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2012年 04月 25日
今シーズン最後の越冬卵探し
4月22日
ヒメギフチョウを観察した日は、次の日が雨の予報だったので2日分を1日に凝縮したような欲張った日程でした。
まず、ヒメギフが飛び出す前にムモンアカシジミの卵探しに初めてチャレンジしました。
初めての場所ですが、情報をいただいていたのですぐに見つけることができました。
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比較的若いコナラの木ですが、あちらこちらに産んであり、とにかく大きくて立派な卵です。
三脚をセットし超接写でピントをずらしながら3枚撮影して深度合成しました。
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角度を変えると立体的な形と表面模様がよく分かります。
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早々に、撮影を切り上げこの後、前回ご紹介したヒメギフチョウなどを撮影したのです。

15時を過ぎて再び卵探しです。
まだ見たことのないカラスシジミの卵を探してみることにしました。
ここは、夏にカラスシジミと食樹のハルニレも確認しています。(葉がないとハルニレを見つけられません)
ただ、これまで卵は見たことがないので何処に産卵するのかもよく分かりません。
それでも、産卵してあるはずと確信して暫く探すと意外とあっけなく枝先から2卵見つけることができました。
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これも初めてなので超接写で撮影しました。
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アップで見てもミヤマカラスシジミと同様に見え、産卵木が同じなら区別がつきませんね。
ここには、トネリコもあったので何本か根元を確認してみるとウラキンシジミの卵も見つかりました。
コンデジで証拠写真だけ撮影しました。
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最後に、ミヤマカラスシジミの大卵塊があるとのことだったので、確認に行きました。
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まだ、木の芽も吹いていませんので、孵化も始まっていないようでした。
この卵塊は数箇所にありましたが、寄生蜂にやられた数も結構あるようです。
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このクロツバラには、こんなものもついていました。
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ご存じ、「モズの早贄」ですが、なんだか見事に出来上がってる感じがしました。


こうして、ヒメギフの交尾、吸蜜に加え、初めての種も含め4種類の卵の撮影と充実した一日が終了しました。
今シーズンの越冬卵探しは終了ですが、来シーズンも未撮影種を中心に探せたらと思います。

by konty33 | 2012-04-25 23:04 | | Trackback | Comments(6)
2012年 04月 22日
信州のヒメギフチョウ
4月21日
この週末は、日曜日は雨の予報ですから、一日しかフィールド観察できないと思い何処へ行くか迷いました。
福井、金沢、富山、新潟のギフチョウも見てみたかったのですが・・・一日では移動が大変です。
そこで、例によって前夜から移動し、信州のヒメギフチョウを見に行くことにしました。

風もなく好天に恵まれましたが、陽が高くなると汗ばむような陽気です。
9時すぎポイントに到着すると既にヒメギフチョウが飛んでいましたが、気温が高いためか飛び回るだけです。
ときどき地面に静止しますが・・・・・・  まずは、1ショット証拠写真です。
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それでも、そのうち吸蜜のチャンスがきました。慌てて駈け登ったのですが、下へ潜り込む余裕がありませんでした。
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随分待って来た次のチャンスは、逆光でストロボの使い方もイマイチです。
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その後も吸蜜の撮影チャンスはありませんでした。
しかし、目の前を飛んでいく♀に♂が突然アタックし、ジャリ道に落ちました。強引な求愛です。
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地面で交尾が成立したようですが・・・・・・・ このままでは絵になりません。
少しお手伝いしてカタクリに移動してもらいました。「やらせ」なんて言わないで下さいね。
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良い感じですね。見ているだけで嬉しくなります。
目の前にはサクラの木があったので、こんどはそちらに移動です。
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まだ、このサクラは蕾ですが、良い感じです。
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もう一度、移動してもらいました。
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交尾の終了が近づくと落ち着きが無くなります。
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交尾の時間は30分くらいで、その間いろいろポーズをとってもらいました。
交尾を完了した♀は、よろよろと飛んで近くのカタクリに静止してくれました。飛んでいるようにも見えますね。
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ここでは、ヒメギフチョウ以外にもシータテハなどのタテハ類が吸蜜に訪れていました。
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吸蜜のチャンスも少なく、交尾も撮影できたので、別のポイントにも行ってみることにしました。

