カテゴリ:シロチョウ類( 41 )

2013年 07月 23日
ミヤマシロチョウの交尾
7月20日
平野部の暑さに耐えきれず、涼しい山へミヤマシロチョウを観察に行きました。
現地に到着し車から降りるととても涼しくて、Tシャツだけでは少し寒いくらいで良い気持ちでした。
ミヤマシロチョウの生息地に到着するとフワフワと沢山飛んでおり、すぐに交尾も見つかりました。
e0224357_2150493.jpg

朝の8時にはもう交尾しているのですね。それも何組も・・・・
e0224357_21523466.jpg

e0224357_21532382.jpg

暫く見ていると・・・交尾にちょっかいを出す♂が入れ替わり飛んできます。
e0224357_21544521.jpg


殆どのチョウがフワフワとゆっくりと飛び回ってばかりでしたが、時々フウロの花で吸蜜します。
e0224357_21562716.jpg

吸蜜時間はとても短く、なかなか上手く撮影できません。
e0224357_21575043.jpg

近くにはイボタの花も咲いており、こちらではゆっくり吸蜜していました。
e0224357_21581128.jpg

e0224357_21584218.jpg

こうしてみると圧倒的に♂が多いようです。
♀が吸蜜しているところをやっと見つけて撮ろうとすると・・・・♂がやって来て求愛かと思ったら吸蜜でした。
♀は交尾拒否の体勢で体を震わせました。
e0224357_22298.jpg

更に探し回って、なんとか♀の吸密も撮れました。
e0224357_2224195.jpg

この日もう少し時間が遅ければ、産卵も見られたようですが、一通り撮影できたので移動してしまいました。
山に登って反対側に降りてきたら、アザミに吸蜜しているミヤマシロチョウを見つけました。
ギンボシヒョウモンにも全く動じず、アザミの花の周りをクルクルと回りながら、長時間吸蜜していました。
e0224357_227303.jpg




天気も予想以上に良く、交尾も含めて沢山のミヤマシロチョウを観察できました。
この時期は、涼しい場所で観察するに限りますね。
その他のチョウの写真も少し撮れましたので、次回ご紹介します。

by konty33 | 2013-07-23 22:30 | シロチョウ類 | Trackback | Comments(8)
2013年 06月 20日
クモツキの魅力はやはりオレンジ?
6月9日
朝から快晴の絶好の天気となり、気分良く南アルプス山麓の山道を走りました。
この日の狙いは、南アルプスのクモマツマキチョウですが、期待が持てる気がしました。
前回は、オレンジの♂しか見ることができなかったので、今回は♀も見たくて再チャレンジです。
ポイントに到着すると同時にオレンジがお出迎えに飛んで来て目の前で吸蜜してくれました。
e0224357_19442952.jpg

その後も2,3頭のオレンジが飛び出して絡み合うなど贅沢な場面を何度か見ることができました。
しかし、この日は気温が高いのかすぐに吸蜜することがなくなってしまったので・・・・ポイントを移動して・・・・
雪渓の横の斜面で時々吸蜜する場所を見つけました。
そこによじ登り、待っていると狙い通り時々飛んできて吸蜜してくれました。
ストローを抜いたとき伸びきった状態がだらしなくて面白いと思いました。
e0224357_19471387.jpg

しかし、ここでも時間と共に飛んでこなくなり、またまたポイント移動です。
崖の下の方では♀が吸蜜しているようだったので、降りられそうな場所から斜面を降りてみると・・・・・
e0224357_195254100.jpg

♀を撮影するのは今年初めてですが、100mmマクロで撮影できる場所を見つけラッキーです。
e0224357_19534589.jpg

e0224357_19592374.jpg

e0224357_19593845.jpg

午後の吸蜜時間帯には、再び♂が斜面のテラスのハタザオに吸蜜するようになりましたが、300mmでやっとの距離でした。
e0224357_2025358.jpg

何処で吸蜜するか分からないので、行ったり来たり追いかけ続けて疲れはてました。
また、撮れても見下ろすような感じなので、背景が抜けるようには撮れません。
ハタザオの近くに飛んできたところの飛翔も偶然写っていました。ストローが可愛いですね。
e0224357_2043153.jpg

斜面の下から見上げて撮影した中に、背景が抜けた写真もありました。
逆光気味に透けたオレンジはとても美しく、やはり♀より♂が魅力的でしょうか。
e0224357_2081258.jpg

