<   2012年 07月 ( 13 )   > この月の画像一覧

2012年 07月 31日
南アルプスのツマジロウラジャノメなど
7月28日 つづき
ミヤマシロチョウの吸蜜撮影の前には、もう一つの目的のツマジロウラジャノメを探しました。
昨年は、時期が遅く少し擦れていたので、新鮮な♂♀を撮影したいと思っていました。
幸先良く、この日も崖の近くで見ることができました。
e0224357_20313451.jpg

新鮮な雄♂でしたが、ほんの僅かな時間で数カット撮影できただけでした。
e0224357_20324874.jpg

苔の生えた良い感じの崖にも静止してくれましたが、これを最後に何処かへ飛んでいきました。
e0224357_20355039.jpg

その後は、新鮮な♀も見ましたが、崖の高いところを飛ぶばかりでなんともなりませんでした。
綺麗に咲いたキリンソウに吸蜜に来ることを期待していたのですが、来たのはフタスジチョウでした。
e0224357_203679.jpg


ヒヨドリバナには、沢山のヒョウモン達が吸蜜に来ます。
圧倒的に多いのはミドリヒョウモンです。♂♀仲良く並んでいました。
e0224357_20392057.jpg

ミドリヒョウモンに混ざってウラギンヒョウモンもいます。
e0224357_20374811.jpg

ギンボシヒョウモンが目の前に来ました。
e0224357_20412926.jpg

クガイソウにはオオウラギンスジヒョウモンが来ていました。
e0224357_21305196.jpg

この他にも、サカハチチョウ、テングチョウ、エルタテハ、アカタテハ、ヒメアカタテハなど沢山いました。


このあたりには、この時期既にベニヒカゲも見られますが、遠くて証拠写真しか撮影できませんでした。
e0224357_20505468.jpg


花の知識は殆どありませんが、珍しい山野草のウチョウラン(羽蝶蘭)が咲いていると教えてもらい撮影しました。
市販されている園芸種とは随分違う可愛らしい花です。
e0224357_21363122.jpg



結局、狙いのツマジロウラジャノメは満足のいく結果ではありませんでしたが、沢山の蝶たちと花の多さに
飽きることのない一日になりました。
来年こそはツマジロウラジャノメの満足のいく観察が出来ればと考えています。

by konty33 | 2012-07-31 22:03 | ヒカゲ類 | Trackback | Comments(8)
2012年 07月 30日
南アルプスのミヤマシロチョウなど
7月28日
このところ平野部はとにかく暑く、涼を求めて高いところに足が向いてしまいます。
北アルプス、八ヶ岳も考えたのですが・・・・結局、人混みを避けて南アルプスにしました。
現地に到着すると意外と登山客が多いので驚きましたが、早速キバネセセリが出迎えてくれました。
イケマがお気に入りのようで、何頭か忙しそうに吸蜜していました。
e0224357_19583167.jpg

ヒョウモン類やアサギマダラなどとにかく花や蝶が多いので飽きません。
しかし、本日の狙いの一つであるミヤマシロチョウは、例年より個体数が少なめです。
おまけに時々現れてもそのまま何処かに飛んでいってしまい、撮影できません。

午後になってやっと吸蜜時間になったころ、クガイソウの吸蜜を「蝶の観察日誌」のU氏に教えて戴きました。
e0224357_2083318.jpg

翅表も撮影したいのですが、半開翅しかしないので、翅をばたつかせたときに撮影しました。
e0224357_2085272.jpg

クガイソウがお気に入りのようで、ずっと長い間良いモデルになってくれました。
e0224357_20111552.jpg

この後、ヒヨドリバナに吸蜜する違う個体も見られるようになりました。
e0224357_20115837.jpg

e0224357_20121630.jpg

クガイソウには、ミヤマシロチョウの他にスジボソヤマキチョウなども吸蜜に来ます。
e0224357_201356.jpg

ミヤマシロチョウは、まだ雄♂だけで雌♀が見られず、個体数もすくなかったのでピーク前かも知れません。


ミヤマシロチョウを待つ間に、今年初見のスジボソヤマキチョウを撮影しました。
柔らかな日差しに翅が透けてとても綺麗でした。
e0224357_20192387.jpg

