。
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こんなにフレンドリーに遊んでくれることは滅多にありません。
その後は、木の上の方で静止する個体だけを暫く撮影しました。
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そうこうしていると・・・・ムラサキツバメが飛んできて、遠目の2ショットです。(手前のボケたのがムラサキツバメ)
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ムラサキツバメは高い位置で開翅していたので、柄の先につけたコンデジで撮影を試みましたが久しぶりの為あまり上手く行きません。
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コンデジの設定を調整して、上を見上げると状況が一変・・・・・2頭が寄り添って静止していました。
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脚立に乗って撮影していると今度は葉陰に逃げ込んでしまいました。
短時間に凄まじくいろいろと状況が変わるので、思ったような開翅は撮影出来ませんでした。
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これが、越冬場所なのかは分かりませんが、1頭は横倒しとなり休眠モードになってしまいました。
朝の9時過ぎから観察をしましたが、この時まだ10時半前でした。・・・・これで本日終了です。


この日確認した5,6頭のムラサキシジミはいずれも♀でした。
また、ムラサキツバメも2頭とも♀のようでした。


時間がなかったので1時間ほどしか観察出来ませんでしたが・・・・・、
公園を散歩する人たちに「何をされているのですか?」と聞かれて答えるのも面倒になります。
脚立に乗ったり、長柄の棒を振り回したり、300mmで盗撮?する姿は不審者に見えたに違いありません。

by konty33 | 2013-12-02 20:52 | シジミ類 | Trackback | Comments(10)
2013年 12月 01日
幼虫探しが・・・・越冬卵探しに
11月30日
前夜より久しぶりに信州に行きましたが、朝は氷点下まで気温が下がり真冬の装いです。
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ミスジの仲間の幼虫探しのつもりで出かけたのですが・・・・食草は落葉しておらず。
結局、軽い気持ちでウラキンシジミの越冬卵を探すことに・・・・。しかし、昨年の孵化卵しか見つかりません。
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やっと見つけたのも2卵だけ・・・・この地はトネリコの大木が多いので卵塊はなかなか見られません。
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思いのほか時間が掛かってしまい予想外のタイムロスです。
次に、カラスシジミも簡単にと思ったのですが、どうしたことか見つけられず、またしてもタイムロスです。
仕方なく、景気づけにミヤマカラスシジミを探してみると・・・・・こちらは沢山見つかりました。
クロツバラの枝の股の内側が標準的だと思うのですが、3卵ありました。
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先週探した場所とはクロツバラの勢いが違い樹皮の感じも違います。
それにここは1卵ずつよりも卵塊が多いようです。
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もの凄い卵塊も見つかりました。20卵くらいでしょうか。
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簡単に撮影出来るTG-2で全て撮影していますが、少しアップで撮るとこんな感じです。
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小さなクルミの木からオナガシジミも見つかりました。
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こんな感じで卵探しをしているとフユシャクが見つかりました。
蛾の知識はありませんが、イチモンジフユナミシャクでしょうか?
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翅が退化して飛べない♀は、ただこうして♂がやってくるのを待つだけだそうです。
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この日の本当の狙いは、ミスジの仲間の幼虫探しだったのですが・・・???
ユキヤナギやシモツケやモミジはまだ紅葉した葉が沢山ついており難しそうです。
夏に産卵していたはずの梅のオオミスジも期待していたのですが見つかりません。


最後に立ち寄った場所では、秋にミドリヒョウモンなどが産卵していた場所で卵を探してみました。
松の切株の樹皮の裏側で卵が見つかりました。
多分、ミドリヒョウモンだと思います。
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雪が降る前にいろいろと観察したいと思っていたのですが・・・・・葉が残っていると探せない物ですね。
あっと言う間に1日が終わっていまい予定通りの観察は出来ませんでした。
もう今年は、行けないかもしれないので来春の雪解け後に探してみましょう。

by konty33 | 2013-12-01 21:26 | | Trackback | Comments(2)