山奥なので帰りの時間を心配しながら、まだオレンジが飛んでいるのに帰ることにしました。
♀の産卵シーンは見られませんでしたが、既にオレンジ色になった卵をいくつか見つけることができました。
e0224357_20135370.jpg

コンデジで撮影したのですが、別の卵をトリミングしてみるとこんな感じです。
e0224357_20144734.jpg


番外編ですが・・・石灰岩質の場所に自生するムシトリスミレです。
花はスミレに似ていますが、分類的には全く違うようで、葉の表面の粘液で虫を捕らえ消化吸収するそうです。
e0224357_20231319.jpg

更に珍しいとされるホテイランも見られました。
苔の多いところに生えているようで、この花を見たくて訪れるファンも多いようです。
野生ランのなかでは美しいとされ、根元に小さな葉が1枚だけ付いているのも特徴です。
e0224357_2027094.jpg




こうして、今年の南アルプス産のクモツマキチョウ第2弾は順調に終了しました。
晴天のもと深くて高い周りの山々や雪渓の谷や滝、そして珍しい植物・・・・とクモツキ以外も十分楽しめました。
来年は、産卵と交尾・・・・・・なんて夢見ながら帰途につきました。

by konty33 | 2013-06-20 21:05 | シロチョウ類 | Trackback | Comments(8)
2013年 05月 20日
南アルプスのクモマツマキチョウを堪能
5月17日
週末は所用もあり天気も悪そうだったので、年休をとり南アルプスのクモマツマキチョウに遭いに行ってきました。
朝から快晴で風穏やかなとても良い天気で、申し分のない状況に期待で胸が膨らみます。

ポイントに到着し空気が暖かく感じるようになってくるとヤマトスジグロシロチョウが飛び出します。
いつも敏感ですぐに飛ばれてしまいますが、この時はカラマツの新芽でおとなしくモデルになってくれました。
e0224357_20351446.jpg

昨年のように、このままクモマツマキチョウが現れないのでは・・・・・・と嫌な思い出が頭をよぎりますが、
11時過ぎになってやっと・・・どこから来たのかゆっくり飛んで来て・・・突然、ハタザオに吸蜜しました。
少しピントが甘いですが、南アルプス特有の三日月紋がはっきりと確認できます。
e0224357_20393932.jpg

この時、300mmしか持っていなかったのでクモツキが近すぎてピント合わせに焦りましたが、
随分長く吸蜜してくれたので助かりました。
崖っぷちだったので背景がスッキリして良い感じです。
e0224357_20451785.jpg

長い吸蜜の後、谷の下に降りていってしまいました。
暫くするとスミレへの吸蜜も見られましたが、角度が悪い上、潜り込んで顔が見えません。
e0224357_2046526.jpg

次に飛んできた個体は、地面に静止して100mmマクロで接近しても動きません。
羽化直後で上手く飛べないのかと思っていると・・・1枚撮影してすぐに元気に飛んでいってしまいました。
e0224357_20492921.jpg


その後、暫く止まらない時間が続きましたので、少しだけ飛翔を撮影しました。
青空背景の飛翔は、実に綺麗で目に焼き付いていますが・・・・写真は辛うじて隅に写った感じです。
e0224357_20532294.jpg

背景の分からないものだけ・・・・と言うことで地面近くをとんでいるところです。
e0224357_2054161.jpg


さて、午後の吸蜜時間帯です・・・・出現してくれる確率が高そうな場所で待ちます。
すると近くの崩れやすいザレ場にあるハタザオに吸蜜しました。
まずは、崖上から狙いましたが、100mmマクロでは遠かったのでかなりトリミングしてあります。
e0224357_20551164.jpg
e0224357_20553286.jpg

少し、風も出てきたので、じっくりピントを合わせて撮影できません。
風が強くなると翅を折りたたんでオレンジが見えませんが、それでも必死に吸蜜しています。
風で揺れるので連写してピントの合っているものを選びました。
e0224357_2115482.jpg

ザラザラと足場が崩れてしまう斜面で待っていると・・・また飛んできました。
しかし、足場が悪いので身動きとれずなんともなりませんでした。
その後も1度チャンスがあり、300mmで撮りましたがそよ風でも蝶が揺れてピンボケ写真の量産です。
e0224357_2058562.jpg