道沿いのクガイソウやヒヨドリバナに吸蜜する姿が沢山見られます。
e0224357_20194239.jpg

広角でも簡単に撮影できるほど吸蜜に夢中で近づいても逃げません。
e0224357_20195565.jpg



最後に、一般の登山客にもよく知られているアサギマダラです。
「何を撮っているのですか?」とよく聞かれるので、「チョウです」と答えると・・・・
「アサギマダラですか?」「先ほどいましたよ」などと何人かに声をかけて戴きました。
そんなことがきっかけで、一応撮影しておきました。
e0224357_20413624.jpg

e0224357_20414943.jpg

何頭かのアサギマダラを見ながら歩いていると行動調査用に翅に番号などが書かれた個体も見つかりました。
e0224357_20441074.jpg


最初はどうなることかと思いましたが、なんとかミヤマシロチョウを撮影出来ました。
現地でお会いした方々にはお世話になりありがとうございました。

狙いのミヤマシロチョウ以外にも沢山のチョウが見られましたので、次回も続きます。

by konty33 | 2012-07-30 20:59 | シロチョウ類 | Trackback | Comments(6)
2012年 07月 26日
ホシチャバネセセリなど高原のセセリ達
7月22日 つづき
ミヤマカラスシジミとクロシジミを観察したあとは、富士山麓の違う草原に行ってみました。
先ほどの草原で見つからなかったホシチャバネセセリが狙いですが、雨が降りそうな暗い空でした。
しかし、車を降りるといきなり目の前にホシチャが現れました。
e0224357_20141020.jpg

草原に踏み込むと時々ホシチャが飛び出します。
飛んでもすぐ近くに静止するのでホシチャは撮りやすいです。
e0224357_20181289.jpg

草原のススキに静止するとすぐに戦闘機の様な形に変形しますね。
e0224357_2019278.jpg

歩いていくと局地的に沢山いるところが見つかりました。
1枚の画像に何頭も入れるのは難しいですが2、3m置きにいる感じでした。
e0224357_20232696.jpg


沢山見られた付近では、いろんな花に吸蜜する姿も見られました。まずは、ヒメジョオンです。
e0224357_2025220.jpg

次にキキョウの花ですが、吸蜜するときにクルクル歩き回るので上手く撮れませんでした。
e0224357_20325287.jpg

一番普通に見られたのが、トラノオに吸蜜する個体です。
e0224357_20334216.jpg

3頭が同時に吸蜜する贅沢な状態になったのですが、1頭逃げてしまいました。
e0224357_20343421.jpg


鮮やかなオレンジのコキマダラセセリ♂もすばしっこく飛び回っていました。
アザミに吸蜜する時がゆっくりしてくれて一番撮影し易いようです。
e0224357_20381322.jpg

コキマダラセセリ♀もいました。
e0224357_2043793.jpg


以上がこの草原で見られたセセリです。
1時間ほどで雨が本格的に降り出したので、諦めて帰途につきました。

今回は、セセリシリーズになってしまいましたが、セセリも可愛いもので大きな目が魅力的です。
ホシチャバネセセリは最近数が減少していますが富士山麓のこの地方には永遠に生息し続けて欲しいものです。



先週行った信州の高原で見かけたセセリも序でに掲載します。
信州ではヒメキマダラセセリが多かったです。
求愛行動も見られましたが、♀が盛んに翅を震わせて交尾にはなりませんでした。
e0224357_2045435.jpg

ヒメキマダラセセリ♀がウツボグサでよく吸蜜していました。
e0224357_20492922.jpg

ヒメキマダラセセリ♂がイボタノキでも吸蜜していました。
e0224357_20503265.jpg

キマダラセセリも見られました。
e0224357_2051242.jpg

ヘリグロチャバネセセリも少ないながら見られました。
e0224357_21133527.jpg

これら意外にもコチャバネセセリなどが多く見られ、草原はセセリ天国でした。

by konty33 | 2012-07-26 21:15 | セセリ類 | Trackback | Comments(8)
2012年 07月 24日
クロシジミの翅表と産卵シーン
7月22日 つづき
ミヤマカラスシジミの観察を切り上げ、こちらも久しぶりに近くのクロシジミの様子を見に行きました。
この場所は数年ぶりで、環境も少し変わっていたので、今でも生息するのか不安でした。

しかし、ススキを軽くビーティングしながら探してみると以前と変わらずクロシジミが飛び出しました。
この生息地の特徴は、富士山の細かい噴石が降り積もった様な地面が見える近くで・・・・、
林をバックにした疎に生えるススキの周辺に多いようです。
まさに、新鮮な雄♂のバックにそんな環境が写っています。
e0224357_20571755.jpg


