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2011年 11月 28日
地上に舞い降りたブルー
11月26日
前日の夜、房総に向かって走っていました。
目が覚めるとフロントガラスはコチコチに霜が凍り、周辺の畑や草地も真っ白になっていました。
早朝は2℃ととても寒い朝でしたが、日中には日溜まりでブルー系の観察ができるはずです。

現地に到着したときは一人だけだったのですが、暫くするとお二人いらっしゃったので3人でルーミスシジミを探しました。
陽が周りに当たり出すころ、高い梢で飛ぶ姿が見られるようになり、その内に1頭の個体がヨロヨロと下りてきて灌木の繁みの中に静止しました。
左の前翅が掛けており残念ですが、半開翅もしてくれました。逆光のためストロボを使用しています。
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すると次の瞬間、飛び上がり近くの葉の上で全開翅してくれました。
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広角で周囲の雰囲気と青空を写し込んでみました。
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この時、グッドタイミングで「ヒメオオの寄り道」のhimeooさんが来られました。
これで4人になり、himeooさんらの活躍でいろいろと観察できました。

下はムラサキシジミ5頭の集団と近くに静止するルーミスです。
少し高い位置だったのでコンデジ(インターバルタイマー)+長柄(1脚では長さ不足でした)で撮影しています。
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枯れた葉がくるまった所にムラサキシジミが横になっており、すぐ横にルーミスがいるのが分かりますか?
アップで見ると下のような感じです。
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下に降りてきても開翅が見られるとは限りません。閉翅のまま逃げられてしまうこともあります。
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遂に地上に舞い降りたルーミスシジミのアップを撮影することが出来ました。
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黄色い葉の上で開翅も見せてくれました。かなり傷んだ個体でしたがそれでもとても綺麗です。
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こちら向きになったので顔のアップも撮影してみました。
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これだけ地上に降りる姿を見るのは初めてですが、気温が低いため活性が低いのかも知れませんね。
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暫く見られなくなり、もう諦めかけたときに少し高い木の上で全開翅する姿を見つけてくれました。
黄色の葉と青空、そして翅の青のコントラストがとても綺麗に感じました。
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ルーミスシジミの観察中に見つけたムラサキシジミも少しご紹介します。
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どれも少し傷んでいましたが、こちらもムラサキがとても綺麗です。


今回は、個体数が少なく苦労しましたが、皆さんのお陰で興味深い観察や撮影ができました。
現地でいろいろお世話になった宇都宮のOさん、お友達のMさん、そしてhimeooさん大変有り難うございました。

by konty33 | 2011-11-28 22:03 | シジミ類 | Trackback | Comments(20)
2011年 11月 21日
御前崎の公園散歩 ウラギンシジミなど
11月20日
大荒れの土曜日でしたが、日曜日は予想に反して良い天気になりました。
この時期、ムラサキシジミやムラサキツバメが見られる自宅近くの公園を散策してみました。
朝8時ごろ、散策路に陽が当たる前に静止している灌木の繁みを探してみるとムラサキツバメが1頭静止していました。
繁みの中なので正面からしか写せません。
触角が開いているので休眠状態ではないようですが前の葉をガサガサしても動きません。
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すぐ横ではウラギンシジミも葉裏に静止していました。
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ウラギンシジミは、ツバキの生垣に局所的(3mほどの範囲)に5頭いましたが、全部♀でした。
その内に付近に朝日が当たりだしましたが、この2頭はまったく動く気配がありません。
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少し先に進むと陽が当たってる場所でウラギンシジミが何頭か開翅していましたが、全て♀でした。
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先に進んでもムラサキ系がまったく見当たりません。
そこで、最初の場所に戻って動く気配のないウラギンシジミのいる灌木を刺激するとムラサキシジミが3頭ほど飛び出しました。
その内の1頭だけが近くの日向で静止してくれました。
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暫くするとゆっくりと開翅しました。朝日に輝きとても綺麗です。
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しかし、広角で撮影しようと近づいたら飛び去ってしまいました。

例年この時期には、何頭かのムラサキシジミなどが低いところで開翅しますが、この日は思うようになりません。
暫く待ちましたが、この日は活動を開始した後、高いところから下りてこないようなので、早々に帰宅しました。

この時期は身近な場所でムラサキ系を見るのが楽しみなのですが、今年はなかなか楽しむチャンスがありません。

by konty33 | 2011-11-21 20:23 | シジミ類 | Trackback | Comments(10)
2011年 11月 14日
神奈川でもクロマダラソテツシジミを観察
11月12日
皆さんのブログによると神奈川ではクロマダラソテツシジミの個体数が非常に多いようで一度観察してみたいと思っていました。
そこで、今年最後のチャンスと思い、神奈川までクロマダラソテツシジミを観察しに行って来ました。

前日の雨が嘘のようで、途中の富士川SAから見る日の出前の富士山と朝焼けが綺麗でした。
現地に到着するとソテツの多さにビックリしましたが、すぐに飛んでいるのが分かりました。
ソテツが多いためか暖かい気候のためか新芽がまだ多く見られ、暫く待っていると産卵が始まりました。
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普通は翅を閉じて産卵しますが、翅を開いて産卵するのも時々見られました。
ソテツの新芽には、既に所々に卵が産み付けられています。
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産卵直後は緑色で時間が経つと白くなるようです。うまく撮れませんでしたが下の写真は産卵直後のものです。
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すぐ近くで交尾も見つけることが出来ました。
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風があり、翅をたたんでしまいイマイチですが青空が綺麗ですね。
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少し伸びた新芽には幼虫が沢山いましたが、これらは成虫になれるのでしょうか?
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羽化するところを野外観察できないかと蛹を探したところすぐにでも羽化しそうな蛹が見つかりました。
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同じソテツでは、既に羽化した成虫がじっと羽根を伸ばしていました。
下の写真は2頭の成虫と2つの蛹が写っていますが分かりますか?
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ソテツの綿毛の中の蛹の羽化を撮影しようと時々見回りながら注意していました。
しかし、少し目を離した時に羽化してしまっていました。やはり野外での羽化観察は難しいです。
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先日の経験から、おそらく20~30分くらい前に羽化したのだと思います。
蛹の周りにも蟻がいましたが、羽化後の成虫にも蟻がちょっかいを出していました。