しかし、次のポイントは標高が高いためかカタクリも蕾で1週間ほど早い感じです。
キブシにヒメギフチョウはいませんでしたが、ルリタテハがいました。
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また、スギタニルリシジミが飛んでいました。
♂の発生初期のようです。林道を追いかけて撮影すると何だか前翅の紋が少ないような?
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どれも新鮮な個体で綺麗でした。広角でも撮影させてくれた良いモデルもいました。
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逆光では縁毛が青く輝きますが、真っ黒にならないようにストロボを使用してみました。
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最初の場所でヒメギフの交尾が見られとても良い日になりました。
次の場所では、発生が確認できませんでしたから、次週にでももう一度訪れたいところです。
この日は、早朝と夕方に未撮影の卵探しもしましたので、次回、掲載したいと思います。

by konty33 | 2012-04-22 22:47 | ギフチョウ | Trackback | Comments(22)
2012年 04月 16日
愛岐丘陵のギフチョウ
4月15日
この日は愛岐丘陵のギフチョウを観察に行くことにしました。子供の頃、良く通った懐かしい場所の付近です。
この付近はかなり広範囲にギフチョウが生息しますが、確実に見られるポイントは確実に少なくなっています。
今回は、春らしい天気なので、麓から稜線に掛けてゆっくり歩いてみました。

朝8時頃、麓では田んぼの奥でコツバメなどを探していたら、ヒメオドリコソウに吸蜜するギフチョウを見ることができました。
この時、コンデジだけ持って散策していたのですが、広角の固定焦点なのでこれしか撮れませんでした。(リコーGRDⅣ)
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コツバメも見つけて撮影できました。
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朝の散策を終え、稜線に登ってみました。
稜線には所々に広場があり、ギフチョウの溜まり場になっています。
ギフチョウは地面にべたっと静止するだけなので、失礼してカップルのハイカーをバックに入れてみました。
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稜線の違う広場でも沢山のギフチョウが舞っていましたが、地面に静止するだけで絵になりません。
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それにしても綺麗なギフチョウです。青い紋もとても綺麗です。
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小さなスミレに吸蜜したので、慌てて近寄りました。
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稜線ではサクラやアセビも咲いていましたが、残念ながら吸蜜は見られませんでした。

次に、稜線から下りカタクリの群生が見られるところに行ってみました。
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このカタクリのところにギフチョウが飛んできてくれれば最高なのですが・・・・アッ、ギフチョウが飛んできました。
なかなか吸蜜することなく、時々地面に静止するだけです。
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カタクリをバックに広角で撮ってみると雰囲気だけは伝わるでしょうか。
やっとカタクリに吸蜜してもうまく撮影できるとは限りませんね。裏側になってしまいました。
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最後に、やっと一枚撮れたのですが、ストロボが発光せずに暗い感じになってしまいました。
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このカタクリ群生地ではコバイモも見られました。コシノコバイモと同定されたようですが、貴重なのだそうです。
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失敗ばかりの一日でしたが、沢山のギフチョウに会えて楽しい一日でした。
久しぶりにお会いし一緒に撮影した地元の Iさん、Hさん有り難うございました。
自宅近くにこんな良い環境があり、とても羨ましいです。

by konty33 | 2012-04-16 21:52 | ギフチョウ | Trackback | Comments(20)
2012年 04月 10日
ギフチョウの季節 いよいよ本番です
4月8日
前日は寒さと強風に悩まされましたが、この日は気温も上がりそうなのでギフチョウが飛ぶことがおおいに期待できます。
しかし、2日続けて同じ場所に行くのも面白くないので、今年も岐阜県まで行ってみることにしました。

ところが、現地に到着すると様子が変です。ソメイヨシノもスミレも全く咲いておらず、カタクリも少ないようです。
「ひょっとしてフライング??」と頭をよぎりましたが、暫くするとブログ先輩方がやってきたので、暫く待つことにしました。
陽が高くなり、気温が上がってくるとギフチョウが飛び始めました。(まずは、一安心です。)
最初は、地面に静止したり、飛んでもまた地面に静止するを繰り返すばかりですが、とても綺麗です。
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そのうちに、カタクリに吸蜜し始めました。
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吸蜜時間が始まると次々にカタクリに吸蜜してくれます。
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10時半ごろから始まって、一番チャンスが多かったのは昼過ぎごろだったでしょうか。
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これまで、100mmF2.8L(マクロ)を使用していましたが、今回は、70-200mmF4Lを使用しています。
少し背景をぼかしてみたかったので試してみましたが、もう一つの感じです。
蝶とのディスタンスを取る意味では有効なので、暫く使ってみようと思います。