ススキの上で半開翅する♂も見ることができました。
e0224357_218173.jpg

e0224357_20152117.jpg

この日は沢山の個体を見ることができましたが、♂は飛び立つと比較的活発な飛び方で見失ってしまいます。
ふと気がつくと灌木の葉上に戻って半開翅しますが、翅表の渋く輝く青を表現できません。
e0224357_20173321.jpg

ストロボを使って角度を変えながらトライを試みましたが、これ以上は難しいようです。
逆に、ストロボの閃光に反応し、飛び上がったように写ってしまいました。
e0224357_20183081.jpg

e0224357_20215881.jpg



次に、雌♀を探してみると少し離れた場所に局地的に5,6頭いました。ここのススキは♀ばかりです。
まずは、閉翅状態ですが、翅裏の紋の濃さが微妙に違う個体の比較です。
右はハッキリした紋ですが、左は何となく紋がぼやけて見えます。
e0224357_20264033.jpg

アリが多いススキに産卵している♀を見つけることができました。お尻にやや青みがかった卵が写っています。
e0224357_20301253.jpg

産卵した卵の様子をアリが見に来ます。(アリを入れて撮影するのは大変でした)
e0224357_20314336.jpg

卵を超接写で撮影すると特徴的で綺麗な模様がハッキリ見えます。
e0224357_20325967.jpg

卵は、2,3卵ずつ産卵されているようで、産卵が終わると暫く近くのススキで開翅して休みます。
(これは違う個体ですがイメージです)
e0224357_2033518.jpg

暫くするとまた、産卵が始まります。
e0224357_20344481.jpg

アリが近くにいるこんな枯葉にも産卵するのです。この時3卵産みました。
e0224357_20351769.jpg

そして、またススキの上で全開翅していました。
e0224357_2038339.jpg

地面近くの草にも静止し全開翅してくれました。まずは横下から・・・・100mmマクロでストロボ使用。
e0224357_20394175.jpg

同じ場面ですが、こんどは上からコンデジで撮影すると殆ど傷のない綺麗な♀なのがわかります。
e0224357_20402916.jpg



2時間弱ほど観察を楽しんだころで、小雨が降り出したので慌てて車に戻りました。
どれも殆ど新鮮な個体で、以前より沢山居ることが確認できたので一安心です。
この蝶は、晴れた日よりこんな曇り空の方が撮影し易いようで、掲載しきれない沢山の写真が撮れました。
この後、別の草原に移動し、ホシチャバネセセリなどを確認できたので次回掲載します。

by konty33 | 2012-07-24 21:33 | シジミ類 | Trackback | Comments(16)
2012年 07月 23日
ミヤマカラスシジミの交尾
7月22日
曇りの天気予報でしたから、曇りでも撮影に影響ない富士山麓に行くことにしました。
ところが、東名高速の日本坂トンネルを抜けると・・・そこは雨です。
道中は、そのままずっと雨が続きましたが、ポイントに到着すると運良く雨が上がりました。
今回の狙いは、新鮮なミヤマカラスシジミです。
撮影を始めた頃はよく来たのですが・・・・近年、この時期は高山蝶を見に行ってしまうので、久しぶりの訪問です。


食樹のクロツバラが多い草原に踏み入れると早速ミヤマカラスシジミ♀がお出ましです。
e0224357_20522655.jpg

クロツバラの低い位置には新鮮な雌♀が結構見られました。
e0224357_20535293.jpg

♀は飛んでも緩やかな飛び方で、だいたいすぐに近くに静止ます。
朝も早く曇り空のためか、近寄っても殆ど飛ばず、広角でも簡単に撮影できます。
e0224357_20552370.jpg


ところが、雄♂は比較的活発な飛び方で、2,3mの梢に上がってしまいます。
脚立を使ってやっと撮影できました。♂もまだ殆ど新鮮な感じです。
e0224357_20582443.jpg

体を傾けて静止するこ個体もよく見られます。
e0224357_20594589.jpg

運良く小さなクロツバラに静止してくれたので、目の前で撮影できました。
前翅の性標が立体的に見えるので♂とすぐに分かります。
e0224357_2131776.jpg


一通り撮影した頃、♂が活発になり、追尾があちこちで見られるようになりました。
それを見ているとクロツバラの梢に複数の個体が群れているのを見つけました。
慌てて脚立を立てて近づくと周りを取り囲んでいた♂が散っていき、その群れの正体は交尾だとわかりました。
e0224357_2112739.jpg

