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2012年 02月 26日
静岡のキリシマミドリの卵探し
2月26日
晴天の予報でしたから地元でモンキチョウでも探そうと考えていたのですが、朝起きるとどうも天気が悪そうです。
そこで、この冬3回目の地元でのキリシマミドリシジミの卵探しに計画変更です。
過去2回はまったく見つからず、今回こそはと思いつつ、遅めの出発です。


予定の場所に到着しましたが、生憎のみぞれ模様です。傘を片手に山道を約1時間ほど歩きました。
アカガシの大木が多いこの山で、まずは杉林の林縁でアカガシのひこばえを探します。
ありました。こんな感じのところで見つかるはずです。
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あっけなく、林内の50cmほどのアカガシの痩せた冬芽の基部で1卵見つかりました。
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少しアップで見るとこんな感じです。(薄暗い中でこの写真を撮るのに30分以上掛かってしまいました。)
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この林内では、冬芽に3卵ついているのも見つけることができました。
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この付近は探し尽くしたので、更に1時間ほど探しながら山道を歩きましたが、良い感じの環境にアカガシが見あたりません。
考えを少し変えて、登山道の脇にある3mほどのアカガシも見て回ると上の方の芽にありました。
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同じようなところでもう2卵ありました。ひょろっとした枝を曲げてコンデジで撮影しました。
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上の写真では、卵が白く見えるだけですが、トリミングすると表面の突起が分かります。
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途中で、キリシマより一回り小さなムラサキシジミの卵もいくつか見つかりました。キリシマより小さく模様も違います。
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小雨が降ったり、みぞれになったり、晴れ間が差したりと不安定な一日でした。
こんな感じで5時間ほど撮影しながら山中を歩き回りましたが、3度目にしてそれなりの成果に恵まれやれやれです。

by konty33 | 2012-02-26 22:20 | | Trackback | Comments(12)
2012年 02月 20日
ゼフィルスの越冬卵探し
2月19日
今週も1日しかフィールドに出かけられないので、ゼフ卵の成果が期待できる山梨方面に出かけました。
自宅付近より確実に気温が低く、早朝の気温はマイナス7℃くらいでした。
まずは、夏に成虫が見られるクルミの木でオナガシジミの卵を探してみました。
予想通り、横に張り出した枝の先端付近ですぐに卵を見つけることが出来ました。
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その隣の枝にも卵があり、6卵はすぐに見つかりましたが、後は探せる高さに枝がありません。
とにかく、寒いのでこれ以上探すのはやめ、撮影を急ぐことにしました。
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少し倍率を上げてみるとオナガシジミ特有の表面模様が確認できます。
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短時間で見つけられたので、撮影も含めて30分くらいで切り上げました。
何より、気温が低く手袋をしていても手がかじかんで長時間は耐えられません。


次は、本日の目的であるクロミドリシジミの卵探しです。
ただ、クロミドリはクヌギの梢に産卵するので伐採地でもないと難しそうです。
とりあえず、クヌギの伐採林を探しながら、昨年成虫が見られた数箇所を見て回ることにしました。
すると2箇所目の発生地が根こそぎ伐採されていました。
卵を探すには絶好ですが、クロミ発生地のクヌギの大木が根元から切られており、残念でなりません。
(枝打ち程度の伐採や間引き程度なら良かったのですが・・・・。)
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このクヌギは太さ76cmと切株に書かれているように、とても立派な発生木でした。
切られた枝は高く積み上げられており、とにかくこの中からクロミドリの卵を探すことにしました。
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どれが枝先なのか全く分からず、片っ端から見てみると10分ほどで運良く1卵見つけることが出来ました。
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そのまま、1時間ほど探しましたが、2卵しか見つけることが出来ませんでした。
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伐採された枝が綺麗に並べられていれば、もっと見つかったように思いますが・・・・。
綺麗な冬芽があまりなくて、これ以上は根気も続きませんでした。


本日の1番の目標が達成できたので、次はオオミドリ、ミズイロオナガなどを探すことにしました。
適当なコナラの雑木林の中で、目線より下の枝やひこばえを見つけては分岐部分を探します。
すると2箇所目でオオミドリシジミの卵を見つけることが出来ました。
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すると近くで5卵ほど見つけることができ、中には幹から出た小枝の基部にもありました。
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同様の探し方でミズイロオナガシジミの卵も見つかるはずです。
すると程なく表面模様に特徴がある卵を見つけることができました。
なんと同じ枝の分かれ目近くに3卵が寄り添ってついています。同じ母蝶による産卵でしょうか?
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他にも数卵みつかり、これもアップで撮っておきました。
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予想以上に好調に成果が出せたので、昼過ぎ予定していた撮影が終了です。
時間がもう少しあるので、雑木林の中から空を見上げながら次はメスアカミドリかな?と考えました。
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サクラのひこばえで見つかるはずですが、近くで最近も確実に見られる良い発生地を知りません。
一応、昨年夏に成虫を撮影した場所に行ってみましたが、サクラの木はあるのですが、良い感じの枝が見つかりません。
結局、時間だけがアッと言う間に過ぎて陽が傾いてきたので今回は諦めました。
帰りに通りがけに見つけた池は完全に凍っていました。日中の気温も3~4℃くらいでは溶けないのでしょうね。
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今回は、皆さんのブログに感化されて、無計画に一人気ままに探してみましたが何とか目標の成果に繋がりました。
春までに、もう少しゼフの卵を見つけてみたいと考えています。