同じシーンですが、翅の角度などで感じが変わりますね。
e0224357_20591156.jpg


この他には、スジボソヤマキチョウ、キベリタテハ、テングチョウ、ミヤマセセリなどが見られました。
最後に、この時期に咲くシナノコザクラを・・・石灰岩質の岩場に咲く絶滅危惧種の高山植物だそうです。
e0224357_2145058.jpg




翌日は、朝から所用があったので、早めに帰途につきました。
今年は、一発でオレンジを決められて良かったです。
次は♀も・・・と行きたいところですが、今週末は所用で行けそうにありません。
平日にも拘わらず、ご一緒させていただいた皆さんありがとうございました。

by konty33 | 2013-05-20 21:22 | シロチョウ類 | Trackback | Comments(28)
2013年 04月 24日
雨上がりのツマキチョウ
4月21日
この日は、前夜から本降りの雨でしたが、昼頃には雨が上がり陽が射してきました。
そこで、たまには近所でツマキチョウでも探してみようと出かけました。
途中で、藤の花が沢山咲いているところがありました。早くも満開になっていて綺麗でした。
e0224357_2174047.jpg

道路脇の小さな草地を飛んでいたツマキチョウ♂を見つけましたが例によってこの蝶は静止しません。
暫く見ていると陽が雲に隠れたときやっと静止してくれました。
e0224357_20491769.jpg

陽が射すとまた飛び出し、急に吸蜜タイムになったようです。
しかし、飛び立つ瞬間に1回シャッターを押しただけで、立ち入り禁止のフェンスの向こうに行ってしまいました。
e0224357_2053675.jpg


暫くするとどこからともなくツマキチョウ♀がやって来て休耕田の上を飛んだりとまったり繰り返しているのを見つけました。
近づいて良く見るとカラスノエンドウに吸蜜していました。
e0224357_20584618.jpg

e0224357_20592049.jpg

♂は綺麗で絵になりますが、♀は地味なのでもう一つな感じですが、好きな蝶です。
吸蜜をした後はタネツケバナにお尻を曲げて産卵を繰り返していました。
e0224357_2152832.jpg

e0224357_216187.jpg

産卵の合間にはまた吸蜜します。
e0224357_21122514.jpg

土手には、オオイヌフグリ、カキオドシ、スミレ、ヒメジオン、タンポポ、菜の花など様々な花が咲いていましたが、
休耕田の中には、タネツケバナとカラスノエンドウ以外の花がなく同じような画像の繰り返しです。
e0224357_21124192.jpg


この個体が何処かへ飛んでいった後も何頭か飛び回っていましたが、撮影させては貰えませんでした。
でも、陽が曇に遮られるとパタッと飛ばなくなります。休止モードになるとこんな感じで動きません。
e0224357_2122378.jpg

吸蜜していた個体もこの通りで、日差しがかなり影響する様ですね。
e0224357_21232538.jpg


♀の画像が多いですが、こうして1時間ほど楽しめたので満足して帰宅しました。
たまには、遠征を止めて近場で過ごすのも悪くないかと考えさせられた週末でした。
でも、今週の金曜の夜からは、きっとギフチョウ探してどこかへ遠征します。(笑)

by konty33 | 2013-04-24 21:41 | シロチョウ類 | Trackback | Comments(12)
2012年 08月 30日
ヤマキチョウの♀を求めて
8月26日
前週もヤマキチョウを撮影しましたが、個体が少なかったので雌♀は十分に観察できませんでした。
そこで、今回は個体数の確認に加えて、♀の撮影を目的にヤマキチョウを探して歩きました。
いつもよく見られるポイントを丹念に探しますが見あたらず、少し違うところで♀を見つけることができました。
e0224357_2132884.jpg

この♀は、明らかにアザミに吸蜜したがっており、離れる様子もなくすぐに戻ってきました。
e0224357_2132473.jpg

例によって、逆光狙いの同じような写真の量産です。
e0224357_21334568.jpg

近寄れる時は、思いっきり近寄ってみました。
e0224357_21343040.jpg

これだけ近寄れると広角でも行けそうです。
e0224357_2135547.jpg

写真が、全部チョウの右側からの撮影ですが、左後翅下部が少し傷んでいたのでこうなりました。
e0224357_21361129.jpg

この個体が良いモデルになってくれましたので、満足してしまいました。
しかし、個体数の確認のためもう少し頑張って探索すると更に1♀2♂を確認できました。
歩き回って花の近くに行って確認しないと吸蜜が長いので飛翔を待っていても見つかる確率は低いようです。

