2014年 09月 10日
アワブキから見つかった幼虫たち
9月6日 続き 
午後はアオバセセリの生息情報をもとに各地を探しました。
しかし、谷間は意外と日差しが届かず薄暗く、吸蜜の場面に出会うことがありませんでした。
仕方なく幼虫探しでもしてみようと・・・・何の当てもなく食樹のアワブキを探しました。
すると・・・・何と言うことでしょう・・・
たった1本見つけたアワブキの葉先にスミナガシの小さな幼虫がいるではありませんか。
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スミナガシの小さな幼虫は、独特の食べ方で小さく刻んだ葉を綴って、先の葉脈に鎮座しています。
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この幼虫の大きさは1cm程度でよく見ないと分かりませんが、葉の綴ったものは目立つのでいくつか見られました。
谷間の暗い場所なのでシャッター速度が遅く少しブレていますが、様子はお分かり頂けると思います。
葉の上では終齢幼虫も見つける事が出来ました。
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前から見ると「ナメクジ怪獣・スミゴン」とでも呼びたくなるような形です。
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カッコいいカラーリングと形をしていると思いました。
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さて、こんな感じで喜んで夢中に撮影していたのですが・・・・・

そう言えば目的はアオバセセリでした。
下の方の枝からは見つからず、見つけやすいスミナガシの食い跡だけが目にとまります。
そんな中で、遂にアオバセセリの巣を見ることが出来ました。
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2齢くらいの小さな幼虫で、葉先が丸く綴った巣になっていましたが、開かせてもらいました。
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こんな小さなうちからボーダー柄なんですね。

谷間に咲く花は少なく・・・・こんな感じのアオバセセリの吸蜜が見たかったのですが、
見つけたのはヒメキマダラセセリでした。
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この時期にアオバセセリの成虫が吸蜜するとの情報をもとに各地を探索しましたが、残念ながら成虫はダメでした。
しかし、代わりに今年2回目のボーダー柄の可愛い幼虫を見ることができ喜んでいます。
おまけに独特の形のスミナガシの幼虫まで見られるとは思っていませんでした。
暫くしたら再訪し、蛹なんかも探してみたいと思います。

by konty33 | 2014-09-10 22:27 | セセリ類 | Trackback | Comments(4)
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Commented by みき♂ at 2014-09-11 04:21 x
こんにちは。
スミナガシ&アオバセセリの幼虫たち、羨ましいです。
まだ見たことがないので、近々気合いを入れて探しにいく予定です。
アオバセセリ幼虫、小さなうちからこんな姿なんですねえ。
Commented by konty33 at 2014-09-12 12:46
みき♂さん 
それぞれ特徴的なこの2種類の幼虫は、以前から探してみたいと思っていました。
スミナガシは今回初めて見ましたが、予想通りの興味深い格好だと思いました。
小さくても特徴がよく出ていて面白いですね。
成虫が確認されている環境でアワブキさえ見つかれば、見つかると思います。
Commented by 上前 at 2017-06-14 23:22 x
私も蝶が好きです。スミナガシの餌でもあるアワブキを探しています。豊中市や十三、兵庫県の宝塚市の川沿いにあるそうなんですが、どこを探せば見つかるのでしょうか?
また、花の色はどこを中心に見ればいいのでしょう>
Commented by konty33 at 2017-06-15 22:34
上前さん 
アワブキはどこでも沢山自生しているとは限りませんが、
谷間の林道などで注意深くして見てみると意外とあると
思います。私は静岡ではないので豊中や宝塚と言われても
分かりませんが、スミナガシやアオバセセリが見られる
地域なら必ずどこかにあるに違いありません。
葉の大きさや形が特徴的なので慣れると探しやすい木です。
谷間の日陰に生育する場合は花はあまりつけないかもしれません。


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