でも、ギフチョウに近づけないワケではなく、余裕が出てくると広角でもチェレンジしてみました。
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この時は吸蜜ではありません。単に静止しているだけのようです。
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背景を入れての撮影も良い感じです。(リコーGR D-Ⅳ)
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いつも静止してくれるわけではないので、200mmで飛翔にも少しだけチャレンジしました。背景がイマイチですが・・・。
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こんな感じで撮影を満喫し、14時頃ギフチョウが見られなくなったので、帰りに違うポイントにも寄ってみました。
こちらでもカタクリがあり、良い雰囲気の写真が撮れました。
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この後、帰ろうかと車に向かうとき、ウメの花に吸蜜するギフチョウを見つけました。
高いところだったので角度がイマイチですが、紅梅に吸蜜するところを撮影するのは、今回が初めてです。
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最後に足下の小さなスミレの花に吸蜜しているギフチョウがいることを教えてもらいました。
吸蜜中は角度が悪かったので、吸蜜が終わり飛び出す瞬間の画像を採用しています。
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他にも色々なシーンを撮影でき大変楽しい一日でした。
それにしてもサクラが全く咲いていないのに、「ギフチョウの季節」と言うのもどうでしょう。
来週が本番かも知れませんね。

現地でお会いして一日色々お世話になった「蝶にあそぶ」のma23さん、安城のMさん有り難うございました。
また、「蝶の傍らに」のIさん、「翔写真館」の翔さん、京都のFさん他の皆さんにもお会いできました。
皆さん今シーズンもよろしくお願いします。

by konty33 | 2012-04-10 22:08 | ギフチョウ | Trackback | Comments(22)
2012年 04月 08日
冬みたいな春  ギフチョウ頼むから飛んで!
4月7日
冬型の気圧配置となり、せっかく晴れても風が強く気温が低いのでギフチョウが飛ぶか心配しながら浜松の生息地に向かいました。
山の上は前日雪が降ったようです。お茶畑の上にはうっすら雪が積もっていました。
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ポイントの観察路も雪が積もりまるで真冬のようです。
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数日前には沢山のギフチョウが飛び回ったとは信じられないほどの寒さです。
それでもやっとアブラチャンの黄色い花がやっと満開になったようです。
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一回りして帰ろうと思いましたが、こんなに寒くてもギフチョウを見たと言う人がいたので暫く待つことにしました。
11時頃になると、風に吹かれて塒の木から下りてきた個体が2頭だけ地面に静止しました。
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この時の気温は10℃程度だと思います。風も強いのに良く飛んで来てくれました。
コツバメも何頭か飛び出しましたが、ギフチョウが吸蜜することはありませんでした。

山麓のサクラは全く咲いていないのでまだ早いように思いますが、今週のウィークデーに多数のギフチョウが確認されています。。
しかし、週末の度に天気に悩ませれて今回もまた、残念ながら証拠写真になってしまいました。
カタクリに静止するギフチョウは翌日に持ち越しです。

by konty33 | 2012-04-08 22:21 | ギフチョウ | Trackback | Comments(8)
2012年 04月 05日
ウラゴマダラシジミの幼虫観察
4月初旬
先日の台風の様な暴風雨を耐えたソメイヨシノは、5分から8分咲きになってきました。
自宅近くで3月中旬に孵化を確認したウラゴマダラシジミの幼虫がその後どうなったか2回ほど確認に行っています。
薄暗くなってから確認したときは新芽の基に静止ししている2齢幼虫が見つかりました。
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しかし、懐中電灯を頼りに探しても簡単には見つかりません。
後日、明るい時間に再訪しもう一度探すと2つ見つかりましたが、以前の場所では見つからないので、移動しているようでした。
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幼虫をアップで撮影することはあまりなかったのですが・・・まだ5mm程度の幼虫ですが、背中の赤いスジが消えているので3齢になったのでしょうか?
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これまでの経験と比較して、イボタの葉の成長に対し、幼虫の成長がやや遅いような気がしましたが元気に成長しているようです。
夕日がさし込むところでは探しやすいですが、陽が照らない部分にもまだ幼虫がいるかもしれません。
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食痕がかなり多く見られましたが、ネバネバした何かの幼虫が沢山ついており、ウラゴマの幼虫は少ないようです。
もう少し大きくなると探すのも楽になるので終齢、蛹、成虫と観察を続けたいと思います。

by konty33 | 2012-04-05 22:03 | 幼虫 | Trackback | Comments(2)