2013年 10月 07日
カバマダラの発生確認
10月5日
台風で週末はダメだと思っていましたが、予想外に良い天気になりました。
神奈川県で発生したカバマダラが静岡県内でも見られるとのお話をお聞きし見に行ってきました。
ガガイモ科のフウセントウワタを目当てに、その周りを探してみるとジッと佇むだけのカバマダラ♀がいました。
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陽がささないせいか、驚かせない限り殆ど飛びません。こちらは擦れた♂かな。
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2010年に発生したときは凄い数でしたが、今回は数頭しかいませんでした。
数が少ないながらフウセントウワタには幼虫もいました。
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卵も探してみると・・・葉の裏からいくつか見つかりました。
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そうこうしている間に、陽が射すようになり成虫の活動が少しだけ見られました。
吸蜜はこの1回だけで、産卵や交尾は見ることができませんでした。
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今回は個体数が少ないながら、発生を確認できました。



早々に確認を終え、県内のもう1箇所の発生状況も確認に行きました。
県中部のそこでもフウセントウワタがありました。
畑作業の方に伺うと前日までは飛んでいたとか・・・しかし、採集者も来た後のようで成虫は見つかりませんでした。
そこで、発生の証拠にと幼虫を探しました。
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ここでも卵が見つかったので、今度はTG-2で拡大し少しトリミングしてみました。
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更に、MP-E65で超接写してみるとこんな感じです。
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カバマダラの発生が県内のかなり離れた2箇所で確認できました。
畑の持ち主の方に伺うと、フウセントウワタを収穫するときに出る白い液体が眼に入ると角膜を痛めるし、
お金にもならないので最近は栽培者が減っているようです。
この蝶の飛来を楽しみにしている人にとっては残念な話にも聞こえますね。

by konty33 | 2013-10-07 22:49 | タテハ類 | Trackback | Comments(12)
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Commented by HOUNOKI at 2013-10-08 08:37 x
おはようございます。
静岡県でカバマダラが発生したんですね。
食草がフウセントウワタですので、
定着するのは難しそうですね。
石垣島でも、そんなに広く分布しているわけではなく、
この植物が植えられている付近にいるだけです。
撮影し辛い蝶です。
興味本位ですが、静岡県のこの蝶を、いちど見てみたいですね。
Commented at 2013-10-08 09:38 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by konty33 at 2013-10-08 21:56
HOUNOKIさん 
本場の石垣島でも局所的なんですね。
食草のフウセントウワタの近くからあまり離れない様子なので、南の島から飛んできたとは信じられない感じです。
でも、こんなハプニングは大歓迎で、時々こうした事が起こるのを楽しみにしています。
Commented by konty33 at 2013-10-08 21:58
鍵コメさん
承知しました。成果を楽しみにしています。
Commented by 22wn3288 at 2013-10-08 22:13 x
カバマダラ 綺麗ですね。
卵や幼虫も撮影されていて、何時もながら感心しています。
各地に広がりそうですか。
Commented by konty33 at 2013-10-09 12:58
22wn3288さん 
今回は新鮮な蝶の写真が撮れなかったこともあり、幼虫や卵にも着目してみました。
時期的にもこれ以上広がったり増えたりはしないかもしれませんが、幼虫もいたのでもう1回期待できそうです。
知られていない場所で密かに発生しているケースも考えられますね。
Commented by naoggio at 2013-10-09 17:40 x
そちらでは何カ所かで発生が確認されているようですね。
こちらではそれほど拡散はしていないみたいです。
和歌山、静岡、神奈川・・・とくると
今年は放蝶ではないような気がします。
3年前の神奈川もそうでしたがフウセントウワタですと写真の雰囲気が一味違って面白いですね。
Commented by Akakokko at 2013-10-09 18:55 x
大きな幼虫なので次の羽化も期待できそうですね。
横浜のポイントでは、幼虫はみんな持っていかれてしまい、撮ることが出来ませんでした。
Commented by konty33 at 2013-10-09 21:20
naoggioさん 
取りあえず2箇所で確認できましたが、いずれも数が少なくあまり良い写真が撮れませんでした。
そちらでは1箇所でしょうか。とても良い感じの写真が撮れて羨ましいです。
放蝶でないとすると・・・こんなに食草に執着している蝶がどうやってきたのか知りたいです。
Commented by konty33 at 2013-10-09 21:23
Akakokkoさん 
幼虫は大きなものもいましたから、誰かが持ち帰らなければもう1回期待できるかな・・・と思っています。
そちらでは持ち帰ってしまうのですね。こちらでも皆さんにポイントが知れ渡るといなくなるんでしょうね。
今回は、まだ蛹を見ていないので、また行って確認してみたいです。
Commented by cactuss at 2013-10-09 22:41
そちらでも発生しているんですね。いろいろな場所で発生しているということは南から飛んできたのでしょうか。
おおきな幼虫がいるんですね。卵の接写もさすがです。
TG-2の超接写は望遠側にして撮影するのでしょうか。
Commented by konty33 at 2013-10-10 23:07
cactussさん 
こちらでも少数ながら発生が確認されています。
もし南から飛んできたとすると随分前に飛んできたことになりますね。
産卵して、増殖して更に産卵して大きな幼虫になっているわけですから
台風の到来時期とは会わないのでは?と不思議に思います。
TG-2は、ぶれない範囲で少し望遠側にして撮影していますが、この卵はピントが合いにくい感じでした。


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