低温期型が多く見られ、付近にある色々な花で吸蜜しています。
まずは、カタバミですが、ヤマトシジミと紛らわしい画像ですね。
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ジシバリのような感じの花にも吸蜜していました。(この花は今ごろ咲くんでしたっけ?)
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ニガナのような可愛い花にも吸蜜していました。
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当然、センダングサにも来ます。くるくる回って撮影しにくかったです。
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他にも花壇に植えてあった観賞用の花にも来ていました。

こんな感じで、今シーズンはおそらく最後になるだろうクロマダラシジミの撮影を半日楽しみました。
お昼はとても美味しい魚づくしの食事をゆっくりと楽しみましたが、シーズン中にゆっくりとお店で昼食を摂るのは初めてかも知れません。
ご案内いただいた横浜のIさんには、大変お世話になりありがとうございました。

by konty33 | 2011-11-14 22:30 | シジミ類 | Trackback | Comments(12)
2011年 11月 08日
クロマダラソテツシジミの羽化観察
先週末は出張を利用して高知の室戸岬に行く計画でした。
しかし、生憎の天気となり遠征を中止したので蝶の撮影は出来ませんでした。
そこで、10月に撮影したクロマダラソテツシジミの蛹と羽化の様子をご紹介します。

10月8日とあるソテツから終齢幼虫を持ち帰ると10月11~12日に蛹になりました。
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10月21日、羽化の前日には、蛹の色が真っ黒になり翅が透けて見えます。
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10月22日、羽化当日です。羽化直前には蛹の表面が白く見え、中と殻が離れた様子がわかります。
翅の色合いから、どうやらこれは♀の様です。
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こうなると、いつ出てきてもおかしくありません。カメラを三脚に固定しひとときも目を離さず観察を続けました。
蛹が割れてから出るまでは1分程度ですから、少し目を離すと見逃してしまいます。
2頭は目を離したすきに成虫になってしまっていたのですが、3頭目は羽化するところを観察できました。
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殻から出ると翅が伸ばせる場所にすぐに移動します。
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ソテツの葉に移してやるとみるみる間に翅を伸ばします。
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10分もするとほぼ翅が伸びたようです。ゆっくりと翅を動かしながら1時間も経たないうちに部屋の中を飛び回りました。
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羽化前日になると蛹の翅部分の色で♂と♀は判別できます。下の写真は♂の場合で翅の青が目立ちます。
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この時は少し目を離した間に翅を伸ばしていました。
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寄生蜂に寄生されることもなく全て無事に羽化したので採集した発生地に逃がしてやりました。
みんな開放されて飛んで行きますが、近くのソテツの上で♀が1頭開翅してくれました。
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羽化した中に低温期型が1頭見られ、逃がしたときに暫くセイタカアワダチソウに吸蜜していました。
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追記 10月30日
静岡県西部でもクロマダラソテツシジミ♀を確認しました。
国道1号線にほど近い街中の建物の石垣に静止した個体をたまたま持っていたコンデジで撮影しました。
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近くにソテツは見あたらず、発生地は不明です。

このところ週末の天気が悪いこともあってネタが尽きてきましたので更新のペースが落ちそうです。

by konty33 | 2011-11-08 20:47 | シジミ類 | Trackback | Comments(14)
2011年 11月 04日
三重でイシガケチョウと出会う
10月29日
サツマシジミ、ヤクシマルリシジミを探して移動した先にイシガケチョウが飛んでいました。
高い木の上のキヅタ?の花か実に吸汁している個体が2頭いたので、300mm×1.4で撮影しトリミングしました。
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この木から下りてこないので叩き棒で軽く刺激してやると飛びますが、すぐに戻ってきます。
しかし、やはり高いところで吸汁して下りてきません。
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そこで、少し大きく刺激すると何処かへ行ってしまいました。
しかし、また何処からか飛んできてこんどは比較的低い木の葉に静止したようです。
近寄り探すと葉の裏に静止していました。
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アップで撮影しようと不用意に近づくとすぐに飛び出してしまいました。
少し離れたところで別個体が飛んでいるのを見たので追いかけるとまたしても葉裏に静止しました。
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先ほどの場所に戻るとセイタカアワダチソウの花穂で吸蜜している個体を見つけました。
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広角で海を背景に撮影しようと近づきすぎて驚いて逃げてしまいました。
その後も白く輝くイシガケチョウが飛び回る姿が時々見られましたが、近くには来てくれませんでした。

その後、他を見回ってからもう一度先ほどの場所に戻るとセンダングサに静止するイシガケチョウを見つけました。
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なんだかこの個体は非常におとなしくずっとここに静止していました。

付近のセンダングサにはキチョウが複数見られ吸蜜していました。
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他にはイチモンジセセリに混じりチャバネセセリがいましたが、殆どがスレ個体でその中から綺麗そうな個体を撮影しました。
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結局、移動先でサツマシジミは見つかりませんでしたが、イシガケチョウに出会えアップでも撮影できました。

by konty33 | 2011-11-04 05:51 | タテハ類 | Trackback | Comments(6)