ヒョウモン類は、随分と翅の傷みが激しくなり、個体数も少ないようでした。
しかし、日陰では新鮮なキアゲハも吸蜜しており、カラスアゲハも見られました。
e0224357_21465263.jpg

この場所ではスジボソヤマキチョウを見かけたことはありませんが、少し離れたところでは見られます。
面白いですね。棲み分けしているかの様でした。
e0224357_21532011.jpg



2時間程度の探索でしたが、なんとか複数のヤマキチョウに出会えたので良かったです。
あとは、この地の発生木の確認など課題は残りますが、この広さで探すのは難かしそうです。

by konty33 | 2012-08-30 22:03 | シロチョウ類 | Trackback | Comments(6)
2012年 08月 28日
ヒメシロチョウの透けた翅
8月25日と26日
この週末は、夕方と朝の2回にわたり信州のヒメシロチョウを観察しました。
例年は夏型を8月初旬に撮影するのですが、今年は少し遅めのこの時期になってしまいました。
各種高原のタテハを観察した日の夕方に、ヒメシロチョウの生息地に移動しました。
e0224357_20394168.jpg

人家や畑の周囲で場所を替えては生き続けるようですが、この小さな荒れ地では個体数が多いようです。
食草のツルフジバカマに吸蜜する姿も見られました。
e0224357_20444521.jpg

お見合いをするような求愛行動も何回か見かけました。
♂は積極的には行かないようですが、♀は翅をばたつかせて拒否しているように見え交尾は成立しませんでした。
e0224357_20474257.jpg

産卵するところも観察できました。逆さまになってお尻を丸めて産卵します。
e0224357_20492023.jpg

この場所では、よく静止してくれたので色々な場面が撮影できましたが、翅表も偶然・・・。
e0224357_2053518.jpg


この日は、これくらいにして・・・・ 翌朝、夜露をまとった様子を見たくて再訪しました。
ルッキングではなかなか見つからず、結局飛ばしてしまいましたが、少し露がついた姿を見ることができました。
e0224357_20544192.jpg

朝日を浴びての逆光も綺麗でした。
e0224357_20564035.jpg

先に水滴がついたスギナが朝日に輝き綺麗でした。
e0224357_20574528.jpg

シロツメクサには、2頭がお見合いしていました。
e0224357_20584744.jpg


本当に小さな荒れ地で、弱々しく飛翔する姿を見ていると儚さを感じました。
適当に草刈りを行う場所が、食草の育成には必要なようです。
いつまでも、この環境が残されていくと良いのですが・・・・。

by konty33 | 2012-08-28 21:13 | シロチョウ類 | Trackback | Comments(6)
2012年 08月 23日
高原のヤマキチョウは健在でしたが・・・
8月19日
朝から良い天気なので、信州の高原のヤマキチョウ生息地に向かいました。
春には沢山の個体が見られた場所ですが、殆ど見られません。
たまに遠くで姿は見れど元気に飛翔し、すぐに見失い写真にはなりませんでした。

そこで、午後は、信州でも違う高原にヤマキチョウを探しに行ってみました。
広い草原の中にアザミの花が咲いており、その周りをヤマキチョウの♀が飛んでいるところに遭遇しました。
慎重に近づき遠目から200mmで撮影しましたが、それ以上近づくと敏感に逃げてしまい戻ってきませんでした。
e0224357_1991298.jpg

すぐ近くで、♂も吸蜜しているのに気づきました。この蝶は、吸蜜に夢中である程度近づけそうです。
e0224357_19121481.jpg

順光では綺麗な黄色が飛んでしまうので、反対側に回り込み逆光気味に翅を透かした写真を狙ってみました。
e0224357_19225519.jpg

よほどお腹が空いていたのか飛んでもすぐに近くのアザミに止まって良いモデルになってくれました。
e0224357_1926866.jpg

しかし、このアザミの周りにはススキなどがあり、それらをなんとかしないとゴチャゴチャしてしまいます。
e0224357_19264285.jpg

慎重に手前のススキをどかしながら、出来るだけスッキリした背景になるように気を使いました。
e0224357_19283916.jpg

しかし、どうしても汚いアザミの枯れた花がバックに入ってしまいスッキリしない絵になってしまいました。
それでも、透けた翅はほぼ狙い通りに撮影できました。
更に広角で撮影できないかと近づいたら、飛ばれてしまいアザミには戻ってきませんでした。
逃げ飛んで止まった先は、草原の葉裏で、こんな感じでじっと隠れてしまうのです。
e0224357_19324637.jpg