by konty33 | 2012-02-20 22:32 | | Trackback | Comments(8)
2012年 02月 12日
コムラサキの越冬幼虫探し
2月12日
天気は良く日中の気温は比較的高いはずですが、西風が強くとても寒い日でした。
午前中に雑用を片づけられたので、午後は浜松の河川敷のヤナギでコムラサキの幼虫を探してみることにしました。
河川敷にはヤナギが多く夏場には何処でもコムラサキが飛んでいますが、越冬幼虫探しは初めてです。
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1時間も探したのに見つかりません。特徴は分かっているつもりですが・・・・・。
昨年、秋の台風の後、コムラサキの数が急激に減少したのでそのせいかも知れません。
比較的大きいわりに樹皮の凹凸が少ない木があったので、シワの寄ったところを丹念に探してみるとやっと見つかりました。
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赤い矢印の先の凹みに居ますが分かりますか?もう少しアップにしてみます。
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同系色で凹みに隠れているので老眼では見つけるのは大変ですね。
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アップにすると大きく見えますが、体長は1cm弱です。これでも3齢幼虫でしょうか。

この木はきっと他にも居るに違いないと探してみるともう一つ見つかりました。
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この場所は少し高く地上から2m付近でしょうか。枝の分かれ目の凹凸部分でした。これも体長1cm程度です。
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結局、1時間半の探索で2つ見つかっただけですが、寒いので撤収しました。
画像としては地味でつまらない物ですが、初めてのコムラサキ幼虫探索は無事終了です。

by konty33 | 2012-02-12 23:02 | 幼虫 | Trackback | Comments(12)
2012年 02月 05日
庭のジャコウアゲハの蛹たち
2月5日
比較的暖かな静岡ですが、氷が張ったり、雪が降ったり、今週は、連日とても寒い日が続きました。
2月2日の朝は海岸近くの自宅でも車の上などは雪で白くなりました。
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さて、ミドリシジミに続いてゼフの卵を探して静岡県内中部を探索しましたが、成果がありません。
そこで、今日は自宅の庭でジャコウアゲハの蛹の数を数えてみることにしました。
まずは、昨年も同じ場所で蛹が観られた玄関前の柱の上です。(蛹1)
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家の基礎のコンクリートに今年も付いていました。(蛹2)
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玄関横のラティスにも毎年蛹をつくります。(蛹3) 向こう側に芋切り干しが干してありました。
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犬小屋の上を覆う鉄パイプの端にもありました。(蛹4)
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犬小屋の屋根の下にもついていました。画面右上です。(蛹5)  ここは昨年夏の抜け殻が3つありました。
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西側の外壁の下でも見つかりました。(蛹6)  ここは気温が上がらないので毎年羽化が遅れます。
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立てかけてあった板の裏にも冷たい西風を避けるようにありました。(蛹7)
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庭の隅に転がっていたボロのサッカーボールにも蛹が見つかりました。サッカーボールは初めてです。(蛹8)
犬(ショコラ)も興味がある?ようです。
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犬小屋の後のラティスの隙間(約15cm)にもありましたが、カメラを隙間に突っ込んで感で撮りました。(蛹9)
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全部で9個の蛹を見つけることが出来ましたがいずれも人工物です。
狭い庭ですが自生するウマノスズクサで発生したものです。
毎年秋には食草を全て食べ尽くし終齢幼虫が庭のあちこちを這い回っており、これらが蛹になったものです。
蛹の色が明るい茶色系と少し灰色系の2種類ありますが、何が違って色が変わるのでしょうか。
羽化するのは、もう少し先の4月中旬ごろでしょう。

今回の撮影に使用したのはリコーGR Digital Ⅳですが、”虫林さん” が紹介されたフィルムケースディフュザーを試してみました。
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逆光や暗がりで殆ど全てストロボを使用していますが、良い感じではないでしょうか?

by konty33 | 2012-02-05 22:39 | | Trackback | Comments(9)