2016年 09月 30日
コマツナギとミヤマシジミ
9月25日 続き
地元の河原のチョウと言えば・・・・・ミヤマシジミは外せません。
拙ブログの見出し交尾写真を掲載しているので、久しぶりにミヤマシジミも探してみました。
以前と比較し相当数が減っていますが、保全活動も進んでいるようです。
食草のコマツナギの花の上で♂♀が並んだシーンです。
(実は羽化直個体がいたので花に乗せました・・・)
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見つけた時の♀は地面近くの葉の裏でぶら下っていました。(♂も同様なので省略します)
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羽化直がぶら下がっているならば・・・・蛹殻もあるはずです。
コマツナギの枝の下の方を見てみると・・・・・ありました羽化殻です。(他にも茶色の殻が3つありました)
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次回は羽化する前の蛹が見てみたいですね。
幼虫はたいてい蟻が周りにいるので見つけ易いです。
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お尻からアンテナのようなもの(伸縮突起)が出ています。
この突起から蟻に蜜を与えながら、蟻に外敵から守ってもらう「相利共生」と言われていました。
しかし、神戸大学、琉球大学、ハーバード大学の研究チームが面白い発表をしています。
端的に言うと・・・蟻にはあまりメリットがないことから蟻は幼虫に操られている・・・・・とのことです。

突起をアップで見てみるとこんな感じです。
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この幼虫は小さめですが蟻が沢山群がっていたので分かりました。頭が花に食い込んでいます。
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枝に小さな幼虫もいました。(蟻の大きさと比較するとその大きさの想像がつきます)
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花を食している幼虫が多いのですが、葉にも食痕があり幼虫が見つかります。
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卵も沢山ありましたが今回は撮影するのを忘れていました。
近いうちにもう一度覗いてみようと思います。
成虫は少なく心配になるほどでしたが、新鮮な♀は青い紋が光り輝き綺麗でした。
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♂は擦れ個体しか撮影できませんでしたが、開翅した時の青は綺麗です。
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冒頭の♂♀は・・・・向き合って・・・・・何やらお話し中?
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他にはヒメアカタテハがアカツメクサで吸蜜していました。
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近日中に再訪し、幼虫のその後を観察したり、蛹でも探したいと思います。
また、新鮮な成虫の開翅や撮り忘れた卵も撮りたいと思います。





by konty33 | 2016-09-30 22:33 | シジミ類 | Trackback | Comments(4)
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Commented by 22wn3288 at 2016-10-01 08:30
ミヤマシジミの幼虫とアリのシーン 興味深い情況がしっかりと出ていますね。
ポイントも幾つかあるようで心強いです。
Commented by hirax2 at 2016-10-02 18:31
ミヤマシジミの青は本当に綺麗ですよね。そんな蝶が地元にいるとは羨ましいです。幼虫のアンテナも面白いですね。何か役割あるのでしょうかね。
また、下の集団ウラナミも凄いですね!はじめて見ました。
Commented by konty33 at 2016-10-03 21:46
22wn3288さん
暫く幼虫を観察していても蟻が幼虫のそばから離れません。
一般に相利共生と言われていますが、面白い生態だと思います。
ポイントは多くないようですが、継続して観察したいと思います。
Commented by konty33 at 2016-10-03 21:57
hirax2さん 
♂の翅表の青はとても綺麗ですね。
後翅の裏の青も綺麗に輝いています。
幼虫のアンテナは本文にも追記した理由があります。
糖とアミノ酸を豊富に含む蜜を出し、代わりに身を守ってもらっているのでしょうね。
ウラナミシジミの集団はこの河原で以前も見ました。
なにせ河原一面がクズに覆われていますから・・・ウラナミの個体数は半端ないです。


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