邪魔な周りの枝葉をどかそうとしたら、下に降りてきました。
e0224357_21142037.jpg

もう一度飛ぶと下草の間に落ちてしまったので、葉の上に乗せてあげました。
e0224357_2116860.jpg



まず、朝一番のミヤマカラスシジミは、新鮮な個体ばかりで狙い通りでした。
それに、交尾まで観察できたのはラッキーでした。
産卵を見たかったのですが、来年以降の課題です。

以前よく来た頃は、ヒメシジミやヒョウモンチョウや各種のセセリが多かったのですが、天気のせいか見られませんでした。
昨年観られたホシチャバネセセリもやや発生が遅れているのかこの草原では見られませんでした。
この後、近くのクロシジミを見に行きましたので、次回掲載します。

by konty33 | 2012-07-23 21:28 | シジミ類 | Trackback | Comments(12)
2012年 07月 22日
信州を駆け巡る アサマシジミとヒメシジミ編
7月15日
本来なら、ミヤマシロチョウかゼフィルスでも見たいところでしたが、この日は朝からあいにくの雨です。
それでも、何処か雨が降っていないところがないかと何カ所か回りました。
結局、何処へ行っても雨なので、ある高原で暫く待っているとなんとか回復の兆しです。

雨上がりの散策路を歩いても、殆ど飛んでいる蝶はいませんがアサマシジミに狙いを定めて探します。
自分ではなかなか見つからず、現地で偶然お会いした知り合いのIさんに、見つけて頂きました。
e0224357_239048.jpg

羽化直の新鮮とは行きませんでしたが、今年もなんとか撮影できました。
少し、明るくなると開翅しました。
e0224357_23102710.jpg

300mmだと周りが良い感じにボケるのですが、100mmマクロのアップでも撮ってみたくなりますね。
e0224357_2312215.jpg

翅の青みはこれくらいがこの地の平均的な感じです。
e0224357_23121756.jpg

結局、天候のせいか♂が2,3頭見つかっただけで、♀は見つかりませんでした。


アサマシジミを探していると紛らわしいのがヒメシジミです。
飛んでいても翅の輝きで違いが分かるのですが、大きなヒメシジミを見つけるとじっと目で追ってしまいます。
写真では分かりませんが、このヒメシジミ♂は、アサマ並に大きくて立派でした。
e0224357_23241677.jpg

少し、紋が異常なヒメシジミ♀もいました。
e0224357_23244945.jpg

求愛中のヒメシジミに接近したウラゴマダラシジミもいました。
e0224357_2326016.jpg

最後に、交尾中のヒメシジミを現地で偶然出会ったma23さんが見つけてくれました。(右が♀)
e0224357_23262929.jpg



この日は、散策の途中でも雨が降るなど嫌な天気でしたが、アサマシジミを今年も観察できました。
現地で数人の知り合いに偶然お会いできましたが、ありがとうございました。

by konty33 | 2012-07-22 23:39 | シジミ類 | Trackback | Comments(6)
2012年 07月 19日
信州を駆け巡る ヒョウモン達とウラジャノメ編
7月14日、15日
夏の高原ではごく普通に見られるヒョウモン達ですが、見つけるとついついレンズを向けてしまいます。
高原のキリンソウはお気に入りの吸密源のようでいろいろなヒョウモン達が次々に訪れます。
メスグロヒョウモン♂は数も多く見られました。
e0224357_20162451.jpg

ウラギンヒョウモンも居ました。
e0224357_20172077.jpg

ミドリヒョウモン♂もいました。
e0224357_2018937.jpg

ミドリヒョウモン♀もすぐ近くにいましたが、キリンソウには来ませんでした。随分黒っぽく感じますね。
e0224357_20193459.jpg

少し場所を移るとイボタの花にギンボシヒョウモンも来ていました。
e0224357_2055584.jpg

このイボタにはイチモンジチョウも吸蜜していますが、今回は翅裏を撮ってあげました。
e0224357_20251015.jpg

草原にはヒョウモンチョウも多く見られるはずですが・・・・今回は1頭だけでした。これからでしょうか。
e0224357_2024616.jpg

ウラギンスジヒョウモン、オオウラギンスジヒョウモン、コヒョウモンもよく見ますが、今回は見られませんでした。


草原と言えばセセリも多く見られますが、今回は久しぶりにウラジャノメを見てきました。
ウラジャノメがちょうど発生初期で綺麗な個体ばかり沢山いました。
e0224357_20364119.jpg

