2014年 08月 21日
信州の高原でヤマキチョウに興奮
8月13日 続き
この時期になるとヤマキチョウの姿を見ない訳にはいきません。
この日は天気が回復したので絶好のチャンスと思い、例年とは違う場所で探索しました。

ヤマキチョウはアザミに取り付くと夢中で吸蜜しますが、ここはアザミが少なく1カットのみ。
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コウゾリナが圧倒的に多かったので、こちらは沢山撮影できました。
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逆光で撮れると美しいと思うのですが、日差しが弱めだったり角度が悪かったりで上手くいきません。
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逆光気味には撮れるのですが・・・・思うような角度では止まってくれず・・・・難しいですね。
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コンデジを使用してシラカバを背景に広角も撮れました。
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オトギリソウにも吸蜜するのですが、撮影機会は少ないです。
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そのうちに雲が多くなり、吸蜜モードから休止モードに急変です。
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何回驚かして飛ばしても他の葉裏に隠れてしまいます。
ここまでは♂ばかりでしたが、♀を探すと曇り空の下でも吸蜜してくれました。
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オニユリに吸蜜しろと願ったら・・・・意志が通じたようでした。
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しかし、流石に曇り空が続くと♀も休止モードになってしまいました。


場所を移動したら天気が回復し、そこでもヤマキチョウを見ることができ驚きました。
♀を追いかけるように飛ぶ♂です。
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トリミングしていますが、♂は♀の上に乗るようになったので交尾するかと思いましたが・・・・
♀はお尻を上げて求を愛拒否しているようです。
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こんなシーンを目の前で2回も見ることが出来ました。
目の高さを♂♀が暫く飛んでいましたが、♀がいきなり下草に降り、そこへ♂が上から乗りました。
下の写真は、この状態で暫く静止していた珍しいシーンです。(100mmマクロでほぼノートリ)
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♂も♀もこの後どうしていいのか困ってしまい、固まっているように感じました。
当然かもしれませんが、交尾には至りませんでした。
ここでもユリの吸蜜が観察できましたが、ボタンズルの吸蜜は初めて撮影しました。
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8月11日 続き
さて、以前ヤマキチョウの幼虫を紹介しましたが、蛹の探索にも注目しておりました。
幼虫を観察した場所で、遂に蛹が見つかりました。
しかも、翅の模様が浮き出ているではありませんか。
翌日(12日)に羽化するのではと雨の中見に行きましたが、羽化しませんでした。
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もう一つ蛹が見られましたが、こちらはまだ模様が見えませんね。
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結局、羽化シーンは見ることが出来ず残念です。



今回は初めての場所(しかも2箇所)でヤマキチョウの成虫を見ることができ、その美しさを堪能しました。
通常の吸蜜シーン以外に、珍しい求愛シーンの写真も撮れたので大変満足するとともに興奮しました。
羽化しそうな蛹も見つかったので、羽化シーンが見られれば完璧だったと思います。
次回はヤマキチョウを堪能した帰り道での出来事をご紹介します。

by konty33 | 2014-08-21 21:35 | シロチョウ類 | Trackback | Comments(10)
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Commented by maximiechan at 2014-08-21 22:08
凄過ぎます。
全部で何匹出会えたのでしょうか。
翅の模様が浮き出た蛹圧巻ですね。
毎日でも様子を見に行きたかったことと思います。
とにかく素晴らしいです。
Commented by fanseab at 2014-08-21 23:36
2-3目の個体は外縁の赤褐色が極めて発達し、かつ亜外縁の
赤褐色小斑点列が目立って別種のような雰囲気が出ていますね。
交尾拒否シーンもムチャ鮮明で素晴らしく、最後の蛹画像も
これまた涎が出る絵です。相当個体数の多い場所でないと、
蛹や幼虫の発見は難しいでしょうね。
Commented by 浅間の煙 at 2014-08-22 08:19 x
初コメで失礼します。
朝からこんな素晴らしいヤマキチョウの画像を沢山見られて目が覚めました!
何度も足を運んで、幼虫、蛹、求愛シーンを見事に収められた事にヤマキチョウファンとして敬服いたします。
Commented by kazenohane at 2014-08-22 09:04
ヤマキチョウ、充実した内容ですね。
どれも美しい画像ばかりですね。
私もそのうち、ヤマキチョウをアップしようと思っていますが、
あまりにも見事な画像を見せられ、出しにくいですね(^^♪

Commented by 22wn3288 at 2014-08-23 08:57
綺麗なヤマキチョウたちですね。
居る所には居るものだと感心しました。
求愛シーンも貴重ですね。
Commented by konty33 at 2014-08-23 21:26
maximiechanさん 
数は分かりませんが撮影には不自由しないくらいいてくれました。
幼虫は沢山いても終齢になまでに全部食べられてしまうようで、蛹を見つけるのは大変でした。
透けて模様が見えても、触覚が黒くならないとまだ羽化しないようです。
近くの場所なら毎日でも通いたいですね。
Commented by konty33 at 2014-08-23 21:35
fanseabさん 
個体の違いはいろんな見分け方があるんだと感心しました。
kontyは2,3枚目の個体はスジボソのようにつま先が尖って見えると思いました。
いずれも新生蝶ですから、まだ羽化して間もないと思います。
これまで成虫も見たことがない場所なので、決して個体数が多い訳ではないと思います。
たまたまこのクロツバラだけが、今年は集中して産卵たようです。
Commented by konty33 at 2014-08-23 21:40
浅間の煙さん 
ご訪問有難うございます。
ヤマキチョウの専門家にお褒めの言葉をいただけるとは、嬉しい限りです。
今年は、いろいろな他の蝶を諦めてヤマキチョウに注目しておりました。
ヤマキの生息地は家の近所にはないので、浅間の煙さんが羨ましいです。
Commented by konty33 at 2014-08-23 21:47
kazenohaneさん 
いつも吸蜜シーンが撮れれば満足していましたが、今回はラッキーも重なりいろいろと観察できました。
蛹が見られたのが嬉しかったし弾みがつきました。
少しだけヤマキチョウのことが分かりかけてきたので、来年は効率的に観察できたらと思います。
Commented by konty33 at 2014-08-23 21:51
22wn3288さん 
スジボソヤマキとは一味違った質感で、とても綺麗でした。
個体は複数頭いましたが決して多い訳ではありません。
吸蜜時間帯は、暫く吸蜜が続きますから沢山いなくても撮影には不自由しません。
求愛はたまたま運よく見られたのだと思います。


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