2011年 09月 24日
遠州のクロコムラサキなど
9月19日
前日には沢山のブログ仲間が関東方面からこの場所に来られたようですが、残念ながら仕事でご一緒できませんでした。
「蝶の玉手箱」のcactussさんが翌日もいらっしゃるとのことで久しぶりにご一緒しクロコムラサキを撮影しました。
まず多かったのは、ゴマダラチョウでした。
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近づいてもまったく逃げません。黄色いストローを伸ばして夢中で吸汁しています。
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違うところにはコムラサキが集団を作り始めました。(一番左がクロコムラサキ)
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真ん中の(翅裏が黒っぽくて白い帯がはっきり見える)個体がクロコムラサキです。
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狙いは、クロコムラサキ♂の翅表の綺麗な紫色を表現することです。
なかなか開翅してくれませんので、一瞬の開翅を狙って何回か撮影しましたが、角度が悪いとあまり輝きません。
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片側の羽根は綺麗な紫に輝いたのですが、思うような写真は撮れないものです。
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もう少しで全体が輝いたんですが、これももう一つでしょうか?
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少し引いて撮影した方が自然な感じがでます。
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クロコムラサキ♀も綺麗な個体が吸汁しに来ました。
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♀はご神木の回りの灌木を覆うノブドウ?にも静止してくれました。
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近づいても逃げなかったので、広角でも狙っていました。
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普通のコムラサキ♀はこんな感じなので、やはり随分色合いが違いますね。
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その内に同じような画像に飽きてきたので変わった画像を狙って、吸汁集団を逆光でも撮影してみました。
8頭ほどの集団のなかにクロコムラサキが2頭いますが、わかりますか?
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cactussさんが帰られた後、少しだけ残って見ているとコムラサキの交尾を見つけました。
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エノキの高い梢で交尾しており、風が強かったのでピンボケ写真の山の中から1カットだけ見られる写真を探し出しました。
ちょうど西に傾いた陽射しがコムラサキにあたり輝いて見えました。
三脚使用の300mm×1.4で撮影し3分の1くらいにトリミングしてあります。

この日はcactussさんともいろいろお話しでき、楽しく充実した一日になりました。
途中でウラナミジャノメも行ってみましたが残念ながら時期が遅いようで見つかりませんでした。
ツマグロキチョウも少しだけ撮影しましたので、別の機会にご紹介します。


9月23日に再訪
9月21日の浜松を台風15号が直撃したので、クロコムラサキや木々や河川の状況を確認に行きました。
ヤナギの木はご覧の通り、沢山の木が大きな痛手を負ったようです。
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クロコムラサキやコムラサキの数は減少し、どれもスレてしまい綺麗な個体は見あたりませんでした。
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台風の影響はすさまじく、川は濁流で一時的に水位が上がり河原の草木が倒れヤナギにはごみが引っかかるなど様子が激変していました。
河原の蝶たちに大きな影響を与えなければ良いのですが・・・・・。

by konty33 | 2011-09-24 18:10 | タテハ類 | Trackback | Comments(12)
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Commented by himeoo27 at 2011-09-25 17:54
黄色い模様に彩られた普通のコムラサキも大好きですが、クロコムラサキは同種とも思えぬ白を基調としたデザインも素敵ですね!
Commented by konty33 at 2011-09-25 21:39
himeooさん コムラサキとクロコムラサキは随分違いますよね。
♂は青く光るのが象徴的で別種には感じないですが、♀は全体の色合いも全然違う種類に見えてきます。
白いラインが綺麗なクロコムラサキ♀は、オオイチモンジにも見えてきませんか・・・・(笑)
Commented by senmei at 2011-09-25 22:18 x
クロコムラサキ♂の輝きに惹きつけられます。♀がオオイチモンジにも見える件、偶然ですが小生も同じ印象を持ちました。食樹も同じヤナギの仲間だし、成虫の生態にいろいろ共通点があるようにも思えます。さしずめ亜種名”カワライチモンジ”といったところでしょうか(笑)。
逆光写真の2頭、中央のお見合いしている2頭でしょうか?
Commented by cactuss at 2011-09-25 23:18
ご一緒して頂き、ありがとうございました。楽しい1日となりました。
コムラサキの集団吸汁を下から撮るのは思いつきませんでした。いい感じですね。交尾写真もすごいですね。
台風15号が浜松に上陸したので、被害が大きかった様ですね。川原の蝶にとってはこういう事は今までも遭遇していると思いますので、たぶん大丈夫だと思います。
Commented by konty33 at 2011-09-26 12:48
senmeiさん クロコムラサキをこんなに近くでじっくり撮影できたことはあまりありません。
吸汁に夢中になるとほとんど開翅してくれませんから、輝きを表現するのが意外と難しかったです。
カワライチモンジは面白いですね。♀はまさにそんな感じがします。
クロコムラサキのお見合いの2頭は正解です。
Commented by konty33 at 2011-09-26 12:58
cactussさん こちらこそ有難うございました。
今年は休日が皆さんとずれてしまいcactussさんともお会いする機会がなかったので本当に楽しい一日になりました。
交尾はもう少し早く見つけられたらと思いました。慌てて車から300mmと三脚持ってきて5分程度でバレてしまいました。
交尾時間は不明ですが、きっとcactussさんが帰るころから交尾していたように思います。
2回の台風で川原の様子は大きく変りましたが、復活を期待したいと思います。
Commented by banyan10 at 2011-09-26 22:10
クロコムラの輝きは十分に綺麗に撮れていると思います。
個人的には4枚が輝くよりも青い輝きと地色の黒の両方を綺麗に撮影することが目標です。
交尾は貴重ですね。写真でも見た記憶がありません。
Commented by konty33 at 2011-09-26 22:36
banyanさん この蝶を知らない人に説明するのにはちょうど良く、色々な輝き具合の写真が撮れたのは良かったです。
高いところで静止した個体が4枚すごく綺麗に輝いていたので、これも良い角度で撮影できたらより良かったかなと思っています。
交尾は高いところだったのでじっくり見られませんでしたが、初めての経験で嬉しい出会いです。
Commented by ダンダラ at 2011-09-27 10:35 x
クロコムラサキもいよいよ発生盛期のようですね。
こうしてみると雌もシックで良いですね。
交尾シーンは滅多に見られないと思いますが、素晴らしいです。
Commented by yoda-1 at 2011-09-27 19:48
いや~。クロコムラサキはかように翅裏でも判断できるのですね。勉強になります。
逆光の画像がkontyさんの美学が出ている感じですね。
交尾は本当にスミナガシ・キベリタテハ・アカタテハ・ヒメアカタテハ・ルリタテハなどのタテハチョウ族ではなかなか観れないと思いますが、YODAもコムラサキ交尾は初めてみたように思います。
これも大きな方が♀雌でいいのかな・・・。前肢の尖りが強い分少し迷いますね。
Commented by konty33 at 2011-09-27 22:37
ダンダラさん ちょうどピークを迎えたところで撮影できました。
しかし、その直後の台風15号がこれまで経験したことがないほどの暴風雨で一気に今シーズンが終了した感じです。
交尾でも見つかれば良いなと思っていたところで見つかったので驚きました。
Commented by konty33 at 2011-09-27 22:46
yodaさん こんなに沢山のコムラサキがじっくり撮影できることも希なので、この際じっくりと色々な角度から撮影しました。
この日のテーマはこれだけですから、他にも良い構図がないかと逆光も試してみました。
コムラサキの交尾は初めてで喜んでいますが、目に触れないところで交尾しているから見かけないのでしょうか?
大きな方が♀のようですね。


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