広い草原で、こんなところに静止されては、いてもなかなか見つかりませんね。
近くまで行くと逃げますが、また近くの葉裏に静止していました。

この近くでは、ヒョウモン類も結構いましたが、特に新鮮で綺麗だったのはウラギンスジヒョウモン♀でした。
草原の真ん中より、林縁の日陰が好きなようです。
e0224357_19384346.jpg

アザミでも良く吸蜜していました。
e0224357_19391952.jpg

やはりミドリヒョウモンが多いのですが、メスグロヒョウモン、クモガタヒョウモンなどもいました。


少なくなったのか探す場所が悪いのか、1日がかりでやっとヤマキチョウを撮影できた感じです。
もう少し多くの個体に囲まれて楽しみたいところですが、個体数が少なく物足りなさが残ります。
でも、今年もなんとかヤマキチョウが撮影できたし、他にもそれなりの成果があったので良しとしましょう。

by konty33 | 2012-08-23 20:40 | シロチョウ類 | Trackback | Comments(14)
2012年 07月 30日
南アルプスのミヤマシロチョウなど
7月28日
このところ平野部はとにかく暑く、涼を求めて高いところに足が向いてしまいます。
北アルプス、八ヶ岳も考えたのですが・・・・結局、人混みを避けて南アルプスにしました。
現地に到着すると意外と登山客が多いので驚きましたが、早速キバネセセリが出迎えてくれました。
イケマがお気に入りのようで、何頭か忙しそうに吸蜜していました。
e0224357_19583167.jpg

ヒョウモン類やアサギマダラなどとにかく花や蝶が多いので飽きません。
しかし、本日の狙いの一つであるミヤマシロチョウは、例年より個体数が少なめです。
おまけに時々現れてもそのまま何処かに飛んでいってしまい、撮影できません。

午後になってやっと吸蜜時間になったころ、クガイソウの吸蜜を「蝶の観察日誌」のU氏に教えて戴きました。
e0224357_2083318.jpg

翅表も撮影したいのですが、半開翅しかしないので、翅をばたつかせたときに撮影しました。
e0224357_2085272.jpg

クガイソウがお気に入りのようで、ずっと長い間良いモデルになってくれました。
e0224357_20111552.jpg

この後、ヒヨドリバナに吸蜜する違う個体も見られるようになりました。
e0224357_20115837.jpg

e0224357_20121630.jpg

クガイソウには、ミヤマシロチョウの他にスジボソヤマキチョウなども吸蜜に来ます。
e0224357_201356.jpg

ミヤマシロチョウは、まだ雄♂だけで雌♀が見られず、個体数もすくなかったのでピーク前かも知れません。


ミヤマシロチョウを待つ間に、今年初見のスジボソヤマキチョウを撮影しました。
柔らかな日差しに翅が透けてとても綺麗でした。
e0224357_20192387.jpg

道沿いのクガイソウやヒヨドリバナに吸蜜する姿が沢山見られます。
e0224357_20194239.jpg

広角でも簡単に撮影できるほど吸蜜に夢中で近づいても逃げません。
e0224357_20195565.jpg



最後に、一般の登山客にもよく知られているアサギマダラです。
「何を撮っているのですか?」とよく聞かれるので、「チョウです」と答えると・・・・
「アサギマダラですか?」「先ほどいましたよ」などと何人かに声をかけて戴きました。
そんなことがきっかけで、一応撮影しておきました。
e0224357_20413624.jpg

e0224357_20414943.jpg

何頭かのアサギマダラを見ながら歩いていると行動調査用に翅に番号などが書かれた個体も見つかりました。
e0224357_20441074.jpg


最初はどうなることかと思いましたが、なんとかミヤマシロチョウを撮影出来ました。
現地でお会いした方々にはお世話になりありがとうございました。

狙いのミヤマシロチョウ以外にも沢山のチョウが見られましたので、次回も続きます。

by konty33 | 2012-07-30 20:59 | シロチョウ類 | Trackback | Comments(6)
2012年 05月 27日
南アルプスのクモマツマキチョウ再挑戦
5月26日
先週に続いて南アルプスのクモマツマキチョウを狙って行ってきました。
先回は1♂だけのため発生初期と考え、今週は適期と思い「乱舞?」を期待しましたが・・・・10時を過ぎても飛びません。
気温も天気も申し分ないのですが・・・・・・・。

