2013年 03月 28日
ベニモンカラスシジミの幼虫探索
3月23日
静岡西部(北遠)のギフチョウを見に行った午後のことです。
昨年もこの時期に見に行ったのですが、どうしてもベニモンカラスシジミの様子を確認したかったので南信に足を延ばしました。
このベニモンカラスシジミの生息地は、ここ何年か見てきましたが毎年環境が悪化しておりとても心配です。
食樹のクロウメモドキは既に新芽を吹いており、まず、卵を探しましたが孵化した後でした。
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卵は1つか2つずつ産みつけられています。
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中には黒くなって孵化できなかった卵もあるようです。
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さて、孵化したなら幼虫がいるわけですが、探しても見つけにくいですね。
ウラゴマダラシジミの幼虫を探す要領で良いと思うのですが・・・・
すると既に2齢になった幼虫を見つけることができました。
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幼虫が見つけられる様になったので、観察力も多少向上したでしょうか。
いくつかの幼虫を見つけられたのは嬉しかったです。
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新芽には、確かに食痕が見られますが、2齢ともなると移動距離も長くなるのか卵や食痕の近くにいるとは限らないのです。
この上の写真は、全て気軽に撮影できるコンデジ(リコーGRDⅣ)によるものですが、デジイチ(7D+MP-E65mm)でも撮影してみました。
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この日は、時間がない中でも目的のベニモンカラスシジミの幼虫が見られたので、遠くまで足を運んだ甲斐がありました。
すぐに薄暗くなってしまいあまり探索が出来ませんでしたが、あちらこちらの環境悪化も凄まじい状況です。
今のところ細々と命を繋いでいますが、環境保全とこの種の保護の必要性を強く感じました。

成虫が羽化する前にももう一度くらい状況確認に行ってみたいと思います。
いつまでもこの蝶の姿が見られると良いですね。

by konty33 | 2013-03-28 20:35 | 幼虫 | Trackback | Comments(8)
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Commented by cactuss at 2013-03-28 21:04
見事にベニモンカラスシジミの幼虫を見つけましたね。もう2令になっているんですね。
孵化は結構、早い時期なんですね。あるいは今年は急に暖かくなったので、早かったのでしょうか。
Commented by ごま at 2013-03-28 22:33 x
素晴らしいですね。流石です。
何時かこの目で見たいものです。
Commented by 22wn3288 at 2013-03-29 08:03 x
卵も幼虫も発見、おめでとうございます。
よく見つけられましたね。
幼虫が意外に? 綺麗なのですね。自然にマッチしています。
Commented by konty33 at 2013-03-29 12:47
cactussさん
クロウメモドキの芽吹きは、イボタと同じで意外と早いので孵化も早いようです。
冬場は雪が心配で行けませんでしたが、春になると一気に孵化するのでしょうね。
昨年よりやや早い感じですが、2齢以上でないと幼虫を見つけるのは至難の業ですから、ちょうど良かったかもしれません。
しかし、昨年たくさん見られたスジボソヤマキチョウの卵はまだありませんでした。
Commented by konty33 at 2013-03-29 12:51
ごまさん 
成虫がすごく少ないので、この蝶の生態や生息場所が気になっています。
山のどこかでは生息しているのでしょうが、見つけやすい場所では環境破壊がすすみ激減しそうです。
早く見に行かないと見られなくなるかもしれません。
Commented by konty33 at 2013-03-29 13:02
22wn3288さん 
昨年のシーズン中などに卵は見つけていたのですが、その場所にはもうありませんでした。
でも運よく見つけられ、生息が確認できたのは良かったです。
幼虫は、カラスシジミ系の色形で、新芽の色に惑わされて卵より見つけにくいかもしれません。
いわゆる保護色ですが、枝に静止しているとやや見つけ易いです。
Commented by himeoo27 at 2013-03-31 12:52
成虫もまだ見ぬ幻のチョウの1種です。
従って、そのうち逢えたら嬉しいです。
Commented by konty33 at 2013-03-31 18:44
himeooさん 
成虫を撮影している人は多いですが、数は少なく出会えないことも良くあります。
地味で目立たない事もありますが、発生地でも出会うのは大変です。


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