e0224357_20365357.jpg

曇りだったり、雨上がりだったりで開翅も多く見られました。
e0224357_20374223.jpg

e0224357_20383780.jpg

この蝶は獣糞にもよく集まります。
e0224357_20525736.jpg

ヒメウラナミジャノメとなにやら話し合っている?・・・ウラジャノメも居ました。
e0224357_20565290.jpg

翅裏の白帯の太さがやや太い個体もいました。
e0224357_21132280.jpg

体にまとわりついて困るくらい新鮮な個体が沢山いても交尾が見つからなかったのは残念でした。


夏の高原には他にも多くの蝶たちが見られしたので、次回も続きを掲載予定です。
今回は、あまりじっくり撮影することのない蝶たちでしたが、新鮮なウラジャノメに会えたのは良かったです。

by konty33 | 2012-07-19 21:23 | タテハ類 | Trackback | Comments(8)
2012年 07月 17日
信州の高原を駆け巡る ウラキンシジミ編
7月14日
当初の予定は早朝よりゼフィルス観察に行く予定でしたが、所用もあり予定変更です。
昨年撮影機会を逸した新鮮なウラキンシジミに狙いを絞り、午後2時頃に生息地に到着しました。
トネリコの多い林の中や林縁で探しますが見つからないので、叩き出してみました。
すると、数頭のウラキンシジミが飛び出し、1頭の♀が灌木に降りてきてくれました。
ウラキンの♀は、名前通り翅裏が金色に輝いて見えます。
e0224357_2054140.jpg

少し距離があり、アップでは撮影できないのでもう一度刺激を与えると林の向こうに消えてしまいました。
この調子でと・・・叩き出しを続けると・・・・また、近くの灌木に降りてきてくれました。
e0224357_205846100.jpg

脚立を使用してやっと目の高さですが、近くで撮影しても逃げませんので手を伸ばして広角でも・・・。
e0224357_216573.jpg

とても新鮮な個体で、開翅してくれないかと暫く待ちましたが翅をスリスリするだけでした。
更に、続けて探索すると・・・・また♀です。少し傷んでいますが、それでも綺麗です。
e0224357_213966.jpg

背景の雰囲気を入れて広角でも撮影しました。
e0224357_214206.jpg

♀ばかりで♂が見られないかと更に続けると・・・どうも飛んで行ってしまうのが♂のようです。
遠くの草地に飛んで行く個体を目で追うと・・・30mほど離れた荒れ地の中に降りたように見えました。
草をかき分け降りた当たりを丹念に探すとギシギシのような草に♂雄が静止していました。
e0224357_21142761.jpg

♂は♀と比べると随分黒っぽく見えて美しくありません。
しかし、新鮮な個体でしたから光の当たり具合によっては♀ほどではないにしても綺麗にも見えます。
e0224357_21155721.jpg

暫く待ってみましたが、これも開翅はしてくれませんでした。
時間帯なのか?それとも曇り空では難しいのでしょうか?


カラスシジミもこの近くに居るはずですが、成虫も蛹も見られませんでした。
ミヤマカラスシジミの発生場所にも寄り、クロツバラの木を確認してみると終齢幼虫が3頭見つかりました。
葉の裏に静止する幼虫や枝を這い回る幼虫に続き、実の中に頭を突っ込んでいる幼虫も見られました。
e0224357_2123226.jpg



このあたりは、標高が高いためか比較的新鮮なウラゴマダラシジミにも出会いました。
e0224357_21242194.jpg

開翅の様子を連続撮影もしてみました。
e0224357_21252433.jpg


目的のウラキンシジミは新鮮な♂♀とも会うことが出来ました。
夏の高原では、いろいろな蝶たちが撮影できましたので、次回以降、種類毎に紹介したいと思います。
昨日あたりから入道雲が広がり夏らしい空で一段と蒸し暑くなり、今日は、梅雨明けも発表されました。
これから、いよいよ夏の蝶の本番ですね。

by konty33 | 2012-07-17 21:46 | シジミ類 | Trackback | Comments(14)
2012年 07月 15日
雨がつきもののキマダラルリツバメ やっと開翅ゲット
7月8日 つづき2
この日の夕方はキマダラルリツバメの開翅に狙いを定め、木曽谷に急ぎました。
何度か挑戦した中では条件の良さそうな好天で期待していましたが、ポイントに到着すると雨がパラパラと・・・嫌な予感です。
しかし、この蝶は多少の雨には動じません。何頭か既に飛び交っていました。
暫く見ているとヒメジョオンの花に♀が止まってくれました。まだ、テリ張り時間には早いようです。
e0224357_22261027.jpg