あまり飛ばないので、仕方なく、卵を探してみるとすぐに見つかりました。
綺麗な卵ですね。いくつかの卵を見つけるとこが出来ました。
e0224357_13444331.jpg

100mmマクロ+リングライトで食草を痛めないように慎重に撮影しました。(かなりトリミングしてあります。)

10時ごろになって、やっと♀が飛び始めましたが全く静止しません。
仕方なく、ハタザオの近くにやって来たところの飛翔を狙いますが・・・・下手ですね。
e0224357_13405754.jpg

少しすると何処かへ行ってしまいますが、暫くするとまた♀が現れました。
しかし、フレンドリーなモデルにはほど遠く、崖下か崖上に行ってしまいます。
その内、崖上方のハタザオに来ました。遠かったので200mmで撮影しトリミングしています。
e0224357_13493145.jpg

e0224357_13503010.jpg

このハタザオに絡んだときの飛翔です。
e0224357_13514249.jpg

一度だけ、近くのハタザオに吸蜜しました。前翅の三日月紋がよく見えますが、もう少し横から狙いたかったです。
e0224357_13533968.jpg


ハタザオには、ミヤマセセリも吸蜜に来ます。体が重いためかひっくり返ってしまいます。
e0224357_13574511.jpg

e0224357_1402173.jpg

新鮮な♂がまだ結構沢山いました。
e0224357_141347.jpg



クモマツマキ♀が同じ個体かどうかはよく分かりませんが、同時に2頭は見られませんでしたから、同じ個体ではないかと思われます。
最盛期がいつだったか解らないまま、この地の今シーズンのクモマツマキは終了のようです。
この日訪れた皆さんのご意見では、今年は発生数が少なかったのだろうと結論づけられました。
なんとか、先週と今週で♂、♀の証拠写真を撮影できましたが、来シーズン再チャレンジしてみたいです。
皆さんお疲れ様でした。



帰り道、ヤマドリが道路脇を歩いていました。
e0224357_14363999.jpg

ヤマドリと言えば、柿本人麻呂の「あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む」を思い出します。
長い夜ではありませんが、クモツキに思いを寄せて待ちくたびれてどう過ごして良いか解らないkontyでした・・・・って意味が分からないですね。

by konty33 | 2012-05-27 14:40 | シロチョウ類 | Trackback | Comments(16)
2012年 05月 22日
信州のヒメシロチョウ春型 生息地の確認
5月19日(午後)
南アルプスのクモマツマキチョウを観察したあと麓に移動してヒメシロチョウを追いかけました。
この蝶はとても可愛らしいく、春型は裏翅の色合いも素敵なので、毎年一度は見ておきたいと思っていました。
ポイントに到着すると早速1頭が草むらから飛び出しました。
e0224357_20194657.jpg

いつも飛び続けてるイメージの蝶ですが、この日は、よく静止してくれました。
逆光では、翅が透けてとても綺麗に見えます。
e0224357_20211256.jpg

狭い範囲に3頭くらいがいるようで、タンポポでも何度か吸蜜してくれました。
e0224357_2023694.jpg

e0224357_20232993.jpg

ムラサキケマンでも吸蜜してくれましたが、カメラを構えて近づいた時には、ただ静止してるようでした。
e0224357_20245932.jpg

休止モードのようだったので、広角でも撮影してみました。
e0224357_20255750.jpg


産卵したそうに時々静止しては食草のツルフジバカマか確認している個体がいました。
そこで、しつこく追い続けると静止し前足を動かしながら食草と確信してから産卵しているように見えました。
産卵はお尻を大きく曲げながらゆっくりと1卵産みます。一番右の写真には産みたての卵が写っています。
e0224357_20351881.jpg

何回か撮影チャンスがありましたが、産卵の瞬間に角度を変えるので横から上手く撮影するのは難しいですね。
産卵した卵も超接写してみました。シロチョウ科の特徴的な形です。
e0224357_20375240.jpg


ヒメシロチョウは何処でもいるわけでなく、生息範囲が局地的なのでこの環境が維持されることを望みます。
今のところ、この地には比較的多くのヒメシロチョウが見られたのも嬉しかったです。

この後、夕方にシジミチョウの幼虫探しも楽しみましたが、次回にご紹介します。

by konty33 | 2012-05-22 21:06 | シロチョウ類 | Trackback | Comments(6)