その内に♂もヒメジョオンに静止しましたが。吸蜜をしているところを撮り逃がしました。
e0224357_2230416.jpg

いきなりひっくり返りで静止することもありました。この個体はこの葉で大車輪?をしていました。(笑)
e0224357_22545971.jpg


降ったり止んだりの嫌な雲行きなので、果たして開翅してくれるのか心配でした。
しかし、こんな天気でも足下のクズの葉で開翅してくれました。
e0224357_22334254.jpg

何回か開翅の場面に出会うことが出来ましたが、場所はいろいろです。
少し高い葉先でも開翅した時は、下から狙いました。
e0224357_22361236.jpg

静止するとすぐ開翅することもありますが、じっくり待ってゆっくりと開翅することもあります。
e0224357_22391093.jpg

これが、一番綺麗な個体でしょうか。尾突四白なんて言われますが・・・まずまず満足です。
ただ、撮影時の露出が明るすぎて、後で多少露出補正しましたが、全体に色が悪くて・・・残念です。
e0224357_22403943.jpg

これから本格的なテリ張り時間に入るころ、かなりの大雨になりやみそうにありません。
雨が上がれば良かったのですが、あっさり撮影終了です。

実は、前日も名古屋から直行で夕方ぎりぎりに到着したのですが、この時も道中は完全な雨でした。
ポイントに近づくと雨は降っておらず、薄日も漏れて良い感じでしたが、・・・・そのうちに雨になりました。

ここは少し高いクワの葉に静止することが多く、逆光気味なのでストロボを使用しました。かなり新鮮です。
e0224357_236562.jpg

薄日が差すと開翅してくれましたが、向きが残念で脚立を使っても高いので上からとは行きませんでした。
e0224357_2381538.jpg

その内に降り出した雨の最中は流石のキマダラルリツバメも一時待避のようで、葉裏で雨宿りです。
e0224357_22514960.jpg

雨が上がるとすぐに飛び出します。
e0224357_2392187.jpg

現地到着が遅かったのでこの後すぐに、テリ張り時間が終了してしまいました。

この2日間で、綺麗な個体も見られたし、沢山開翅してくれたので充分満足がいきました。
天気が悪いのはこの時期仕方がないことかも知れませんが、来年はピカピカな開翅を狙いたいです。

by konty33 | 2012-07-15 23:28 | シジミ類 | Trackback | Comments(6)
2012年 07月 11日
コヒョウモンモドキの交尾など
7月8日つづき
この日はコヒョウモンモドキを見られるのも楽しみにしていました。
この蝶は信州では草原などで見ることが出来ますが、今回は時期がちょうど良いのか多くの個体を観察することが出来ました。
まずは、シモツケに吸蜜しているところです。
e0224357_20292412.jpg

そこら中の葉の上にもよく静止します。
e0224357_20313830.jpg

求愛している♂と拒否している♀も沢山見られました。(手前が♂、奥が♀)
e0224357_20372139.jpg

交尾している個体にも出会えました。(上が♂)
e0224357_2041367.jpg

ススキの茎に静止したところで、開翅した♂もまた綺麗です。
e0224357_20425539.jpg

交尾しているところへは、他の♂も求愛しに来ます。この♂は一足遅かったようですね。
e0224357_20455045.jpg



メスグロヒョウモンの♂もじっと佇んでいました。
e0224357_2049446.jpg


このあたりにはシモツケが多いせいかホシミスジも何頭か見られました。
e0224357_20502726.jpg

背景を入れて広角で撮ると周囲の様子がよく分かります。
e0224357_2051584.jpg


他にもミヤマカラスアゲハ、キアゲハ、クジャクチョウ、各種のセセリなどが見られました。
コヒョウモンモドキが狙い通り、いや、それ以上に沢山見られ交尾まで観察出来て喜んでいます。
家族には蛾みたいだと敬遠されますが、1年に一度は見てみたい高原の蝶です。

by konty33 | 2012-07-11 21:03 | タテハ類 | Trackback | Comments(8)